matta

街の散歩…ひとりあるき

吾唯足知…北斎漫画十一篇

2018年06月21日 | 絵画・彫刻

唐子が満身の力で持ちあげる
「吾唯足知」
われただ足を知る

竜安寺のつくばいもこれ


2016/11/05同窓会時に撮る
「蹲踞(つくばい)
龍安寺 茶席 藏六庵の蹲踞の実物大
の模型です
 吾れ唯足ることを知る と讀みます
この「つくばい」は 水戸光圀公の寄進による
ものと傳えられています
仏堂教経(お釈迦様遺言のお経)の中に
 知足の者は 貧しと雖も富めり
 不知足の者は 富ねりと雖も貧し
とあるところから とったものです
これは禅の真髄であり茶道の精神でも
あります これが真の平和の精神であります」



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7 コメント

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Unknown (竹林泉水)
2018-10-13 13:36:24
この唐子の左右に書かれていいる文字はなんと書かれているのでしょうか。
以前から北斎漫画第十一編の最後にあるこの絵は知っていいますが、左右の文字はなかなかの達筆崩し字で私は読めないのでいつも気になっているのです。
吾唯足知 (matta)
2018-10-17 12:12:57
竹林泉水さん
すみませんコメントいただきながら見過ごしてしまいました。
が、実は、わたしも文字を読めずにいます。「...足りぬなり」と一部判読するかぎり、北斎のこと、
唯々諾々と「吾唯足知」を奉じるわけなく、わが技量百歳まで足を知らず...まだまだ画いていきますよ、か。
唐子、幼児が大きな銭をさしあげて大志を抱いているような...いずれにせよ、
せっかくですが、わたしも文字を判読できずにいます。
すみません。
唐子の左右の文 (竹林泉水「)
2018-10-17 15:25:20
わかりました、

事たりる 足につけても 足らぬなり
  足らで 事たる身こそ やすけれ

詠み人知らず歌のようです。
唐子の左右の文 (matta)
2018-10-18 05:50:41
なるほど!竹林泉水さん、ありがとうございます。
たいへんスッキリしました。
ところで右の一行目が「事足りる 足に」
二行目すべてが「つけても」に読めるのでしょうか?
ここのみは疑問が残ってしまいました。
それにしても、持ち越していた不明がわかり、たすかりました。
今後ともご指摘のほど、よろしくお願いいたします、
つけても (古城)
2018-10-24 21:53:52
つけても、は

 津家(?)天毛

の、くづしのようですね。

津家天毛 (matta)
2018-10-26 09:06:10
津家(?)天毛
ああ、そう読むのですかぁ。
目から鱗。
これにて解明...です。
古城さん、その後、めっきりご無沙汰!
また近々、どこかで会いたいですね。
仲間も最近、すっかり音なし...
無沙汰久し (古城)
2018-10-30 21:40:44
mattaさん、こちらこそご無沙汰しました。
ほんとうに、また近々、どこかで会いたいものですね。
そう言いながら、ちかごろまたますます尻が重くなり、何だか心もとないのですが。

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