心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

人なつっこかった未就学児

2007-04-10 10:33:06 | 国際協力・現地NGO分野
シミコット村を歩き回っているときに出遭って、人なつっこく見つめられた2人の姉妹です。
クルタスロワールを着ているから、女の子!です。
言葉が通じなくて確認できなかったけど、たぶん10才と6才くらいかなあ。

チベット文化圏では、伝統的には煙突を作らずに炊事する家屋に住み、しかも入浴する習慣がないから、真っ黒・・・

学校のある時間帯に、モノ運びをしているのでした。
未就学児童ですね・・・

ネパールの山岳地帯では就学率は5%という数字も読んだことがあります。
たしかに、飛行機から見える、信じられないくらいに遠く離れた尾根筋に在る小さな村々・・・

教育の機会を増やすためには、
入れ物としての学校施設も、
人的資源としての教員養成も、
魅力ある授業をする技術研修、
奨学金制度も、
また児童労働の代替策や
家庭の収入増策、
現実的な保健改善策、
親元から離れて通学するための寮の建設、
はたまたアクセスを改善する道路建設
などの対策が総合的に必要だと考えられます・・・

プロジェクト目的の見直しが必要?

2007-04-10 09:57:11 | 国際協力・現地NGO分野
ネパール、カルナリ県フムラ郡シミコットの小学生たちの下校シーンです。

この子どもたちの先生を、この地域の出身女性から作ろうという、プロジェクトなんですね・・・
ただ、この小学校で尋ねると、校長以外の5人の教員はすべて女性でした・・・

プロジェクト目的の見直しが必要か・・・?