冷やし中華
今年の錦糸卵は会心の出来。
心を落ち着かせれば、ちゃんと細くなるのよ。
2014年の冷やし中華は短冊切り
母のは(2017年)卵が少し厚ぼったい
ハムじゃなくて、蒸し鶏使用
冷やし中華は彩りが大事だと思う。
次回への課題、ハムときゅうりの切り方
でも、来年になったら、またゼロからの出発かな~。
おまけ
ピアノの下でお昼寝中
やっと曜変天目茶碗に会えた。
今日は母の股関節手術後半年の定期検診日。
二子玉まで行くなら、セットで静嘉堂文庫。
今回は香合と香炉の展示&曜変
刀、挿絵本と2回来たけれど、今回が一番趣味に合った。
チマチマして雅な香合は見てるだけで嬉しくなる。
赤絵のなんか、一つ欲しいなぁ。
交趾(ベトナム)のは、それが渡ってきた交易を考えるとゾクゾクする。
阿古陀(かぼちゃ)のフォルムも楽しいし。
一人でじっくりと静かに観ていたかった。
(いや、母が話しかけるんで気が散って。。。っていうんじゃなくて、
他の方のお喋りがけっこううるちゃくて。。。)
その中に曜変は特別公開。
ガラスケースに低めに展示されてるので、中の斑紋がよく見える。
今まで何度となくTV番組やネット画像などを見てきたが、
直に見る椀の中の宇宙の深さは、想像以上だった。
そばにほぼ同じ形、大きさ、重さで作られた黒茶碗が置いてあり、
誰でも手に取ることが出来るようになっていた。
持ってみると、手の中にしっくりと納まる形。
縁に近い部分のくびれが指に納まる。
重さも重すぎず軽すぎず。
眼を閉じて、それが曜変だと思ってから目を開けて中を覗く。
そこに星ある宇宙が見えると想像する。
なんて幸せなんだろう。。。
バロン岩崎小彌太が「天下の名品 私に用いるべからず」と言ったのも頷ける。
母の次の検診予定は5月になったので、
(順調な回復。筋力も付いて、平泳ぎの許可も出た。)
秋の「明清絵画」はパスして、冬の国貞展を一人で見に来ようっと。
さて、前回のぶどうの食べかす。
<答え>
私 ダンナ
ぶどう一粒に種が1つか2つってのが分かるように並べたのが私。
ダンナは何粒食べたのか、それに種がいくつ入ってたかが分かるように、
さらに等間隔で放射状に置くことに苦心したらしい。
ダンナは「一人14粒ね」と分けたはずなのに、
ちゃかり15粒食べてるのが明らかになり、
「欲張り!」のレッテルを貼られたのであったー!
故意にではないんだろうけど、抜け目なく毎度そうなる感じ。
「いいよいいよ、ちゃんと恩返ししておくれ。」
と、恩着せがましくして、もっと大きなお得をゲットしようと企てる妻であった。
→自宅に戻ってからmy自転車のチェーン緩み修理
→草取りしてから、スポーツクラブでスイム。
さぁ、少し休憩してから夕食作ろうっと、、、と家に戻ったら、
ダンナが既に帰宅してて、慌ただしく夕食with麦茶。
漆塗アルマイトによるモザイクが大作で素晴らしい。
戦前、上野松坂屋に依頼されたものの、戦争のためお蔵入りに。
モダンな女性像がオシャレで優しい顔つき。
上野でお買い物したくなるような店内装飾を狙ったんでしょう。
太齋は出征後中国湖南省で戦死。
なにしろ37歳で亡くなっているため、作品数が少ない。
練馬区が寄贈を受けた作品と、
出身県が宮城だからか石巻文化センター収蔵の作品などで60点ほどの小規模な展示。
石巻の作品は震災で水に浸かり、それを出来る限りの修復を施してある。
そんなバックボーンを知ってても知らなくても、
漆の茶色が意外にも光や立体感、温かみを持って心に訴えてくる。
モザイクも良かったけれど、漆絵の「東尋坊」が本日のNo.1
夕日に染まった様に見える。
飛び降りたいわけじゃないけれど、いつかは訪れたい。
などと、しみじみ見入ってると、外の暑さを忘れた。
展示は明日まで。
ギリギリだったけど、行って良かった~~。