車の中では、ワルター・ギーゼキングのCDばっかり。
ラベルとドビュッシーをばらばらで聴いている。
昔からなんだが、ラベルとドビュッシーの区別がつかない。
区別をつけずに聴いているといえばいいか。
弦楽四重奏でも、だいたいが、この二人はカップリングされている場合が多く、
たとえば、アルバン・ベルクSQのもイタリアSQのもそう。
そんな区別のつかないふたりの合間に
すっきりと個性をもっていつもぼくに迫ってくるのが
フランクとフォーレ。
少し流れれば、イギリスにわたって、ディーリアス。
ピアノと西欧に飽きてきたようなので、
車から降りたら、今事務所では、
アレステッド・デベロプメント。
ジャズの、どいつもこいつも「打開してないなあ」なんて
いらいらしてくるといつも、自分の中の打開策として聴くのが
スライ・アンド・ファミリーストーンなんだけど
アレステッドの脳天抜けた、調子がなかなかいい。
ハミガキに入っている、ハーブの香料みたい。
なんかきょう、インフルエンザの快気祝いみたいなもので
ミシェル・ンデゲオチェロの新譜でも買いに行こうか。