先週広島の実家に帰省したことはお伝えしたが、家の片付けは主にドルカスがしてくれて、私は外をするのがいつものことだ。外の仕事は、1に草刈り、2に庭木の剪定、3に古家具や器具をゴミ焼却場へ運ぶための分解分別作業だ。(写真はその自宅で、庭木の選定だけでも1日がかりだ)
草刈り作業は、少なくとも500㎡、もし休耕田まで含めると家の周りだけでも1500㎡以上になるので、草刈り機のフル出場となる。そしていつも思うことだが、土地の広さはまるで<重荷>のように感じられることだ。草対応のことでである。
日本は全土で降水量が多く、海に浮かぶ美しい緑の島である。山紫水明の世界に誇る環境であって、海外に行かれた人なら誰でもわかることだ。ところがこの国では、当然草がよく生える。生える生える・・・・まったくキリがない。他国ではどんなにうらやましく思われることでも、この国では緑との戦いがつきものなのだ。
だからどんなに広い土地があったとしても、田舎育ちの私としては、まず維持管理がはたして自分にできるだろうかとすぐ考えてしまう。ドルカスも同様な経験をしていて、同じ住むなら土地付きの住まいを忌避し、アパートのような集合住宅を願う。草と戦いたくないのである。広い土地に大きな家を喜ぶのは、草の苦労を知らぬ人の発想なのかも知れない。船橋に帰ると草から開放される。そしてここが本拠地なのだ。感謝! ケパ