風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
感謝です。

「私のインタヴュー」です。

2012年10月21日 | 日記

高峰 秀子さんの「私のインタヴュー」が、新装出版されました。

早速、さんくす図書館に予約しました。

 

これは高峰 秀子さんが、街の美容師さん、女中さん、灯台守さん、サーカスの女性たちなど、

さまざまな分野の仕事を持つ人への、インタヴュー集です。

世間を知らない女優の興味ではなく、小学校もろくに行かせてもらえなかった、高峰さんの自分探しのようです。

「映画界しか知らない、ノータリンの自分」

「自然が、私にはいつの日にも一番好ましい。背伸びほど嫌いなものはない」

「私は無学だからね…」 

流しで菜っ葉を洗いながら、ポツリとつぶやきます。

当時、日本を代表する女優だった、高峰 秀子さんの生きざまに、心地よい刺激を感じます。

(新潮社 「婦人公論」昭和32年1月号~12月号連載 1,400円)