5週連続で世界一の感染大国

日本の新規コロナ陽性者数が5週連続で世界一だそうです。

そして、新規陽性者数、死亡者数ともに、いまだ、増加傾向にあります。

私は、お盆の翌週くらいにピークを迎えて、後は高止まりから漸減に推移すると予想しておりました。少し甘かったですね。ですが、まだ、30万人は超えていませんね。何時超えてもおかしくない状況ではありますが・・・

25日、全国で22万955人の感染が発表されました。そして、296人の死亡の発表がありました。

国内で感染が確認された人は空港の検疫、クルーズ船の乗客・乗員を合わせて1801万9685人となっています。

亡くなった人は国内で感染が確認された人が3万8248人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて3万8261人です。

世界一の感染大国を一か月以上続けている日本ですが、一週間当たりの死者数では現在USAに次いで2位。そして、これまでの人口当たりの累積死者数では何位になるか分からないくらい下位に位置します。

人口当たりのこれまでの累積死者数が以下のグラフです。

日本ではまだ、新規感染者数の全数把握をしていますが、海外では全数把握をしていない国が多く、USA、ＵＫもしておりません。病院で把握できた感染者数のみを数えていて、自宅で感染キットで陽性を確認しても、それはカウントされていません。

実際の感染者数では、今現在もUSAが1位であろうと私は推測しています。

累積死者数を見ると、日本は4万人弱、USA107万人弱と、人口が3倍程度違う事を考えても、日本の新型コロナ対策が大きく間違っていたとは私は考えておりません。日本人は、自虐が好きすぎると思います。マスコミの体制批判誘導のせいでしょうけれどね。

第7波の収拾が見えないにもかかわらず、政府は外国人の受け入れ枠を1日2万人から5万人に拡大し、受け入れる際の規制も緩めようとしています。これにも私は賛成です。海外からの新型コロナ流入も少しは増加するでしょうが、誤差範囲だと思っています。虎穴に入らずんば虎児を得ずです。

政府も、規制を強化することで、感染の波を少しだけ後送りにすることは出来ても、波を消し去ることは到底できないと気付いた様ですね。日本は、これまでの強い規制で感染の波を後送りにし続けてきた結果、その反動で第7波が大きくなってしまったと判断したのでしょう。それで、今後は、よりウィズコロナで行こうと決めたのだと思っています。

今しばらくは、規制緩和や夏休みが終わる事にもよって、新規陽性者の拡大傾向は続くと思われます。しかし、大都会での減少傾向も出て来ていますので大幅な拡大とはならず、やがてすぐに高止まりから漸減へと移行すると予想します。　当たれば良いのですが・・・

全数把握を止めれば、当然新規陽性者の報告数も減ります。全数把握を止めるという9月中旬までに、本当の減少傾向が現れてくれたら良いなと思っています。