阿武山(あぶさん)と栗本軒貞国の狂歌とサンフレ昔話

コロナ禍は去りぬいやまだ言ひ合ふを
ホッホッ笑ふアオバズクかも

by小林じゃ

行尊舎貞国

2020-02-10 09:57:47 | 栗本軒貞国
「狂歌家の風」で書籍検索すると、「享保以後大阪出版書籍目録」という本が出てきて、書名索引で「狂歌家之風 一七四」とあり、その174ページを見ると、

  狂歌家之風 一冊

  作者 貞國 (藝州 廣島)

  板元 譽田屋伊右衛門 (博勞町)

  出願 享和元年九月

  許可 享和元年十二月七日 

とあって、これは別に新しい情報ではなかった。これだけだと思っていた。ところが、昨日この本を見直していたら、これとは別に著者名別索引があり、そこには、

   行尊舎貞國 廣島人
     狂歌家之風 一七四

とあって、「行尊舎貞國」の記述があった。これは狂歌秋の花に出てくる竹尊舎貞国の誤読誤写の可能性もあるのだろうか。

この本には上方の狂歌師はちゃんと五文字で書いてあるのに、狂歌桃のなかれの項の星流舎貞石も貞石だけになっていて、貞国もこの行尊舎がついてる以外の二か所は貞國だけで、ちょっと差別意識じゃないかと嫌な感じになる。いや、それはもうちょっと調べてみないとわからない。今回はこういう記述があったとメモするに留めよう。

すでに来ているのか

2020-02-10 08:57:29 | 日記
父が週一度お世話になってる訪問看護の看護師さんは先週、コロナウイルスは既に広島に来ていると言われていた。じたばた洗髪の準備をしながらだったから、それ以上突っ込んで聞かなかった。何か知ってるというより、そういう心構えで行動されているのだろうと思っていた。

しかし今民放でやってるの聞いたら、コロナウイルスの検査は湖北省しばりがある、すなわち湖北省帰りや湖北省の人と接触した場合しかやっていない、保健所に頼んでも湖北省と関係なければ検査してもらえないと言っていた。先日、「国内で散発的流行が起きていてもおかしくない」という感染症学会の見解も出されていて、あちこち感染者がいる可能性もあるとは思っていたが、本当にそうなりつつあるのだろうか。

もっとも、もしそうだとしても大騒ぎする必要はない。日本では重症者の例を聞かない。子供もかかりにくい。前にも書いたが、我々ができることは同じで手洗いうがい等が重要であることに変わりはない。うちの場合、高齢で持病もある両親が感染したら危ないとは思うけれど、それはインフルエンザでも同じ事だ。私がより一層の注意をしておかないといけないのだろう。