単に収集したのではない、偶然に見える結果だが、写真のように私はハーレイの「聖書ハンドブック」を四世代にわたって持っている。
(左の青いのが初版改訂版、赤いのがニ版、緑が第三版、右の表紙カバー(茶色)を外したグレイが2017最新版になる)
この類まれな書は1924年に、米国でたった16ページのパンフレットから始まり、毎年のように改訂増補しながら大ヒットを重ねて来た本だ。日本語版初版は1953年。私が持っている初版の改訂版は1965年もので、覚えていないがクリスチャンになって間もなく買ったようだ。
私の主観では、聖書を除いての三大信仰良書として、5世紀のアウグスティス「神の国」、15世紀のトマス・ア・ケンピス「キリストにならいて」、17世紀のジョン・バンヤン「天路歴程」がある。
しかし聖書を理解する助け手として、学術論争に走らない、健全な聖書全体の解き明かしのアドバイザーとしては「新聖書ハンドブック」はオンリーワン的な存在だと思う。常に聖書と共に携行し、疑問に思った時に即、紐解きたい必須の書である。
未だ持ってない方はこの度、新改訳2017対応版として一新された下記の新刊が現在は店頭にあり、絶対お勧めなのでぜひ入手されたい。※下記はこの紹介リンク
「聖書は神のことばである」この聖書信仰が本書の序文にあるハーレイの曾孫(ひまご)にも、世紀を超えて脈々と受け継がれていることがわかる。
ケパ