再来週が担当生徒の中間テストなので、現在、範囲の勉強をテスト対策プリントを作成中です。
数学や理科、社会系の科目って、多少の傾向・変更はあるけど、何年経っても書いてあることは変わらないし、教科書を前から順に勉強していくので、担当初年に勉強をしたら、それを毎年上乗せしたり、見直したりすれば、授業は出来ます。だから、今回の私のように、出産→子育てで時間も精神的余裕もなくなるから、世界史を向こう一年分、予め勉強しても、損はないんです。
また、そのまま受験にも直結するので。
しかし、文法をのぞく、英語系、国語系はそうもいかない。
教科書によって、取り扱っている文章が違うし、そのまま入試問題に直結しない。(だからこそ、教えるのが難しい。)
だから先取り学習にも限界がある。
高校だと学年ごとに扱う教科書が違うこともあるし、教科書で学習する順番も学校の先生次第なので、。
さらに、大学入試なら、覚えるべき単語などは教科書外を越えているし、教科書の文章も覚えるというより理解する、読解力を鍛えるという意味合いが強いので、まだ良いんですが、高校入試ではそうもいかない。
高校入試では、私立入試でもたいがい教科書準拠の問題が出るので、英単語は教科書で出ているのかしっかり確認しないといけないので。(多少、地域により扱う教科書が違うので、一概には言えませんが。)
数学・理科・社会が楽で、国語・英語は大変という意味ではありません。
ただ、毎年教える内容が受け持ち生徒の教科書に左右される幅の大きさの違い、一度予習しておけばそれ以降大きな変更があるかないか、などは差があるなぁと思います。
だから、よく数学・理科の先生と、国語・英語の先生と対立することがあるんですが、こういう違いもあるのかな?と。
社会は、時事問題など毎回変わる内容や、地理などの内容は毎年変化はあるので、彼らの対立のちょうど調停役にぴったりなハズなんですが、数学・国語・英語至上主義の先生が立場上強いと、肩身が狭く、調停できないことも多々あるんですよね・・。
各教科の先生の対立ってなんだか理不尽な気がするので、フリーになった今はすべての教科を教え、教科を介しての人間同士の対立に巻き込まれないのは、すごく幸せです。
まあ、その分、大変といえば大変なんですが。