社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

元社会科塾講師が勉強方法や社会科について
書いています。

歴史模擬授業も展開中♪

なぜ私は社会科の塾講師になったのか?第18回 大学時代3 友人との出会い

2013年07月16日 22時27分19秒 | 私自身のヒストリー

しばしば間が空いてしまい失礼いたしました。シリーズ再開です! 

 エッセイ「なぜ私は社会科塾講師になったのか?」 

 

第19回  大学時代3 

 

前々回・前回には,大学に入学したものの,自分の入った日本文化学科には興味が持てず,「自分の趣味がない!」ことが発覚し,

趣味を見つけ出すことに必死になったが,見つからず,また,友人もなかなかできず苦しかった,というお話をしました。

 

今回は2回に分けて,「趣味」と「友人」に出会えたお話をしたいと思います。

 

私の大学は前期と後期に分かれていて,4~7月が前期日程,9~12月と翌年1月 が後期日程になっていました。

 

1年ときだけ「体育」の授業がありました。

前期と後期で,それぞれ1つのスポーツを選ぶ,という形でした。

 

前期のときは,当時,よくお話していた友人たちと同じスポーツを選びました。

団体競技であるスポーツで孤立するほどおそろしいものはないですから・・。

 

後期でも,前期で一緒だった子と同じスポーツをしよう!と思っていました。

しかし,そのスポーツの定員が満杯になってしまって。

それで,先生が,「じゃんけんして,負けた人たちは他の空いているスポーツに移ってくれ」と。

 

・・そして,じゃんけんしたら,他の子は勝ったけど,私は負けた・・

 

「やばい・・,私,一人だ!」と怖くなりました。

 

他のスポーツで人数が空いているのは,サッカーしかありませんでした。

 

サッカーの先生のところにいくと,女の子が1人だけ座っていました

 

「え?一人?」と,びっくり。

一人になるのが怖くて,話が合わない子からも離れたくなくて必死だった私。

 

でも,その子は,平気な顔で一人で座ってる。

 

その子の隣に座ると,その子が笑顔で「よろしくね!」と。

 

「うおー!この子はなんて強い子なんだろう!」と。

 

体育の授業終了後,その子と一緒に更衣室に行き,一緒に更衣室を出ました。

二人とも,このあと,授業がなく,帰るだけでした。(部活もない曜日でした。)

こういう場合って,一緒に帰るのが普通だと思っていました。

 

しかし,その子は,笑顔で「私,本屋寄りたいから,バイバーイ!」と。

 

びっくりしました!

 

「へ?」という言葉しか出ませんでした。

 

でも,このとき,嫌な感情が全然出ませんでした。

今までだったら,「私と一緒にいたくないのかな?」とネガティブな考えをしてしまっていたかもしれません。

 

しかし,あのときは「あの子は,なんて自由奔放なんだ!」と!

あの子のバイバイした笑顔に一瞬にして惚れてしまったのです

 

私は,大学に入学してから,そのときまでは,「友人」という存在をつくることに必死で,話したことがある人に

なりふり構わず「友人」になろうとしていました。

 

でも,私はあの子の笑顔を見た瞬間に,「あの子と友人になりたい!」と思ったのです。

積極的に「友人」になりたい!と

 

でも,あの子にも,もう仲の良い友達がいるだろうから,私はその輪の中に入れるんだろうか?と心配になりました。

 

 

 

 

その数日後のことです。

 

1年の前期では「日本文化学科」の講義を中心にとっていました。

しかし,後期では,卒業単位になる一般科目は,日本文化関係でないものも選ぶことにしました。

前期で,日本文化について,どうしても興味が持てなくて・・。(今は違います。) 

どうせ,専門になったら日本文化関係の講義を嫌でもとらなきゃいけないんだから,

一般科目は,卒業単位になるなら,日本文化じゃないのも選ぼう,と。

 

そこで,とった講義の中の1つに「西洋近代絵画史(正式名は忘れました。)」がありました。

なぜ,その講義をとったのかは,時間割の関係で,その時間にとることができるものがそれしかなかったから。

 

 

しかし,その「西洋近代絵画史」が私にとって運命の出会いだったのです

 

 

その講義のため,教室にいくと,体育で出会ったあの子が座っていました!1人で

 

「あ!あの子だ!・・でも,友人たちが後から来るだろうから,私は別のところに座ろう」と思い,私は一人で別の席に。

 

・・・しかし,授業開始1分前になっても,その子の隣には誰も来ない。

 

「もしかして,同じ講義をとっている友人はいないのかも?」と思い,

意を決してその子のところに。

「隣,座って良い?」と聞いたら,その子は,また笑顔で「いいよー!」と。

「ああ,なんてステキな笑顔なんだ!」とまた惚れ惚れ(笑)。

 

その子とは,大学1年の間,この「西洋美術史」と「体育」の授業で会ってお話するだけで,

一緒にご飯を食べたり,一緒に帰ったりはしませんでした。(後から聞いたら,あの子は,別の子とお弁当食べていたそうです。)

でも,一緒にいる時間が至福のときでした。

「短くても良い。心の底から好きだ!

 と思う子が近くにいるだけで私は幸せだ。」と。

 

大学1年のときは,昼ごはんは一人で食べたり,たまたま一緒に会った子とご飯食べたり,と自分1人でいることが多かったです。

 

でも,前期のような,近くにいても,「友人」という関係かわからない状況よりも,

1人でいることが多くても,会うと心が温まる人物がいる状況の方が幸せでした

 

また,趣味も見つかりました!それが,「西洋近代美術史」の授業での出会い。

 

それについてはまた次回。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

ランキングに参加しています♪押して頂けると嬉しいです。

ランキングの順位があがると,なんかうれしくなり,更新も楽しくなります。

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村

 

人気ブログランキングへ

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。