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街の散歩…ひとりあるき

公時 遊興…きんとき ゆうきょう...『北斎漫画』十二編

2018年01月06日 | 絵画・彫刻

金時 遊興…きんときゆうきょう
『北斎漫畫』十二編より。

大入道のような公時が
おおきな煙管をくわえ
烏天狗の闘鶏ならぬ
闘烏天狗をあそんでいる。

公時、源頼光の四天王のひとりの武人。
幼名を金時。
足柄山でクマと相撲をとったりして
動物が友だちだった…と。
その公時がなぜ
烏天狗を闘鶏のように遊興するのか。
山伏装束の烏天狗。
修験者どうしの闘いだ。

なぜ烏天狗を闘わせて遊興をするのか。
烏天狗の
神通力を見ようとしているのか。
北斎一流の ユーモアであろうか。

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