松宮かんな の ちょっとだけよ

基本 役者
飼い猫の「ぷう」と「ビビ」を溺愛中

『河童の水際』 公演終了

2019-09-24 01:24:13 | 芝居
吉本神保町花月 9月本公演
『河童の水際』

終了しました。多くのお客様に観て頂き、とても嬉しいです。
芸人さんと役者達のコラボでした。
いやあ、芸人さんと一緒にいると本当に面白いし、楽しかった。
とにかく、キャスト全員、スタッフさんたちも素敵な人たちで、私はとても幸せでした。
もう、過去形で言わなきゃならないのが、寂しいくらい。

評判も良く、お客様の声援にとても励まされました。
学生演劇を含め、28年の芝居人生で初めての嬉しい経験もしました。
千秋楽のカーテンコール。
並んだ役者が順番に、一言話すという流れになりました。
私の番になったとき、ふいに客席から、「松宮かんな!」と歌舞伎の掛け声のように、声援が。
あああああ。なんて嬉しいことを。
小劇場で役者をしていて、こんな経験した人は数少ないのでは。
一生忘れない。
これから、自慢しまくります。(笑)

実は、母が退院後、施設に入りました。
自宅での生活は危なすぎるので。
私が芝居を続けていることを認めてくれていた叔母から、「もう演劇はやめたら」と言われました。
「充分やったでしょう」と。
私の中に多少、充分やった。劇団もなくなったし。好きな芝居をあきらめなきゃならないかも。
・・・勿論、芝居をやめたら、生きる理由もなくなりますが・・・。
そんな考えがよぎりました。
でも今は、今すぐ決めずに、『河童の水際』に集中しよう。楽しもう。
そう思って挑んだ本番でした。

そして、私が公演で受け取ったものは、
お客様の感動の声、賞賛、暖かい言葉。
「松宮かんな!」と、カーテンコールの力強い声援。

役者として、なんて私は幸せなんだろう。
やっぱり・・・芝居がしたいです。続けたいです。
死ぬまで役者として生きたいです。
いい作品と、素敵な演出の元に、素晴らしい作品をお届けしたいです。
これが、自分の本当の望みです。幸せです。

ありがとうございます。
幸せの余韻に浸りながら。


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