ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

老人の自覚

2016年08月31日 | 示されたこと
いよいよ明日から九月で、暦上は秋が始まるわけだ。台風一過の今日は、心なしか風も秋の気配を感じさせる。

ところで九月生まれの私が、遂に高齢者の仲間入りする日も近づいている。高齢者=老人のことでもある。日本では医療の確保に関する法律、およびそれに付随する各種法令で、65~74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者」と規定している。
つまりテニスのシングルス対決で若い人と対戦すると、これまでの親子レベルの対決から、爺やと孫との対決にシフトしていくわけだ。これは体の衰えの自覚も多少はあるが、戦意という気力の方がちょっと萎え気味にならざるをえない。とは言え、これからも「年寄りの冷や水」と言われようと、爺ちゃんは頑張って若者の壁となってチャレンジするつもりだ。

日本はダントツ世界一の高齢者国という統計が出ている。そのためか年金額も、それだけでは生きていけないレベルである。五十代になるまで体の衰えは自覚しなかった私だが、さすがに五十代の後半、特に六十代になってからの体の衰えをたいそう感じるようになった。これは個人差があるとは言いつつ、自分がなってみなければ分からない性質のものだ。

私はクリスチャンなので、肉体が衰えれば衰えるほど、天国への希望が反比例して高くなる特典がある。「国籍は天にあり」なので、本国に帰れる喜びが強くなるわけだ。天国ではこの不自由な血肉の体とおさらばして、御霊(みたま)の体という超素晴らしい永遠の体が与えられる。滅ばないので老いることなく、子孫を残す必要もないため、性もない。サタンがいないので、苦しみや悲しみ、罪なども生じない。言語は一つで、食べたり飲んだり、自由な往来も出来る。全ては自由意思で喜んで神を崇め、称えるために生きる。まさにアブラハム以来四千年、神を信じ、いのちの書に記名された人々と共に暮らすわけだ。
素晴らしい天国という神の国へ、皆さん一緒に行きましょう。 ケパ
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