健康診断について

健診　人間ドック　癌検診

色々と不安をあおりますよね

40歳から74歳の方を対象としたメタボ健診ともいわれる特定健診で、すべてが正常値だった方は、全体の2割以下、たったの19.0%だったそうです。血圧、血中脂質、糖尿病になる傾向、肝機能障害、腎機能障害、心電図　を検査して、すべてが正常範囲内だった方は19%しかいなかった。残りの8割以上は、何らかの異常を認めたということです。
この、特定健診は、癌に対する検査は全くしていません。しかし、実際には、ガンで死ぬ方が最多です。1981年以来、日本人の死因のトップは癌なのです。

癌に関しては、胃カメラ、大腸ファイバー、超音波検査やＣＴ検査、便潜血検査、子宮がん検診、乳がん検診等、特定健診には含まれていない検査を受けないと分からないです。
これらの検査を全て受けたとしても、すべてのがんが見つかる保証はございません。

私、思うのですが・・・・・・
全ての癌を、早期で見つけてすべからく治療出来たとしましょう。心筋梗塞や脳梗塞などの血管の老化が原因となる疾患も何とか克服したとして・・・・

その先に待っているのは、認知症、フレイルからの寝たきり状態といった、なかなかつらい状態ではないでしょうか。

健康診断で「すべて正常値でした。良かったですね。」と言われると、受診者は当然喜ばれます。「嬉しいです。ありがとうございます。」

でもね、検査したデータのすべてが正常でも、人は皆必ず死ぬのです。

長生きすればするほど、惚ける確率は確実に上昇するし、筋力低下や脳梗塞などで寝たきりになることも多くなるのは必然です。

糖尿病などのコントロールが悪ければ認知症になりやすいというデータもありますが、長生きすれば認知症になりやすいというデータのほうが確かなようです。

健康で長生きしたい。周囲に迷惑を掛けずに、可能なら人生を長く楽しみたいとは思います・・・が、いつか終わらざるを得ないのですねぇ。

65歳を超えて、そろそろ線引きも考えざるを得ないなぁとは思っております。

70歳で引退計画も考えてはおります。

難しいですねぇ。人生の幕引き！！

アドバイスがあれば、ご教示くださいませ！！