今回も全画像拡大有りです。
さて、旅行書を見ると、そのレストランについて、
「オードリーヘップバーンも来店」と書いてある。
場所はエジプシャンバザールの端っこの2階。
パンデリ レストラン
小窓からバザールを見下ろすと楽しい。
確かに有名人の写真が掛かっている。
同行者 I 夫人は
「セレブのお店で食べられるなんて、夢みたい。」と喜んでいる。
いや、観光客は図々しさだけが取り柄。
他にも気楽なカッコのお兄ちゃんもいたし、大丈夫よ~。
初老の男性が注文を取りに来る。
無愛想だが、親切そうな感じ。
女性3人なので、控えめな注文にした。
お約束のパンとアイラン(飲むヨーグルト)
前菜に大ぶりのドルマ(葡萄の葉で包んだライス)
上品な味です。美味しいわ。
サラダ盛り合わせ
オリーブオイルが掛かっているだけ。
充分です。
ドネル・ケバブ
バターライスの上に乗っている。
昨日のよりやっぱり上品。
いいお肉使ってるね。
スズキの紙包み焼き
このお店のお勧め=自慢の一皿。
おおお!確かに美味しい。
味付けはシンプルなんだけど、なんか美味しいです。
どのお料理も1皿ずつ頼んで、シェアして食べましたが、お腹いっぱい。
大満足で青いタイルの階段を降り、
またショッピングという戦いに出発したのであったー。
この後、道を迷いつつ向かったのはグランバザール。
ところが、中が広すぎ!
お店を探したり、ショッピングに夢中になり、写真がありまっしぇーん。
と言うわけで、グランバザールの画像はまた後日。
つづく
2日目の夜明けです。
ボスポラス海峡へ向かう船がいっぱい。
(今回は全画像拡大あります。)
前日は19,000歩ぐらい歩いたので、
足の裏に湿布を貼って寝ました。
おかげで足に疲れは残っていません。
2日目は、女性だけ3名で旧市街のバザールを巡ります。
街の両替所で、円をトルコリラに両替。
証明書も要らないし、サクっと両替してくれます。
エジプシャンバザールの入り口
エジプシャンバザールは別名香辛料市と呼ばれているそうで、
否が応にも期待が膨らみます。
何となくアメ横チック
ここでも、
「こんニィ~ちわ」
「ニホンジン?」
「カラスミあるよ~」
「見ルダケ~~~」
などと声がかかります。
同行者 I さんがローズウォーターを探していたので、
取り敢えず一件に入ってみる。
ローズオイルとか、いろいろ手につけてもらって、
香りを嗅いで・・・・。
でも、私は香辛料の方に目が釘付け。
お店のお兄ちゃんは、
サービスのりんご茶を作ってくれながら、
日本に行ったことがあるとかで、
カタコトで日本の地名を並べます。
アサクサ、キョウト、ヨドヤバシ・・・・
何故大阪??
関空から入国したらしい。
「ネズミさん好き?」
???
また訳の解らんことを言い出す。
好きじゃないと言うと、
嬉しそうに「私はネズミさん大好き」と言う。
えええ~~!?
と驚くと、
「私の同僚はネズミさん」
???
すると、もう一人の店員さん登場。
ブルガリア出身のネズミさんらしい。
奥さんは日本人だって。
もぉ~~~、ややこしいないあ。
話も面白かったし、りんご茶も美味しかったので、
りんご茶を作るセットを購入。
小さい袋でって頼んでも、けっこうな量なので、
ホテルに帰ってから3人で分けることを相談。
(こんなこともあろうと、偽ジプロックを大量に持って行っている私)
ついでに、キョフテミックスも購入。
お肉に混ぜたり掛けたりして焼けば、即席トルコ料理だよ~ん。
あと、ドライ野菜入りスープの素もどさくさで買わされた。
ま、いいや。便利そうだし。
それなりに満足して、お互いにこやかにお別れ。
「また来てネ~~~。」みたいな?
心のなかで「一期一会だよ。」
先に進もう。
どこまで行っても似たような店ばかり。
同行者Nさんがトルコ石のアクセサリーを購入。
自分が買わないようなお買い物を、人がするのを見るのは楽しい。
(宝飾品に興味なしのワタクシ。)
ショッピングアドバイザーになった気分。
「それはお勧めだわ!」なんちゃって。
バザールの外に出ると、コーヒーの良い香り。
イスタンブール一古いトルココーヒーやさん。
行列が出来ていて、次から次へと買う人が流れていく。
お店の中も、すごい勢いでコーヒーを包んでいる。
トルココーヒーは小鍋で沸かして入れるので濃い。
私は胃がやられてしまうので、全く飲まなかったが、
香りだけ楽しめて満足。
お魚屋さんもあった!
そんなにいろいろは種類がないみたい。
またまた I さんがローズウォーターを求めたり、
Nさんがトルコらしい洋服を求めてお店に入ったりするので、
あっちへフラフラ、こっちへフラフラ。。。
それなりにいいお買い物ができたようで、良かった良かった。
そろそろお昼にしましょう。
と、一番近く=バザール内にあるレストランへ行くことにしました。
つづく
シルケジ駅から、金角湾の方へ歩いて、
海に出ると見えるのが湾を跨ぐガラタ橋。
拡大して見てね。
この橋は旧市街と新市街を結んでいますが、
2重構造になっていて、
上が道路とトラムの線路、歩道。
下はレストランが並んでいます。
(増水、津波は大丈夫なのか?とうっすら思いつつ・・・。)
新市街の上に見えるのはガラタ塔です。
ここは後日行く予定。
さて、下を歩いていくと、またまた
「こんニィ~ちわ~~。」
「ニホンジン~~?」
「サバサンドあるよ~~」
「美味しいよ~~。」
などと、行く手を塞いで声をかけてきます。
う、うざい!(笑)
最初のブロックをスルーして、
次のブロックで、旅行書に出ていた店に到達すると、
日本人観光客が暗~く食事していたので、
そこはやめて、
隣の派手っぽい所に決めちゃいました。
取り敢えず座り飲み物を頼むと、
パンとオリーブのペーストが出てきます。
ウマウマ。
ここで、マネージャーみたいな人が、
「ようこそ。あなた達の大ボスは誰だ?」と聞く。
それで、一番英語が堪能で、
1、2を争うほど食いしん坊で、
交渉力に長けたS氏を指名。
(実は、台湾旅行の時の仲間。)
すると、ドーーーン!と出てきたのは、
お魚の山!!
ドーン!(左がS氏)拡大して見る?
この人数なら、3匹チョイスするとちょうどいい量だ。
魚を説明して、合う料理法を説明。
「さぁ、どれを選ぶ!?」とキタ。
カレイ、ロブスター、スズキ、カサゴ、ホウボウ・・・
「どれを選んでも重さで値段は同じ。」
料理法は、ソテー、フライ、ブイヤベースみたいなのなど。
「刺身はできないのか!?」という外野の声は無視して、
スズキ、ホウボウ、カサゴを選ぶ。
前菜もこれらから選べと出てくる。
豆とか酢漬けとか野菜っぽいのを選んで、
後は飲みながら待つ。
そして、出てきたーー!
カサゴはトマトとピリ辛で。。。
スズキとホウボウはソテーなのか?
総勢大盛り上がりで、写真を撮りまくり。
そして、食べる食べる。
お味はシンプルだけど、そういうのが一番美味しいやね。
満腹になるまで食べ続けていると、
流しが演奏を始めた。
チターと太鼓
あぁ、いいねぇ。
やっぱり異国情緒だよ~。
そろそろ食事も終わり、お勘定の頃になると、
彼らの曲も日本人に馴染みの曲になる。(私は知らんけど。)
昔、江利チエミが歌ったので、ある年齢以上には超懐かしいらしい
YouTubeはこちら
↓
ウスキュダラ~~~♪
本場はこちら。♪
で、流しさんはこれを演奏すると、グラスにお札を入れる素振りをして、
私達にお金を要求。
えぇえぇ、もちろん、ここはケチなこと言いません。
其々気持ちを払って退席。良い収入になったことでしょう。
サービスも良かったこのお店。
海側のテラス席はムードがいいですが、
上から垂れてくる釣り糸に注意です。
そんなこんなで夜も更けて、
電車に乗って帰りましたとさ。
翌日に、つづく
ふぃ~~、やっと1日終わった。
帰りの電車は古い車両。
縦揺れ万歳。
疲れてるし、お酒が入ってるんでゴンゴンでも眠れるよ~~。(ダンナ)
トプカプ宮殿へ行く道には、トラップがいっぱいあるのにゃ~。
ここはチケット売り場じゃありません。
坂を頑張って登る。
(近道を外してゴメンナサイ。)
そして、やっと着いた宮殿前の公園みたいなとこの
本物のチケット売り場の前で長蛇の列。
うちら団体さんは代表1名にお金を預けて、待ちの態勢。
その間ボーッとしていると、
ベンチにはネコに餌をあげる男性がいた。
定期的に来ている様子で、猫は待っているようだった。
うみゃうみゃ。
あ!ドンドルマの罠にかかった学生さんが、
ネコにも引っかかってる!!
で、やっとこさチケットをゲットして。。。
門をくぐりま~す。
蛇口?
美しいタイル
ちょっと時間が遅くなっちゃって、
ハレムの開館には間に合わず。
他の所だって、急いで回らなけりゃならない時刻。
武器庫はいいから、お宝を見に行こう!!
と先回り。
撮影不可のお宝は、ダイヤだったり宝石がドッチャリ付いた刀剣なんだけど・・・、
一番の宝はこの眺めじゃないだろか。拡大有り
ボスポラス海峡の向こう、アジア側が見える。
左の奥は金角湾 拡大有り
吹く風も心地いい。
眺めを堪能した後、そろそろ閉館かな。
ミュージアムショップでは眠りこける子が。
触ってもピクリともしない。
誰も意地悪しないんだね、幸せな子。
と言うわけで、また改めてゆっくり来てもいいかと思いつつ、
トプカプ宮殿を後にする。
シルケジ駅に戻り・・・
残るイベントは夕食だ!
つづく
はっきり言って、スゴイよー!
さぁっ、いよいよアヤソフィアです。
「ビザンツ建築の最高傑作」と言われているそうですが、
何よりも、ギリシャ正教の大本山だったのに、
コンスタンティノープル陥落後、イスラム寺院に変えられた歴史的遺跡として魅力的。
偶像崇拝を許さない教えから、漆喰で塗りつぶされたモザイク画は、
今はアメリカの調査により発見され、
アヤソフィアは博物館として一般公開に至っています。
上階より写す(拡大有り)
正面に見える丸い盾のようなものは、
鹿の皮で作られ、
アッラーやムハンマドの名がカリグラフィーで書かれている。
2階に上る通路はツルツル石だけどデコボコの石畳で、急勾配。
こんなに危ない通路!?
昔は馬車で上った通路なんですって!
痛々しく見えるモザイク画
あ、エロイカで見たスタイルのモザイクだわ。
金のモザイクが美しい。
あまり多くは残っていないが、
ギリシャ正教の時代は壁という壁にモザイクが施されていたのだろうと想像する。
あぁ、宗教の力は計り知れない。
柱にアカンサスの装飾(カプちーん!)
おみやげ屋さんには蛇の柱の頭付きのレプリカ
3頭だったのか!
じぃ~~~~っくり見たら疲れちゃったよ。
そろそろ茶~でもするにゃ!
と言うわけで、てきとーなカフェを探して彷徨う。
おぉ!ランプが怪しいほどたくさんのお店
看板に
「中庭でほっと一息」みたいなことが日本語で!書いてある。
えぇえぇ、いいんです。釣られましょう。
中庭っちゅうよりも、物干し場?
屋根と屋根の間のスペースに植物とか置いて、
面白い空間になってる。
でも、ちぃと暑い。風が通らないんだね。。。
ま、いっかぁ。
バナナコンポート 旦那が頼んだアイスクリーム
私はチャイ!
そして、トルコ銘菓のバクラワ!
パイ生地に蜂蜜をかけて、ピスタチオ粉を挟んだりかけたり。
どえりゃぁ甘いけど、疲れてたんで美味しい。
いや、あとで分かったけど、
ここのが一番美味しかった!
まったりした後は、
トプカプ宮殿に行くんだにゃ!
そうです。まだ陽は高い!
行くぜ!
つづく