空気は冷たいが、晴れた青空が続くのが東京の冬だ。写真は環七の高円寺陸橋前の今日昼過ぎ。青空とわずかに浮かぶ雲。眩しい陽光。
しかし私の郷里は広島だが、山陽側からホンの20数キロ北に走れば、この時期、いつも重く暗い雪雲がのさばり、陽は稀にしか照らさない。だから、広い地域が晴れる関東は、もうそれだけで「いい!」
天候が憂鬱だと、暮らす場合、ただ耐えるしかないので、忍耐強くはなるけども、心の健康に良いはずはない。他所は知らないが、郷里で自殺した友の数は、片手では足りないほどいる。
せめてキリスト教会でも近くあれば良かったのだが、町のあちこちには寺と神社ばかりで、これも半径20キロ以内は皆無だった。東京は地代が高いが、他は何でも恵まれている。人が集まるのも道理だ。


Capha 中村 from iPhone