極超でググってみると。。。
「極超音速高エンタルピー風洞」ってのがヒット。
実験装置
コントロール室
故あって、東大柏キャンパス一般公開に行ってきました。
風洞実験はマッハ7の気流を作り、衝撃波の流れを観ました。
一つめの画像は、はやぶさ帰還カプセルまわりの流れ。
普段は観れないような、研究室を回って話を聞き、スタンプラリーに参加。
時々、一般素人主婦目線の質問を繰り出して、煙に巻いて楽しみました。
「意外と答えられないもんですね。」と、同行のY画伯。
私が興味深くて分かりやすかったのは、生物物理。
(生命の根元を理解しようとする学問)
基礎研究だと仰ってたけど、これからの人類にとって、幅広い応用が期待される分野でした。
あとは、物性とかAIとか電子顕微鏡とか・・・・・
昨年のノーベル学者、梶田さんが所属するのはここ。
中は
UNIVERSO E SCEITTO IN LINGUA MATEMATICA
「宇宙は数学という言葉で書かれている」
ガリレオ・ガリレイの言葉が柱に表されている、ホール。
ここは3時になるとカフェタイムで、研究者たちが集まり、
分野を越えたディスカッションが出来るように周囲に黒板が配置されています。
機構長の部屋にも黒板
(見学ツアーの目玉)
机の上はこんな・・・
大学の先生の机なんて、皆こんなです。
お天気もよく、近隣住民だけでなく、高校生がたくさん来てて、なかなかの盛況でした。
科学に興味を持って、ノーベル学者になる人が出るかなぁ。
毎年秋に一般公開しているので、興味がある方は是非お出かけください。
食堂のメニューも、まあまあ美味しかったです。
科学者のイメージは、とてつもない根気の持ち主、です。
上手く育ちますように。
崩れたらどうなるのかな~と、山崩しをしたい衝動にかられました。
科学者の根気は、探求心と信念があるからこそなのでしょう。
特に基礎研究は。
山っ気だけでは育たない。好きこそ。。。だと思います。
新しい世界は地道な基礎研究からなのでしょう。
もっと予算が欲しいですよね。
科学者の頭の中を覗いてみたいです。私の様な凡人とどう違うのか??
基礎研究の研究費は、毎年とても苦しいのです。
最先端、流行の研究も大事だけど、損得抜きで基礎研究にお金を出してほしいです。
科学者の頭の中は、釘が一本抜けてる感じです。
他はす~~ばらしい。。。かもしれないけど。(笑)
招いてくれたことがあって、あれは面白かったなぁ。
ホネの髄まで文科系の私でも何となくワクワクする。
つい先日、若手研究者の悲惨な境遇(ポストがない、給料安いetc)の
話を読んで、日本のカガクは大丈夫かなぁと思ったけど、やっぱ研究者個人の情熱に依存するって部分も大きいんでしょうねぇ。
何に役立つのか分からない研究だって、将来のためにどう生きるか分からない。
地味でもいい、一生懸命やってる科学者に金をくれ!と言いたいです。
一般公開は、裾野を広げる意味でとても大切なイベントだと思いましたデス。
こうも人数が増えて来ると、アシモやソフィアと一緒になって、青い光を赤く変え、人間撲滅計画を実行に移すんじゃないかと密かに怯える私であります。
私は手塚治虫のロビタ止まりであってほしいと願っています。
AIの研究室も見たのですが、まだおバカさんのようで、安心しました。(笑)