桜の下・楽しみ方も色々

春は駆け足で過ぎてしまうが、もう一度桜巡りをしたいと思っていた。
明日、明後日は用事が有って行かれない。
その後だと間違いなく葉桜になってしまう。
観るなら今日しかないと、家内と見沼田んぼの鷺山公園に出かけた。
公園の池では桜の木の下で竿を出し、釣りをしている人がいた。
ざっと数えると３０人ほどが釣り糸を垂らしている。


観ている目の前でヒットし、３０数センチもあるへら鮒を釣り上げた。
満面の笑みがこぼれた！


釣り人の直ぐそばに来て、餌をねだる鯉もいる。
可愛いペットのようだ！


へら鮒釣りは奥が深く、楽しく飽きないと勧められた。
子供時代に田舎で真ブナ釣りをして遊んだが、へらは難しそうだ！
車旅を卒業したら始めるのも有かな・・・ふと考えた！

木漏れ日と花びらが交錯する道、ジョギングする人の足取りも軽そうだ！


自転車で風を切って、気持ちよさそうに走り抜ける人も


近くの野原で、セリ摘みをしている人も


柔らかく香りのよいセリが袋に入っている。
天ぷら、お浸し、胡麻和えなどで食べるそうだ。
これも桜の季節の楽しみだ！


小川には散った花びらの、縞模様が出来上がっていた。
風と共に舞う桜吹雪も美しいが、少しばかり寂しい思いが心の片隅をよぎった。


散策していると、偶然おもしろい物を見つけた。
なんと、桜の幹の間にムスカリが一輪咲いているではないか！


家内にそっと教えた。
誰も気付いていない。
自分たちしか知らない。
何か得したような気分になった！
でも、皆に教えてあげたい気持ちになった。





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