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インフルエンザワクチン(当たるも八卦!?!?外れても認めない??)

2020-08-27 22:03:20 | インフルエンザ
猛暑がほんの少しですが和らいできましたね!!
気が早いかもしれませんが、10月から始まるインフルエンザワクチンについてのお話です。(すみません、ちょっと長いです)

インフルエンザワクチンは、毎年その年の流行を予測して製造されます。
4つの会社で製造されますが、同じ年に製造されたワクチンは製造会社に関わらず中身は同じですし価格も同じです。 今シーズンのインフルエンザワクチンは、以下の4株に決定しました。
A/Guangdong-Maonan (広東-茂南) /SWL1536 /2019 (CNIC-1909)(H1N1)
A/HongKong (香港) /2671/2019 (NIB-121)(H3N2)
B/Phuket (プーケット) /3073/2013 (山形系統)
B/Victoria (ビクトリア) /705/2018(BVR-11)(ビクトリア系統)

製造株の選定にあたっては、原則と して世界保健機関(WHO)が推奨す る株の中から、 ・期待される有効性 ・ワクチンの供給可能量 を踏まえた上で、双方を考慮した 有益性(4種類の製造株に係る有益性の 総和)が最大となるよう検討を行うそうです。
WHOの推奨については、2020年2月28日に公表されたが、4株のうち3株が2018/19シーズンか ら変更となり、さらにそのうちA/H1N1とA/H3N2は新規の株でした。

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000624420.pdf

納期が厳しいために、製造効率を考慮に入れたうえで、流行りそうなものを予測して、それに効くと思えるウィルス種を選定するという事の様です。

それで、肝心なのは、その予想が当たるかどうかなのですが・・・・
毎年、厚生労働省は・・・・
今年も当たった!!当たったぁ と、言っているようです・・・
昨年のインフルエンザワクチンは
○2019/2020冬シーズン
A/Brisbane(ブリスベン)/02/2018(IVR-190)(H1N1)pdm09
A/Kansas(カンザス)/14/2017(X-327)(H3N2)
B/Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)
B/Maryland(メリーランド)/15/2016(NYMC BX-69A)(ビクトリア系統)
でした。

それで、シーズンの振り返りとしては・・・・「流行の規模としては過去 5 シーズンと比較して最 も小さいシーズンであった。流行したウイルスの A 型の亜型・B 型の系統の比率は、シ ーズン当初から A(H1N1)pdm09 が主流で、2020 年 7 週までに A(H1N1)pdm09 が約 93%、 A(H3N2)が約 3%、B/ビクトリア系統が約 4%検出された。B/山形系統はほとんど検出さ れなかった。」

と、あります。詳細な亜型まで分析していないのはどうしてなのか分からないですが・・・まあ、当たった!!と、言いたいのでしょうねぇ。しかし、A(H1N1)pdm09 、A(H3N2)、B/ビクトリア系統 ここまでなら・・・誰でも当てられるやんかぁ と、思うのは・・・私だけ???
Bに関しては、当たっても当たらんでも、どっちにしろワクチンの効き悪いですから、当たっても外れても、大差はございません。

そらまあ、今年も、A(H1N1)pdm09 、A(H3N2)、とB型が流行りまっせ と言ったら、99%当たるでしょうねぇ!!(というか、外れたら、事件です!!)

とは言え!! それでも!!!半年前に予想して製造を始めるので、外れることもあるようです。
例え外れても、重症化予防効果はある!とのことです。
まあ、打っておいて損はないぞ!!と、言いたいわけですわなぁ

そういう、少し懐疑派の私としても・・・ご高齢の、特に集団生活をされている方には、接種を大いにお勧めします。

ですが、ですが・・・・子供さんに対しては・・・・
年齢が下がるに従い、予防効果は低下します。
3歳以下には効果薄いです。
はっきり言って、赤ちゃんには殆ど効果はありませんです。
脳症を防ぐ効果も証明されていません
さすがの厚生労働省も、6か月以下の乳児には接種を認めていません
何の効果も見られないからです
赤ちゃんの感染を防ぐためには、周囲の大人がワクチン接種するのは少し効果あるでしょうし、マスク、手洗い、人込みを避けるなどの新型コロナと同じ予防策を取るのが効果的だと考えます。ハイリスクの乳幼児には、ワクチン接種が勧められています。主治医と相談してください。


幼児でも、回を重ねていけば、徐々に効くようになっていくのは確かなようです。(回を重ねれば・・・年齢も重ねますからねぇ・・・・)

一般人が打つべきかどうかですが・・・
罹ってからでも薬はあります。
しかし、掛かってしまうと、しばらく社会生活を休止しなければいけません。
それゆえ、それを防ぎたい方、周囲に広げたくない方は・・・
ワクチンを打たれるのが得策かなと思います。

接種したから掛からないワクチンではありませんが、掛かる確率が減少し、重症化が予防できる(そうです)

もし、接種されるのであれば、今シーズンは早めの接種がお勧めです。
5ケ月ほどしか効果が期待できないとはいえ、遅くなると、インフルエンザワクチン接種希望者に混じって、インフルエンザ患者さん、新型コロナ患者さんが来院される可能性が大きくなると考えています。

接種するならお早めに。ご高齢の方に対しては、例年よりも強く接種をお勧めいたします。紛らわしい症状の新型コロナに間違われないためにも!!

長くなりましたが、症状からはインフルエンザと新型コロナ感染症は、全く見分けがつきません。そして、予防策は同じです。ただ少しだけ違うのは、インフルエンザにはワクチンと治療薬が存在するという事です。

 新型コロナに対するワクチンが世界中で開発中です。ロシアは、一番にできたもんね!!なんて言ってますが・・・・・・
インフルエンザワクチンには80年以上の歴史があります。
何が言いたいかと言いますと・・・・80年以上改良を重ねてきたインフルエンザワクチンが・・・・この程度 なのです
新型コロナワクチンに・・・・私はあまり期待しておりませんです。
SARSにも、MERSにも、HIV(エイズ)にも、ワクチン出来てませんしねぇ

兎に角、現在のところ、感染予防が一番!!!
と、私は思うのでございます!!!
検査も似てるし・・・・
ウィルスも、私には見分けがつきません!!
さあ、これ、どっち!!!

重ねてしつこく言いますが・・・・予防策は同じです!!!




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3 コメント

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Unknown (marurobo36)
2020-08-27 23:16:28
なんか私が無理言って 詳しく記載してもらったような気が・・・
お手数おかけしました。🙇
コロナにまちがわれないように
今年は、打った方が良いかな??
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Unknown (camper)
2020-08-27 23:21:44
北半球で、WHOの推薦株は同じという事ですが、実際のワクチンの内容は、国によって多少異なるようです。多少異なっても、大人にはおおむね効くという事 ら し い です!!
返信する
Unknown (camper)
2020-08-27 23:59:25
まるさんのお陰で、少し頭の整理が出来た気がします。80年の歴史があってこの程度なのですねぇ、経鼻の生ワクチンの効果が確かなものとなって、早く世界に広がったらいいなぁと思っています。
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