茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

文化祭

2010年10月16日 | Weblog


学校の先生が作って下さった
立礼棚です。
いい感じです。
お茶の葉とお茶の実をあしらってみました。

茶道部の喫茶「茶do」は、
朝から大繁盛でした。
人口密度高くて息苦しいくらい。
面白いのは、
「おかわり!」というお客様が結構いらしたこと。
予想していなかったので、
「あ、はい」みたいな感じで
もう一服お点てしていましたが、
結構いたのですよ、これが。

さらに、
「薄めでね」とか、
「たっぷりね」とか、
ここはラーメンやさんか、みたいで
本当に面白かったです。

3年生が
お着物でお点前をはじめると、
一気にシーンと静まりかえり、
皆さん体の向きを変えて
じーっと見入っています。

そのたくさんの視線の中で
みんな良いお点前をしました。
落ち着いていました。
たいしたものです。
パフォーマンス好きなようです。
慣れているようです。
そんな時代なのですね。

でも、ひと苦言必要だなあと思いました。
お片付けで、
一番働いていたのが、先生だったのです。
お昼の休憩時間に来てしまったお客様を気遣って
お茶をお出ししていたのも先生でした。
先生はおっしゃっていました。
「私はお茶はできないけれど、
 精一杯のことをしようと思って」
来週は、反省会をしましょう。
お茶は、自分の発表会ではないことを
皆に伝えておかなくてはなりません。

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