命のカウントダウン(健康余命3605日)

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パルスオキシメーターの誤差

2021-08-27 22:04:17 | 新型コロナウィルス
新型コロナ感染症の呼吸不全に対し、パルスオキシメーターによる危機管理が注目を集めています。

SPO2:93%以下はアブナイ!!などと言われておりますが・・・・

実際には誤差が大きくて、また、機材による差も大きいです。

同じ機材を、同じ人(私です)が装着しても、この差!!
上の機材はヤスモノなので、信頼できる機材と比較してみました。
余りに大きい誤差ですね。
写真が小さくて数値が読み取りにくいすが・・・・
数万円以上の機材は、殆ど数値に差がありませんでした
5千円ほどで手に入れたヤスモノ(数か月前までは千円程度で売っていたものですが、先週購入しようとしたら、5千円以上しました)
私個人の印象では、安いものは低い値を示しやすい気がします。条件が悪くなると、すぐに異常低値を示す?そしてより条件が悪くなると測定不能になります。勿論、ないよりはマシですし、落ち着いて使えば何とか使えなくもないとは思いますが・・・

パルスオキシメーターは、落ち着いて使ってください。危ない数値が出たら、指を変えたり、条件を変えて測定してみてください。そして、自覚症状、いつもの数値と比較して検討してください。数値だけで慌てるのは早計だと思います。迷ったら、医療関係者にご相談ください。

パルスオキシメーターについて、詳しく知りたい!!という方は、こちらをご覧ください
https://www.jrs.or.jp/uploads/uploads/files/guidelines/pulse-oximeter_medical.pdf




医療崩壊を防いでください

2021-08-27 00:01:36 | 新型コロナウィルス
東京近郊では、新型コロナ陽性と判明しても、入院出来るのは幸運な10%だけなのだそう。ホテルなどの施設療養も5%、あとは自宅療養または入院・入所調整中。
こんな体制では、急変することもしばしばある急性呼吸器疾患のCOVID-19、自宅で亡くなる方が次々出るのも致し方無し。野戦病院、酸素ステーションなどの医療の見守りの出来る施設の早急な増設が望まれます。

話は飛びますが、野々村真さん退院おめでとうございます。
なかなか入院出来ず、漸く入院出来たときには肺は真っ白だったそうで、死ぬのかなと感じたとの事です。(幸運な10%でもこの有様)
なんと、新型コロナワクチン1回目接種の2日前の発症だそうです。
医療者に感謝されていました。普通の言葉がけだけでも嬉しかったと言われていました。心細い時の寄り添いって本当に大事なことを再確認しました。
声はしゃがれているし、顔はやつれられているけれど、これからどんどん回復されていかれると思います。

ここで再び言います。今現在の日本では、新型コロナ陽性と診断されても、即日入院出来る地方などほとんどないでしょう。
医療機関が意地悪をしているわけでは決してありません。
限界を超えてしまっているのです。
この現状を改善するためには、先ずは、新規陽性者を減らすしかありません。
皆さま、耳タコでしょうが、原点回帰です。
デルタ株主流の今や、このうちの一つだけでも十分に危ないそうです。
三密を回避し、可能であれば発症抑制、重症化予防のためにワクチン接種をお願いします。自分の為でもあり、周囲の為でもあります。
 また、話は飛びます。アメリカの航空大手、デルタ航空では、社員に新型コロナウイルスのワクチン接種を促すため、接種を受けていない社員の医療保険の月額の保険料を200ドル:2万2千円余り上乗せするそうです。
デルタ航空では社内の接種率は8割程度に達したそうですが、未だに入院患者が散発しており、入院患者一人当たりの治療費が5万ドルかかっているとの事です。そして、このところの入院患者が全員ワクチン未接種者であったことから保険料値上げに踏み切ったようです。

 日本では保険制度の違いから、保険料値上げは無いでしょうが、医療制度が崩壊してしまう可能性は十分にあり、医療サービスは既に従前のレベルを維持できなくなっております。国民一人一人が自分で出来る事を考え、静かに実行に移しましょう。

 そしてそして・・・・
 最後になりますが・・・・・
  このような迷惑行為は、絶対にやめてくださいね。これは本当に・・・
 酷い、酷すぎる!!!





数日前に会った知り合いがコロナ陽性だったら

2021-08-26 21:57:49 | 新型コロナウィルス
数日前に会っていた知り合いが、新型コロナ陽性だと判明したのですが
私はどうしたら良いでしょう?
こんな問い合わせが増えています。

先ずは、保健所に問い合わせてください。
濃厚接触者であるか、その他の接触者であるか判断してくれます。




(1)濃厚接触者の方は、多くの場合保険適応でPCR検査を受けることが出来ます。(自治体によっては無症状の場合経過観察となることもあります)

陽性の場合は保健所の指示に従い自宅療養、ホテルなどの施設療養、または入院加療となります。

陰性だった場合にも最終接触日から14日間は健康観察が必要です。以下の点に注意していただき、自宅での健康観察を行い、外出自粛をお願いします。
注意点
  • 健康観察期間内に発症する可能性があるため、不要不急の外出はできる限り控えてください。通勤や通学もお控えください。(職場と十分に御相談ください。)やむを得ず外出する場合は、マスクの着用と手指衛生等の感染予防策を必ず行なってください。
  • 公共交通機関を使用しないでください。
  • 健康状態を毎日ご確認ください。体温測定を1日2回行い、発熱の有無を確認してください。
  • 咳や発熱等の症状が出たら、最寄りの保健所にご相談ください。高齢者や基礎疾患のある方は、比較的軽いかぜ症状がある場合でも、重症化の恐れがあるため、早めにご連絡ください。妊婦の方も同様に早めにご連絡ください。
  • ご家族など身近でお過ごしになる方は、以下の点にも御留意の上、お過ごしください。
    • こまめな手洗い
    • 十分な睡眠や栄養
    • 家族の方もマスクの着用

最近、濃厚接触者とは認められなかったが、陽性と分かった方と一緒にいたので心配され、PCR検査を希望される方が増加しています。

(2)その他の接触者の方
  • 濃厚接触者ではないが、念のためPCR検査を受けたい方に対してのPCR検査は、症状が無ければ基本的に自費検査となります。(費用は、検査専門機関の場合:3,000円程度から、医療機関の場合:2万円程度と、かなり差があります。)格安検査センターでは色々と問題も起こっている様です。
  • https://news.yahoo.co.jp/articles/1e78e1e5ba87a4ffbdce5708960a6e6d93e5b954
  • 陽性であれば、保健所の指示に従ってください
  • 陰性の場合、外出自粛までは求めませんが、体調管理を行なってください。
 発熱や咳などの症状が出たら、最寄りの保健所にご相談くださいね。

そうそう、保健所に相談するのがまず最初なのですが、最近、保健所への電話が通じないことが多いです。そんな場合は、根気よく電話するか、かかりつけの医療機関に相談してください。保健所、どこもパンク状態の様ですね。



やめよう路上バッハ 進めようテレバッハ

2021-08-25 21:03:52 | 新型コロナウィルス
尾身会長!!!よく言ってくれました!!!!!

何で、これまで誰も言わなかったのかが不思議なくらいだ(下々のモノは、言っていましたが、公共電波に乗ることはありませんでしたから・・・)

バッハ会長に面と向かって”Do not come!”といったら・・・多分ですが・・・
返事は”Oh?!me??”だろうな!!!



“抗体カクテル療法”外来患者にも使用認める方針

2021-08-25 15:42:48 | 新型コロナウィルス
良いニュースです。
厚生労働省は、新型コロナウイルスの軽症と中等症向けの治療に使う点滴薬『抗体カクテル療法』について、外来の患者にも使用を認める方向で調整していることがわかりました。これまでは、入院か医師や看護師を配置した宿泊療養施設に限って投与が認められていました。 

抗体カクテル療法が広く使えるようになることは、希望していたことで、これで、入院入所前の患者さん(奈良県では在宅療養はゼロという建前なので、入所調整中、入院調整中なのであって、決して在宅療養中とは認めない)の患者さんに対して、来院していただき、外来での点滴加療が可能となるようだ。しかし、在宅での使用は認められないようだし、実際に在宅で使用するのは困難だと思われます。

 
 発症から7日内の患者さんで、酸素投与が必要となっていない状態の患者さんで重症化が予想される患者さんに対して使用する薬剤です。
 外来での使用にしても、患者さんをどうやって来院させ、家に帰すのか、来院された患者をどこで点滴治療するのか、カクテル療法のバイアルには2人分入っていて、開封すると48時間以内に使用しないといけないので、患者さんをペアーで見つけないといけない事。点滴中は勿論、その後24時間、アナフィラキシーに対して注意が必要なこと等、問題は大きく、開業医では扱いきれない可能性が高い。そもそも、緊急事態宣言下ではない地域(奈良県)にはあまり回ってこないという話だし、開業医レベルに配達してくれるのかどうかも甚だ疑問ですしね。

 実際には、外来で使用するのではなく、病院または宿泊療養施設で、一泊二日経過を見るのが良い方法だと思っています。それだと2人一組にもしやすいですしね。

 外来診療では、実際には非常に使いにくいとは思います。ですが医療者の要望に厚生労働省が耳を傾け、要望を聞き入れようとしてくれていることが分かって嬉しく思っています。何とか今後、軽症の患者さんに広く使って、入院、重症化、死亡を防ぐことが実際にできる様、使いかたのノウハウを蓄積し、ふんだんに使えるようにしていただきたいと思っています。