行ってきました。
明後日までってこともあってか、混んでた!
場所もあるかもだけど、ぎゃー人率高し。
あれです。「に~はお」ぢゃなくて、「ぼんじゅ~る」。
目当ては応為の掛け軸。
畳敷きのスペースに展示してあったので、掛け軸の前に座って観たさ。
テレビ番組で見すぎたせいか、もうちっと明るいかと思ってた。
でも、買った「鑑賞ガイド」にもあったけど、
廓を画く場合、画全体が昼間のように明るく、女性もはっきり描かれているのが通常なのに、
応為の画は見た通りの情景だったんだろうと思わせる。
北斎をして「敵わない」と言わせた応為の美人画。
女だからこその視点があったのではないか。
北斎の富士山も興味深かった。
昔はこんな所から富士山が見えたんだなぁ。。。
構図も気になったが、面白いと思ったのは、
北斎が風景画の中で画く人物は、顔が丸い。
なんとなく、手塚治虫に繋がっていく気がした。
ほんとは運慶展も気になってるんだけど、
北斎展の混み具合にうんざりしてるくらいじゃ、運慶には耐えられないだろうな。
いいの。背中側に回って観れなくても。
本来あるべきところにおわしてる仏様を拝んでなんぼじゃ!
と、強がりを言ってみる。
11月26日までか。。。
随分と寒くなりました。
10月1日は、暑くて暑くて・・・
密林のような場所で、汗だくになりながら歩いて、
遺跡??
いいえ、ここは横浜市にある根岸森林公園。
1866年~1942年まで開かれていた近代競馬の会場=根岸競馬場の跡地で、
旧一等馬見所。
何故、こんな所まで行ったかと言うと、
これだ。
馬の博物館@根岸競馬記念公苑
昨年もやっていたのだが、
山口晃氏の画が見れる!ってあれよ。
昨年は、きっと、新作は仕上がってないに違いないって思ったのと、
足腰の具合が悪く、電車とバスを乗り継いで行く気がしなくて、
パスしてたのでした。
で、今年は晴れて、「厩図2016 完成披露」ですって。(笑)
っていう告知を新聞で見て、トークショーもやるってあったから、
応募したら当たっちゃって。。。(言い訳が長い!)
いや、実際に4倍だったらしい。
受付で、「ご当選おめでとうございます。」って言われて、
そんなに有り難いチケットだったんかいな。と思った次第。
厩図2016
斜めに組み合わせたところが、工夫の為所。
公苑にいる馬がさりげなく描いてあるのも、ポイントらしい。
(道産子のゆきちゃんだったかな。。。)
新作
白いのは描いてないんじゃなくて、何かな?と思わせるために、
左下の枠と同じで、会場の壁のリズムづくり。
(こういうこと、よくやる人なのよね。。。)
↑
と言うような話を、最前列で聞くも、
なんだか早朝家を出て、ど暑い公園を歩いた後なもんで、
お疲れが出たおばちゃんは、有り難い状況なのに、
後半、睡魔との闘いになってしまって、残念じゃった。
(言い訳の多さは、この日の山口氏を真似て。。。なんちて)
似た展開では
@青山
8月に行った石奈多の杉山君の絵を見に出掛けた。
絵は専門でないらしいが、心のままに描いた絵をインスタで公開しているうちに声がかかり、
展示会に出すに至ったのだそうだ。
繊細な彼らしい線を見ることが出来て、嬉しかった。
で、この日も、超暑かった。
外苑の銀杏並木もまだ緑
昼ご飯を定休日とかで当てにしてた店2軒に振られ、
すごすごと地元に帰り、
帰りの電車内では正体無く寝る始末。
いかんなぁ。。。
ま、寝る子は育つ。。。違うか。
乗り過ごしは無いので、それだけは偉いと言ってくれ。
なんだかなぁ~・・・な旅行記で若干燃え尽きてました。
そんなある日、届きましたよ!
お一人様の夕食@自宅で、食後にガリガリ君を食べたらば、
決して、私の好みで買ったんじゃないガリガリ君でしたが、
当たればこっちのもん!
ぺったんこの密封パックで届いたのを、
出して揉み揉みすると、ふわ~っとなって、これが何とも言えない手触り。
カプ&メイがいたら、間違いなく揉むな。
(爪を切ってないハナキチには揉ませません!)
そう言えば、2016年6月にも当たってました。
ガリガリ君、けっこう確立いいわ。
寒くなったので、また来年ね。
eチケット
チェックインカウンターへ急ぐ。
帰りは全日空とルフトハンザの共同運航便なんで、LHカウンターへ。
感じがいいって言うか、明るいドイツ人男性がやってくれて、
ここはすんなり進んだ。
いや、後から考えればすんなり過ぎた。
座席の話をしなかったのだ!
予約の時に座席決定が出来なくて、
「あとでやり直してみるか」とか、「事前チェックインの時にやるか」って思ってたのに、
旅行前からのH氏事件、DB事件、現地入りしてからのT君ホテル事件 etc.
で、すっかり忘れてて、
とどめのDB遅延で、空港に辿り着いた時には、それだけで安心しきっちゃって、
LHだって信用できないぞ!って思わなかったのだ。
手荷物検査はまあまあの混み。
この辺で、座席が決まってないことに気が付いた。
やばい!
手あたり次第、インフォメーションで聞いてみると、
「搭乗口で聞いてください」と言われる。
その後のイミグレは・・・ゲゲゲ!
ニ~ハオな方々がいっぱい。
うわぁ、長蛇の列やんけ。大丈夫か?
カウンターは4つ。
左端はクルーと赤ちゃん連れとかの優先カウンター。
右端はEU専用。
残り2つでトロトロ進む。
もっとちゃっちゃと仕事せんか!って言いたいけど、
テロも怖いからちゃんとやってもらわなくちゃね。
しかし、それにしてもかなりのタイムロス。
ボーディングタイムは17:20なのに、16時半にはなっていたと思う。
やっとこさで、イミグレを通過して、目の前には夢のDuty Free!の世界が広がって、
にこやかにキレーなお姉ちゃんやイケメンが割引券配ったりしてるのに、
「こんなとこに引っかかってる時間は無い!」
「ゲートへ急ぐぞ。」
「とにかく座席を決めないと大変だ!」
なんか、急に主従交代。
ダンナが先に立ってずんずん歩いて行く。
「待ってくれよぉ、わたしゃもぉ、速く歩けないよぉ。」
そんなに遠くないはずだ!って思ったのに、これが意地悪!
だんだん店が無くなり、
ソーセージを売る屋台とキオスク程度の店だけになった頃、
最果ての地に、ゲートZ25があったのだ。
”Z”だよ!遠いに決まってるじゃん!
で、まだ地上職員はカウンターにいない。
来るまで待って、すぐに食いついて席を決めてもらわなくちゃ安心できない。
どうも周りの様子を見てると満席な気がする。
係員来たー!
聞いたーー!
まだPC繋いでないから、待ってね。って言われたーー!
カウンターに食いついて、よそ見しないように。
他の客の応対をしないように。
後回しにされないように。。。
最後の力を振り絞って、目力使ってててて。。。。
他の職員も来て、PCが繋がって、やっとこさっとこ座席を決めてもらって。
「良かったわね。最後の席よ。」
って、当たり前だ。そりゃ、私たちの席だ!
でも、もう言い返す力は無い。
はいどうも~、ダンケシェーン。ってなもんや。
あとはゲートが開くまで、私はベンチでへたってた。
ダンナはキオスクまで戻って、義理土産のチョコを買っておしまい。
あああ~、夢の免税店まで戻る元気も時間も無かったのよ。
高級チョコとか、コーヒーとか、薬草酒とか買いたかったのに、
全部パア!
DBのバカー!LHのバカーーー!!
機内ではヤケ酒。
LHの映画、面白くね~~!
はい。これで運の尽きた旅行の記録は終わり。
次はいつ、どこへ行くことが出来るやら。
でも、今回みたいな旅でも、何とか切り抜けることが出来て、
考えようによっては、結果オーライ。
今の時代、テロや事故に巻き込まれることもあるのだから、
そういうのではなくて良かった。
と言うわけで、長々とお読みくださり、ありがとうございました。
おまけ画像
これなら軽いし、トランクに入れても邪魔にならないかと、
学会初日の月曜日にドラッグストアで買ったトイレブラシ。
結局、自分へのお土産はこれと香りのいい石鹸だけになった。
ま、断捨離世代には良かったよ。(負け惜しみ)
この画像の黒い部分の文章はこうである。
Oops, we are currently unable to provide information on your journey.
You can nonetheless use the internet.
The portal will be updated automatically as soon as the information is available.
Please excuse us for any inconvenience.
おっと、 現在、お客様の旅に関する情報を提供することはできません。
それにもかかわらず、インターネットを使用することができます。
ポータルは、情報が入手可能になるとすぐに自動的に更新されます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
Oops! じゃないよ、もぅ。
肝心な時にダメじゃん!
そのうち耳が慣れてきて、フランス人車掌のドイツ語が聞こえるようになってきた。
なんかでトラブルになって、先が詰まってるから、他の路線を使う。
ええ?マジか??
そろそろ進んでいたと思ったのに、まさかの逆走!
あれ~?さっき出発したマンハイムだよぉ。
まさか、アルザス方面へ迂回して行くってぇ?
ありえない!
どうもよく分からないが、ダルムシュタットを経由したらしい。
走ってる臨場感がある車窓。たぶんマイン川。
あぁ、なんとなくフランクフルトの街っぽい景色が見えてきたよ。
フランクフルト中央駅はどんつき駅だ。(櫛形、又は頭端式ホーム)
なので、前の列車が出て行かないと、次の列車は入れない。
また停まったよ~~。と待つこと数分。
やっと駅に入れたー!
で、次は空港を目指さなくちゃならない。
車掌を見つけたので、聞いてみると7番線へ行けと言う。
むむむ?6番線ってって書いてあるがな。
ホームにいる列車には、乗ったらイカン!とホームにいた駅員のおばちゃんは言う。
6番線:14:42発予定のICE1650は15分遅れ。
7番線:14:10発予定のICE720は45分遅れ
この時の時間は14:52
ホームにいた列車が出て行って(出発して)、次に列車が入ってきて、
どっちも空港へ行くみたいなんだけど、どっちに乗った方がいいのかて悩んで、
表示に会った6番線のに乗ったら、7番線が先に出発しちゃって、
えええーーー!外したか。
まぁ、すぐに出発したんだけど、列車の中は大荷物を持った立ってる人でいっぱい。
その中を通り抜けようとするおばはんがいて、ちぇっ!と舌打ちをしたりする。
ドアの前にはゲームに夢中の太ったガキが座り込んで、場所を取ってる。
もうね、人間性なんか吹っ飛んじゃう状況。
日本語が通じないのをいいことに、
「なんや、このおばはん。
舌打ちしたかて、皆ギューギューで立ってるんやで。
我満せいや。スイマセンぐらい言えや!」
「アホじゃないかあのガキ!この状況やったら立てや!」
何故、大阪弁になる!?
やっとこさっとこ空港駅に到着。
(時間は15時半ごろだったと思う。)
さぁ、次はチェックインだ!急げ!!
つづく