命のカウントダウン(健康余命3605日)

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オミクロン株狂騒曲

2021-12-24 22:03:03 | 新型コロナウィルス
大阪、京都、東京でオミクロン株の市中感染が確認されたようで、そのことをニュースが姦しく報道しています。

東京での初めての市中感染患者が、クリニック勤務の50代男性医師だったことには小さな衝撃を覚えました。彼がマスクは勿論、フェイスガードまで着用していたと聞いて、何処から感染したのだろうか?と思ってしまいました。
そして、マスク、フェイスガードを着用していたので、彼が対応した患者さんたちは濃厚接触者に該当しないと判断されたそうなのですが・・・・・

感染経路は分かりませんが、可能性として、マスク+フェイスガードを着用してたにもかかわらず、患者さんから感染してしまったのであれば、逆にマスク、フェイスガードをしていたとしても、患者さんに感染させた可能性は十分にあるのではないかと考えてしまいます。

入国者に対して、入国時に搭乗していた飛行機に、オミクロン株患者さんが一人でもてい同乗していたことが判明したなら、搭乗者全員が濃厚接触者と判断されています。そして、ホテル隔離などを強く呼びかけています。
マスク、フェイスガードで、対面していても感染を防ぐことが出来ると主張するのなら、飛行機に搭乗する方にはマスク、フェイスガードの着用をお願いし、それを守った方は、たとえ同乗者にオミクロン株の感染者が判明しても濃厚接触者とはみなさないとかの策も取り得るのではないでしょうか?この辺りの整合性はどうなのでしょうかねぇ

私は、以前から言っておりますが、市中感染は予想された当然の事であり、今後広がっていく事も当たり前。ただただ、爆発的に広がって医療に支障をきたさないように、普通に感染予防を心がけ続け、ゆっくりと拡大してけば大きな問題は無いであろうと考えています。

2022年年明けに第6波が来るであろうことも想定内
私も2か月前に予想を書いていますが、ほぼほぼ当たっています。

オミクロン株を、人類に与えられたクリスマスプレゼントにするためには、油断はせず、恐れ過ぎず、感染拡大を防ぎながら、可能な限り普通の生活を続けていく事が肝要です。
感染を完全に防ぐことは残念ながら無理なようです。感染の確率を出来るだけ低くするように行動するしかないというのが私の考えです。

日本でも、新型コロナに対する内服薬が承認されました。

メルクのモルヌピラビルです。でも、私は経口薬の本命はファイザー社のパクスロビドだと感じています。何だか、ファイザー社の独り勝ちになりそうですが、成績報告を見ていると、そうなりそうです。
モルヌピラビルは18歳以上に適応で、入院や重症化を30%抑制するとの事ですが、パクスロビドは12歳以上に適応で、入院や死亡を90%抑制するという報告があります。認可は来年早期になりそうだとの事です。
塩野義製薬の経口薬はどうなのでしょうかねぇ??国産薬が活躍できると良いのですが・・・
良い経口薬が出てくると、新型コロナは「インフルエンザ並み」に近づいてきます。でも、油断してはいけません。後遺症などが結構出現するようで、まだまだ厄介な感染症であることは間違いない様です。危ない場所には近付かない。他人とは距離を取る。マスクを着用する。換気を心がけるなど、自分を守って下さい。それが医療に混乱を来さない事に直結します。