カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

蛍の光

2012-10-27 12:54:05 | 植物

ホトトギス


今年もどっちゃり咲いてます。

これだけ花が付いてると、
生花の時なんかは、蕾とか花を間引かないと形にならないんだろうと思う。
私は生き生きとした葉っぱや花を切り落として花瓶に生けるのが苦手。
せっかく咲いてるのに・・・って思っちゃう。
だから植物は好きだけど、地に咲いているのを見るのが一番好き。




と言う訳で、間引きつながり(?)


「痩せたら着るんだ!」
と後生大事にとっておいた服とサヨナラすることにした。
痩せたとしても、大きな肩パッドだったり、スカート丈が古臭かったりで、どうせ着ない。
どんなに良い生地でブランド品だろうが、ダメなものはダメ。
第一、大学入試の時のスカートってどうよ!?

面白いことに、20年前にドイツで買った上着なんかはまだ着れるし、
民族衣装っぽいから形も古くなってない。
いえ、その時は痩せてたんですよ。
それでもです。
今年はGパンにそのジャケットで外出しよう。



思い切ったのには訳がある。

先日、6月に圧迫骨折で入院してた義母が、やっとこさ退院した。
入院中、細々とダンナが帰宅時に備えて片付けをやっていたが、
いよいよ退院となると、のぼう3兄妹も、いよいよ本気になってお片づけ。

参照:お疲れの日々

で、ですね、足立区のゴミ屋敷条例ほど酷くはないけれど、
かな~りな状態だったらしく、
お洋服なんかも、オシャレ大好き義弟&アパレル勤務の義妹がごっそり捨てたらしい。
半分プロだから仕分けが早い。
本人の意見なんざ聞いてたら、仕分けは出来ない。
一定期間着なかった服はサヨナラ。
パッと見古いデザインはサヨナラ。

と言う訳で、人の家の話ばかりじゃなくて、
自分もちゃんと仕分けなきゃね。

これだけ捨てることにしたのに、まだクローゼットがすっきりしないのは、ダンナの服があるから。
来月もう1回、古着回収の日があるから、それまでに何とかさせよう。
ふっふっふ。


 


目出度い?

2012-10-27 00:34:01 | 食いしん坊

京都へ行った日は、実は24回目の結婚記念日だった。
でも平日だし、「忙しい」と言うので、
京都へ行っちゃったのである。

しかし、これではマズイとお互い思って、
ご近所フレンチのロロさんで、こっそりお祝いしたのだ。

で、この日は特別メニューのシェフ特製、ガレット・ディナー

先ずはシードルで乾杯


辛口アルコール度5%

前菜

グリルした野菜、シードルのヴィネガーソース


ルッコラの下に見えるオレンジは、バターナッツ南瓜!
おぉ!グリルしても甘味とナッツ味がする。
ソースもほのかに甘く、グリル野菜に合う合う。


ダンナは、
鮮魚のマリネ、カルパッチョ風、ハーブのオイルソースとともに


魚はイナダ (訂正しました。)
ハーブソースが硬派な感じ。(シードルのに比べて)



ガレット
ダンナのチョイスは、
生ハムとホウレン草とブルーチーズ


ブルーチーズ好きのダンナ。
感想を聞いたら、「ブルーチーズ、美味しい。」でした。

私は、
フランス産鴨フィレ肉とレーズン&ポモドノルマンディーのソース



ガレットの中に鴨とレーズン、リンゴが隠れてます。
思ったよりもあっさりしてました。

ガレットは蕎麦粉100%で作るそう。
練ったものを一晩寝かせたり、簡単ながら手間がかかってる。
端っこはカリカリっと、中央部分はもちもちっと。
美味しく焼けてました。


デザート
シュガークレープ


甘くてバターの味と生クリームでBon!
欲を言うと、グランマニエかカルバドスをドバっと振って・・・

ダンナはチョコレートクレープ



私が一番好きなクレープは、クレープ・シュゼット。
目の前でオレンジジュースで調理して、グランマニエでフランベ!
初めて食べたのはもう30年ぐらい前になるか。。。
感動したな~。

ガレットはブルターニュで食べた。
 お皿からはみ出るほど大きくて、他には何も食べれないくらいボリュームがあった。

ロロさんのはフランスの味だけど、
サイズが日本人向けかも。
こうやって、2種類(ガレットとクレープ)食べられるんだもん。
ブルターニュでは食べたくても食べられなかったので、
リベンジした気分。
江戸の仇を長崎で討つ・・・みたいな?(笑

世は満足ぢゃ。 


おかあさんといっしょ@京都 その4

2012-10-21 23:27:30 | 京都

2日めは曇りから雨。

ホテルの目の前の二条城へ行く事にした。
二条城は中学の修学旅行で行ったっきり。
あの時はな~んも分からずぞろぞろ見ただけだったなー。
「鶯張りの床」だけ覚えてるわ。

お庭の鷺も寒そう。


二の丸庭園



昨日まで見ていたお庭とは違う感じ。
池を中心とした書院庭園。
大広間から眺めたかったなぁ。


本丸御殿



雨の合間に天守閣跡に登って眺めを楽しんだりしたのだけど、
お庭など一周したら大雨に・・・

では、地下鉄に乗って、街中へ移動しましょう。

母が行ってみたかったのは、錦市場。
そりゃあ昔とは変わってしまって、観光市場っぽい。
それでも昔ながらの店構えの所があって、
ちまちまお買い物。
(漬物とか重いものは買わない。)
錦市場は屋根があるので、雨でもへっちゃら。

ひと通り見て次は、お昼ごはんに鯖寿司だ!
前回も買い物した、「いづ重」を目指します。
鴨川を渡り南座を見て、八坂神社の門が見えてきた。

角を曲がれば、そこに・・・・・・



シャッターが閉まってるやんけ!

定休日でした。



茫然自失。

母をこれ以上歩かせるのは厳しい。
でも、他に食べる所、no idea

めぼしい所があったら入るしかない。。。

で、彷徨えるold母娘は、河原町方向へ戻りながらお店を物色。
無いのよね~。。。

ところが、辻々に何だか板さんっぽい人が立っている。
お客の呼び込みをしているらしい。
どれどれ、話を聞いてみよう。

最初の若い兄ちゃんは頼りないらしく、年配の板さんとペア。
お造りと天ぷらの定食らしい。
何となくパス。

次はちょっと身体の大きなおじさん。
こちらは力強く「本物の祇園の味」「湯葉に自信あり」ってことで、
決定!!
案内してもらって、のこのこ付いて行く。
他にも4人釣れかけたが、ちょっと歩いて後ろを振り向いたら他に引っ掛かって離脱。
「あら、いなくなっちゃった。」と言うと、

「いいんです。それは縁ですから。」と、あっさりしたもの。

そして連れて行かれたのが雑居ビルの1階。
呼び込みがなかったら、絶対に分からないお店。
ほほー、ディープな感じやな。



お店の中に入ると先客が3人。
メニューは基本のランチメニューに品数を増やすと値段が上がるシステム。
とりあえず、基本のランチでオーダー。
おじさんはいろいろ話しながら、どんどん料理を出してくる。

この道40年、ここで店を構えて10年。
構想◯◯年(忘れた)、やっと完成した味。
湯葉の3日間熟成。


どうだ!!

ほほー、チーズのような食感、まろやかですな~。

次は胡麻豆腐だ。


ほんのりとした甘みで結構。

「私が揚げます!」の天ぷら
熱くても指でどんどん盛りつけるよ。


海老、1本食べちゃってます。
衣が軽くて大変結構。
海老も天然らしい。

食材は選んでます。

自慢のちりめん山椒


うちは生からちゃんと作ってます。
その辺で売ってる冷凍のちりめんから作ったのとは違う。
だからふっくら炊きあがってる。
山椒だって、選んでる。
お分けできるが(売ってる)、真空パックじゃないです。
だからふっくらして美味しい。
「どんこ」ときくらげと山椒の佃煮もある。
ちょっと味見で出しましょう。
どうですか・・・。

「あ、美味しいわ。」

そうでしょう!(自信満々)

しば漬けも、うちのは特別に漬けてもらってるから・・・・

確かに売ってる漬物とは味が違う。


ホントの祇園はこの辺なんです
一力茶屋のある方は違う。
あっちはJRAもあるし・・・云々
来年はもう無くなってるような店もあったりする。
ホントの祇園を守るために立ち上がったんです。

どうも話が込み入ってきたぞ。
ま、あっちの方に観光客がたくさん行くんで、
こっちのお店は危機感を持ってるってわけね。
昔っからの商売だけでは厳しい。


おじさん亭主はだいたい言いたいことを言って、果物を出すと、
サササーーーーーっと、また客引きに出ていかれた。
お店には奥さんが残ってて、大丈夫。

で、すぐにまた4人連れて帰ってきた。
凄腕やな。

と言う訳で、
結局「ちりめん山椒」と、「どんこときくらげと山椒の佃煮」をお土産にする。
ちょーー、いいお客さんだっと思うよ。
(これをカモと人は言ふ。)
ま、美味しく面白くいただきました。



で、デザートの果物は食べごろでとても美味しかったんだけど、
絶対に食べに行こうって二人共思ってた鍵善へGo!

注文は、もちろん!


くずきり!!



黒蜜の濃さ、味が違うのよ。
やっぱり美味しい、変わらぬお味。
甘いモノは疲れを癒すね~。

元気を取り戻した2人は、ホントの祇園界隈を歩いてみる。



た~かい仕出しお弁当の菱岩さんがあった。


ここの、すっごく豪華で美味しいお弁当なんだよね~。

、とまぁ、これで時間切れ。
地下鉄に乗って京都駅へ戻り、頼んでおいたお弁当(リーズナブル)をピックアップして、
新幹線で帰ったのでした。

今回は再訪の場所が多かったのだけど、
前を覚えてなかったり、変わちゃってたりしたので、
改めてじっくり見ることができて面白かった。

母は命の洗濯。
ハードだったけど楽しかったらしく、また行きたいってさ。
良かった良かった。



おまけ

東京駅



お疲れ様でした。

おしまい。 


おかあさんといっしょ@京都 その3

2012-10-19 21:16:51 | 京都

ホテルで一休みしてから、夕食に繰り出します。
今回は友人に紹介してもらって、
西京極の花さきさんへ
(↑訂正しました。)

ご夫婦でやっていらっしゃるお店で、
お互い初対面だから、若干緊張があったのだけど、
紹介者のFさまの話などして、少しずつほぐれていく。

吹き寄せ


秋らしいお料理をとリクエストしました。
生麩や秋刀魚寿司、飛龍頭。。。
そして柿の形の???
何なのか分からず尋ねたら、、卵の黄身の味噌漬けでした。
すっごーい!
あとで思ったんだけど、月餅の中に入ってる卵黄っぽい食感。
美味しいわ~。

お刺身

サーモン、秋刀魚、甘エビ
秋刀魚、美味しいっす♪

松茸の土瓶蒸し


出たよ、出ましたよ。
最初はそのままお出汁を楽しみ、
次は、おちょこに生酒を少し垂らしてみたり、
またその次はおちょこに1滴スダチを落としたり。
レクチャーしていただき、お味の変化を楽しむのでした。

焼き物


サーモンの間にお芋のグラタンが挟んである。
手前は万願寺とうがらし

母が普通のグラタンじゃない。。と粘り、
聞きだしたらマヨネーズが隠し味でした。
ボリュームがあって、この辺で食べられるかと不安になるも、
結局食べちゃったんだな。
生酒を少し飲んでいたのですが、
これがまた味が変化してどんどん美味しくなるし、
それはお料理もお酒に合わせて味付けられるので、
相乗効果。
母もちょびっと舐めてましたが、だんだん調子づいてきました。

天ぷら


松茸、くるくる秋刀魚、さつまいもの上に桜えび
青じそ、ししとう

秋刀魚の天ぷらって初めてです。
脂っこくなるかと思ったら、さにあらず。
衣も軽く、さっぱりといただけました。
京都の天ぷらは色白だねぇ。


温かい酢の物


鱧です。
生麩は器に合わせて今度は緑。
これがまた揚げてあるんだけど、サッパリしている。

もうギブでしゅ?
いえいえまだご飯が・・・

土鍋で炊いた栗ご飯


困ったねぇ。美味しいよ。
おこげも香ばしく、ああおかわりしたいのに、もうさすがに入らない。

お吸い物も鱧


ギブでしゅ!って思ってるのに、
カチャカチャカチャカチャ何かを泡立てる音がしてる。
どうなる?私達の胃袋は???

デザート


メロンやりんご、柿。。。なんだけどぉ、
ふわふわに泡立ってるのは生クリームじゃなくて、

メレンゲ!!

更にトッピングはなんと!!!

青のり!!!!!

驚いたねぇ。
これがまた妙に合うんだ。

で、当然別腹に入りましたとさ。

ご主人には、お料理や地元の話を伺うことが出来、
和やか~な時間を過ごさせてもらいました。

ごちそうさまでした。

Fさま、ありがとう。


これで初日終了。
ホテルに帰って沈没です。

2日めは市内観光です。

つづく 


おかあさんといっしょ@京都 その2

2012-10-19 20:43:13 | 京都


お昼を食べて英気を養ったold母娘は、
ちょっと失敗して西明寺をスルー。
戻るのも癪だし、「ま、いっか~」で先に進む。 

次は神護寺 
これが、ハードな上りだよ~ん。


頑張れ!もうすぐだ。


紅葉はまだ。


更に上がある


母は下で休憩中。
少し紅葉してるモミジあり。

前に来た時、ここでは水戸黄門のロケをしていた。
今回はご老公様一行はいないよ。

金堂

 
靴を脱いでお堂に入り、仏様や十二神将や源頼朝の肖像(模写)を見たりして、
なんやよぉ~分からんので、見仏師匠のmomさまの真似をしたりして、、、、
(真似できてないけど) 

かわらけ投げは、金堂から100mってあったので(また上り下りがきつそう)
諦めて下山。

まぁ~~~、気持よくくたびれちゃって、このまま帰ろうと思ったんだけど、
せっかくのフリー切符。
途中の仁和寺でバスを降りちゃった。

頑張るぞ!
 

静かに老化廊下を歩いて行って、
建物の角を曲がると、突然視界が開け、

バーーン!!(拡大あるよ)
 

もーーー、それはそれは美しい眺め。
うん、これは当に世界遺産だ。
しばらく廊下に座ってボーっとお庭を眺めてました。

枯山水の手入れ
 

仁和寺の門
  

というわけで、もうさすがに疲れました。
京都市内へ帰りましょう。

バスでは二人共爆睡。

あとはホテルに行って、夕食へGo!です。

つづく