茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

アフガニスタンの茶畑

2009年02月26日 | Weblog
今(25日24:30)から15分後に始まります
見てください!!
8月27日に記した伊藤さんの活動です
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NHKスペシャル「菜の花畑の笑顔と銃弾」
チャンネル :総合/デジタル総合
放送日 :2009年 2月25日(水)
放送時間 :翌日午前0:45~翌日午前1:35(50分)
 アフガニスタンで殺害された青年が遺した3千枚の写真をもとに現地を訪ね、
 戦乱の地の過酷な現実、国際援助のあり方を浮き彫りにするドキュメンタリー
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と書いたのは、約23時間前

ブレ様、はじめまして

昨日の映像では
伊藤さんが植えた小さな苗が
立派な茶に育っていましたね
遠目でもしっかりと根付いているのがわかりました

空爆の犠牲者の映像は痛々しいものでした
伊藤さんのカメラに映る人々の表情が
どんどん変わっていくのがこわかった
対照的に
最後の菜の花畑は夢をつないでくれました

銃を持つ人と鍬を持つ人は
どこでどうそれぞれの道を歩み始めるのでしょう
生まれた時からどんな情報に包まれて育ってきたか
それが大きな影響力を持つように思います

番組の最後に
映像提供、電波ニュース社という名前が見えました

援助の仕事をしていた時に
飢餓の現場の真実が正しく報道されない理由を知りたくて
日本のマスコミを集めて勉強会を開いたことがあります
「また、飢餓? 全然ニュース性がない」
「飢えた子の写真はもうみんな飽きている」
「もっと凄いものでもあれば」
耳を疑うような発言ばかりでした
でも
電波ニュース社という会社だけは違っていた
報道というものに責任があるのかはわかりませんが
電波ニュース社の人たちは責任を背負っていた
それは職務とかいうことではなくて
自分を突き動かす何かを持っていた

伊藤さんのような活動をしている人はたくさんいます
事件がなくても
そうした人たちの見つめる世界をテレビで映してほしいです
生きていく勇気の湧くような情報が毎日いっぱい降ってくるといい
菜の花畑は本当に優しくて切ないメッセージをくれました
(画像はペシャワール会)