生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で18年続いている老舗ブログです。

目は口ほどに物を言う

2007-07-14 | 天気・気象
嵐の前??の、静かな宵夜
雨も降ってなくて、無事に迎え火を焚くことができた。

さて、
沖縄を暴風域に巻き込んだ台風4号――
勢力を落としながらも(※)北上中だ台風

台風のコンディションを診るのには、
を見ることは欠かせない目
どれくらいの強さか、これから発達するか消えるか……。

今日になって、台風4号の「目」は、
よどんだ印象を受けるようになってきた。
こういう目になると、台風はどんどん弱まっていく……。
と思いきや、
夜になってまた少し、シャープな目になってきたような衝撃

気象衛星の写真を動画で見ると、
目が大きく開いたり、閉じたりを繰り返し
まるで周期的に睡眠を取っているようにすら思える。

※目が開いたり閉じたりするのは、
短い周期で少し元気になったり、
少し弱まったりするためです。

人間が台風を モンスターのように感じてしまう一因として、
この「目」の存在があるのかも知れない。


明日以降、台風4号は
加速しながら日本列島を縦断するとのこと。
飛ばされそうなものがないか、チェックしてこようか。。。


「腐っても台風」という"パロディー慣用句"があるとおり、
弱まってきても台風は台風。
警戒が必要なことには変わりありません。

***************添付写真************************
13時頃のレーダエコー。
渦巻きと「目」が、はっきり捉えられています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする