命のカウントダウン(健康余命3605日)

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過去最多を大幅に更新しました

2022-08-15 23:29:24 | 新型コロナウィルス
奈良県中部田原本町の坂根医院、本日2022年8月15日、1日の新型コロナ新規感染者報告数は    63人でした!


これまでの坂根医院の過去最多記録は34人でしたので、大幅な更新です。

朝から晩まで、全職員あげて働き通しました。

医師一人、職員10人程度の無床診療所としては、胸を張れる記録ではないかと思っております。

明日は、奇数週の火曜日なので、休診です。いつもなら、山か海かに遊びに行くのですが、流石にその元気が残っておりません。配偶者も22時までHERSYSの入力をしてくれたので、ヘロヘロだと言っております。

坂根医院の本年に入ってからの新規陽性者報告数、今日で800人を超えました。
この調子で行くと、8月中に1,000人を超えそうですね。

そうそう、今日はびっくりした症例がありました。なんと、第7波になってから2度目の感染をされたように思われる症例。1度目の療養明けから10日ほどの本日、発熱、咽頭痛を主訴に来院されました。抗原定性検査ではっきりと陽性でした。それで保健所の所長ともお話をしたのですが、これは前回のウィルスの遺残ではなくて、新規の感染だろうと推測し、届を出しました。全くの推測にしか過ぎませんが、前回の感染がBA5で、今回の物がケンタウロス(BA2.75)かBA4.6などの異なるウィルスの感染なのかもしれませんね。

療養明けたけれど、会社に出社するのに「陰性証明」が必要であるとか、以前は言われることが多くありました。最近では厚生労働省が陰性証明を要求することはしないようにというおふれを出したので、あまりなくなりました。
療養明けに陰性を証明するためにPCR検査をすると、結構な確率で陽性が出ます。「陰性」を証明して出社しようとして「陽性」が出るのですから、非常に都合が悪い。殆どの場合、ウィルス量は僅かです。それで、保健所は、感染性のないウィルスの欠片の様なものが残っているだけです。と説明してくれます。 そんなこともあって、療養明けの陰性証明は控えるようにというお達しを出したのであります。

今回の患者さんは、PCRではなく、抗原定性検査ではっきりと陽性が出ました。すなわちウィルス量が多いのです。ですから、過去の感染の遺残とは思えず、新規の感染であると考えました。新規の感染であるとすると、同じウィルスには短期で2度は罹りませんから、ある程度異なるウィルスでの感染と考えます。となると・・・BA5とケンタウロスなどの可能性を考えるのであります。ケンタウロス、BA4.6、今後どうなっていくのでしょうね!!!