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写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

エコキュートのトラブル

2019年10月04日 | 修理
先月北海道から帰宅した時の話になるが、帰宅して直ぐにエコキュートが故障した。
今回の車旅では60日余りの予定だったので、エコキュートは停止して出かけていた。
帰宅後エコキュートの停止を解除し沸かすようにセットしたが、湯量が1メモリーの所で停止した。
コントローラーの表示を見るとエラーコード「H92」が点滅していた。


ネットでエラーコードの内容を調べると、
 「貯湯タンクのエラーです。」
 「貯湯タンクの缶体温度が高温を検知したため、停止しています。」
そして、予想される原因が書かれていた。


対処方法を調べると貯湯ユニット基盤やサーミスタの修理・交換が必要な場合があると書かれている。
費用の目安も書かれていた。


原因と修理費用の概算が事前にわかるのは大変ありがたい。
直ぐにコールセンターに電話して、翌日来てくれることになった。

翌日来た保守員はコントローラーを操作し、更に詳しい原因調査を行った。
コントローラーに表示されたタンクの湯温表示は100℃となっていた。
明らかに実態とかけ離れた表示である。


保守員は本体のカバーを取り外し、タンク上部の温度を測定器で測ると36℃しかなかった。
その場所に取り付けているサーミスタの抵抗値をテスターで計ると、その値は36℃を示していて異常ないと言う。
(サーミスタは温度変化によって電気抵抗が変化する抵抗体)
基盤を色々調べたがそれも異常なし。
取り敢えずサーミスタをコネクターから取り外し、新しい物に入れ替えるとエラーコードが消え、ヒートポンプが動き始めた。


10年目に入ったエコキュートが復旧した瞬間である。
修理費用は出張費と交換したサーミスタ代で、最小費用を少し超えた程度で終わった。
10年の歳月でサーミスタのコネクター部の接触部不良になり、抵抗値が変わったのではないかと勝手に推測している。
作業手順をしっかり見ていたので同じ症状が出た時は、自分でサーミスタのコネクターをいじってみようと考えている。






掘りごたつ電源コードの劣化

2018年12月01日 | 修理
朝夕は暖房を入れる季節になった。
台所のテーブルは足元にヒーターを置き、周りを覆うと掘りごたつに変身し足元を温めてくれる。
仕舞っていたヒーターを取り出し、電源コードのプラグを持つと違和感が有った。
プラグに繋がっているコードの根元が細く感じ、分解してみると!?


コードを包んでいる皮膜を剥ぐと一部が欠けている!
良く調べるとコード全体にひび割れが広がっていた。


ショートして火災になりかねない状態であった。
電源コードの2本がこの状態と言う事は、温度コントローラーのコード4本も同じ状態と推察できる。
コード類を新しい物に交換することを考えたが、本体もかなり劣化していることは間違いない。
なにしろ購入したのは13年前である。
メーカーはNational、もうこの名前は使っていない。
Panasonicでは掘りごたつは製造していない。
自分で修理するのは諦め、買い替える事にした。
火事になる前に気づいてよかった!!

壊れた数珠の修理

2018年08月08日 | 修理
長年使っていた数珠の紐が切れ、房も傷んでいた。
愛着もあり、それなりの品物なので自分で修理する事にした。


数珠球を紐から外すと、この様になる。


先ずはネットで必要な部材を手配。
これが届いた新しい房と紐。


数珠球を紐に一つずつ通してゆく。
全部通して、房を付けると出来上がりである。


至って簡単な作業だが、実は苦労して仕上げた。
それは、数珠球に紐を通そうとしても紐が太くて入らなかった。
1.3mmの穴に1.5mmの紐を通す感じだった。
そこで部材を注文したお店にメールで事情を説明し、もっと細い紐が無いか問い合わせをしたところ、すぐに返信を貰った。
「お店でも1.3mmの穴に同じ太さの紐を使っている。それにはコツが有るのでお話ししたい。」
ついては連絡先を教えて欲しいとの事だった。
電話番号を伝えると、翌日の午前中に電話を貰った。
コツを教わると、あっと言う間に数珠球を通す事が出来た。
そのコツは数珠紐の先をほぐし、細くするだけであった。
もう一工夫して、細くした紐先に木工ボンドを塗り付け針の様に尖らし固めると、なお簡単に紐を通す事が出来た。
コロンブスの卵である。
コツを知れば誰でも出来る内容であった。
僅か2000円以下の商品に、この様に丁寧な対応に感謝した一日でした。
星5個の評価をしたことは言うまでもない!

.風景写真

四季の風景写真