ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

春・春・春な感じ

2016年03月08日 | 自然
今日は定期的に行く歯科医に出かけました。
ケパさんにとって、東京アンテオケ教会に移動した時に、祈りで導かれた歯科ですから、その歯科医の存在が今ケパさんの歯は保っていると言えます。
主が、歯科医をも用いて下さることがわかります。いつからか私も一緒に通うようになっています。
時には
こころごすぺるコンサート
に来て下さいますが、この春はどうかしら? 写真は、通りにある公園に咲いてた花、カタバミの園芸種みたい。
治療が済むと、駅近くのスープの店でランチタイム。先に写真撮り忘れてしまい、食べてる途中です。ゆったりとした店内なので気に入ってます。
今日はポイントで一人分が頂けてさらに、感謝❣️
そして今日のもう一つの目的は、新宿のこの店。入り口に春の
こころごすぺるコンサート
の大きなポスターが有りまして、嬉しいですね。
お買い物は、半額のカレンダーと、ダイアリーノートをGet。既に3月ですが、ノートは毎年3月まで書けるから平気。カレンダーも二カ月我慢するの。

今日は暖かな日で気持ちの良い外出でした。もう直ぐコートも要らなくなりますね。帰り道に香り頼りに、沈丁花も見つけちゃった。
四季のある事は恵みです。今まだ雪のある地方にもやがて訪れますね。
ドルカス



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「たといそうでなくとも」安 利淑(アン・インシュク)著・・・・私の小さなわだかまりの解消

2016年03月08日 | 示されたこと
 四十年以上前の話である。私が大学を卒業して広島に戻った頃、キリスト教書店に表題の本が並んでいて、ずいぶん厚い本だったが、買って読んでみた。内容は戦中に日本統治下の朝鮮で行われた、朝鮮人クリスチャンへの迫害を綴った証である。筆者は若い女性で、ほかの多くの朝鮮人キリスト教教役者(牧師)たちと同様に、殉教を覚悟して収監された。とくに私の心に残ったのは、監獄では聖書が許されないので、あらかじめ聖書の御言葉を徹底的に覚えたということだった。「そういう状況になったら、それしかないだろうな」私もそう思って、聖書をますます学ばなければという思いを抱いた。

 それにしても彼我の大きな違いである。この戦時下で、同じキリスト教への弾圧でも、日本ではほとんどの教派・教団が軍部の指示通り「日本基督教団」を作り、憲兵を恐れてご真影を会堂に奉り、いわば信仰を曲げて温存を図り、難を逃れた(ホーリネスなどの一部は加入せず、何人も教役者に殉教者を出したが)。しかし朝鮮ではキリスト教徒を苛烈に弾圧し、日本のキリスト教会はこれを見て見ぬふりをして助けなかった。この本にはそのことが白日の下にさらされている。日本のクリスチャンの助けを得られなかったこと、にも関わらず若い女性が死を恐れず、信仰によって立ち向かったこと‥…など。

 本を読んで間もなくである。その著者の安 利淑女史が広島にも巡回してきて、主だった教会で講演会を開いた。もちろん私も出席した。しかし、すぐに利淑女史の厳しい断定的な口調や、私たちの信仰の生ぬるさを裁いたような態度に、その場にいたたまれない気持ちになった。私としては彼女は迫害を耐え抜いた立派な信仰者なのだろうが、謙遜とは程遠い「なんという高ピシャな人なんだろう」という感じである。しかし彼女につらい思いをさせた日本人であるが故、それももろに言えなかった。たぶん私だけでなく、講演を聴いた他の多くの人も私と同じように感じたはずである。以来、その分厚いその本は誰かにくれてやったのだろう、手元にはなくなり、私の記憶にも無くなっていた。

 ところが最近この群れで「第6回白馬クリスチャンフィルムフェスティバル」というものがあって、そこでこの忘れていた「たといそうでなくとも」のショートムービー作品が上映された。久しぶりに昔のことを思い出し、またかつて自分が感じていたことを振り返ることができた。そしてわかってきた。何が?以下のことである。
 今の私は、もうかつての信仰ではない。聖霊のバプテスマを受け、Born Againした、いわばカリスマ派の信仰である。その私は今、かつての自分の信仰のようなクリスチャンに対し、あの時の安 利淑女史と同じような気持ちを自分の中に見るのである。もし、配慮もなくもろに口に出すのであるなら、まったく同様な感じになるだろう。聖霊に導かれた信仰の偉大な証人、安 利淑さんへの私の小さなわだかまりが、氷解した瞬間であった。
<参考 :下記のURLでショートムービーが観られると思います>
http://movie.antioch.jp/hcmf2016/

ケパ


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