茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

BRUTUS

2009年06月19日 | Weblog
ただ今書店に並んでいる『BRUTUS』
7/1号は「おいしいお茶の教科書」とな
「厳選、紅茶と日本茶108種、購入ガイド。
 いま行くべき紅茶サロン、日本茶カフェ案内。」
とあります

お茶の水色(すいしょく)の微妙な違いが
鮮やかに映っていてお見事
抹茶スイーツも
お大福のふにょふにょ感が伝わってきて
いくつでもオーダーしてしまいそうです

面白かったのは
ワインと重ねてお茶を語っているところ
1983年のピノノワール
シャンパーニュでデシャンの
なんて言われると
ぎゃ~~いや~~きざ~~
などと思っていた私でしたが
気が付いてみれば
4月27日に摘んだお茶と
5月3日に摘んだお茶を
キャーキャー言って楽しんでいたり
○○さんのあの斜面のお茶とかいわれると
飲みたい飲みたいと騒いでいる
一口いただいては
その茶師の真剣な瞳や茶畑の風が思い浮かんでくるわけです
好きって
そうなっ茶うのですね

「ワインを愉しむようにお茶を愉しもう」
というのは
室町時代の闘茶の世界をおもわせます
お茶センサーが動き出すと
気候と土と感性と技といった
天地人の妙が楽しくて楽しくて
たまらなくなります

番茶のコーナーでは
碁石茶や美作番茶など
かなり心していただかないとなお茶が
さらっと紹介されていました

しもきた茶苑大山の抹茶のかき氷が
目に焼き付いています
でも
たとえば下北沢には「つきまさ」という
素敵な日本茶喫茶もあるのに
こちらは紹介されてませんでした
「行くべきカフェ」はまだまだたーくさんありますよ

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