ぶんぶんトークの会 ~横浜市栄区で脱原発に向けてあらゆる方法を勉強し話し合い行動する会~

本郷台の「SAKAESTA」で毎月第3日曜日に定例会を開いてきましたが、都合により当分の間、会合を見合わせています。

雨ニモマケズ 待望ノ新刊紹介シマス

2016-12-24 00:37:33 | 日記
雨ニモマケズ 外国人記者が伝えた東日本大震災

ルーシー・バーミンガム (著) デイヴィッド・マクニール (著)
定価:2160円 えにし書房 2016/12/21

 

2016年も余すところ1週間。
天皇誕生日の23日は気温がぐ~んと上がって9月並みの陽気だったとか。
そんな異常気象もあってか、22日には糸魚川ではフェーン現象の南風に煽られて150軒もの民家が炎上するという大火が発生、歳の瀬を控え多くの市民が路頭に迷う大惨事となってしまったのですね。

さて、そんな折も折、ぶんぶんの有力メンバーであるNさんが翻訳グループの一員として出版に携わったという新刊がようやく書店の店頭に並んだという知らせが届きました。

「雨ニモマケズ」……東日本大震災の翌2012年にアメリカで出版され話題になったそうですが、なぜか肝腎の日本では訳書の刊行が遅れ、年末ぎりぎりセーフという次第。
あいにくぶろぐ制作本舗の編集子も未読のため、版元の口上をそのまま転載させていただきます。


《本書の概要》
日本在住の外国人記者二人による迫真のルポルタージュ。東日本大震災を生き延びた6人の証言者(タイ系アメリカ人英語教師、保育園の調理師、漁師、高校生、桜井勝延南相馬市長、原発作業員)への震災直後のインタビューを中心に、客観的視点からバランス良くまとめ、2012年アメリカで出版され話題となる。「民」の驚くべき底力と、政府、東京電力を中心とした「官」と大手マスコミの脆弱、醜悪ぶりが、淡々とした筆致によって鮮やかに浮かび上がる。市民グループ有志の翻訳を元に日本語版として改めて問う。

《著者について》
ルーシー・バーミンガム
東京在住のジャーナリストで、脚本家・編集者・フォトジャーナリストとしても活動している。長年、米国タイム誌とそのインターネット版であるTIME.comの記者として働き、またウォールストリートジャーナル、ニューズウィーク、ブルームバーグ、アーキテクチャル・ダイジェストなどの有名新聞・雑誌にも寄稿している。2000年よりNHKの番組に携わる。著作に "Old Kyoto - A Guide to Shops, Inns and Restaurants."がある。
デイヴィッド・マクニール
エコノミスト誌、ザ・インディペンデント紙の記者で、クロニクル・オブ・ハイヤーエデュケーションのアジア地域特派員。社会学の博士号をもち、アイルランド、英国、中国の大学で教鞭をとった経験を持ち、現在は上智大学講師としてメディアと政治の講義を担当している。2000年より、妻と息子と共に日本に在住。


なお本書の版元は2014年6月に設立された「えにし書房」という小さな出版社。
Nさんへのエールと本の宣伝をかねて版元の素顔を紹介しちゃいましょう。


◆設立趣旨
(当面)ひとり版元を設立しました。
どうにも生き(息)ぐるしいのは、世間だけでなく出版界も同じですが、
「どうせ苦労するなら、自分のやりたいようにやってみようか」ということで、
思い切って版元を立ち上げてしまいました。
まずは、つぶさずに続けることが大前提ですが、超低空飛行でも30年、
500点出版を目標にしています。
また、この新しい流通方式は、小生がずっとやりたくてできなかった形です。
ささやかながら、出版界に新風を送り込む一翼を担うことができれば、
と考えています。
しばらく、戦争モノが続きますが、歴史を中心にちょっと変わったものを月イチで出していく予定です。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
                       えにし書房代表 塚田敬幸

◆所在地:〒102-0074 千代田区九段南2-2-7-北の丸ビル3F
        Tel. 03-6261-4369 Fax. 03-6261-4379

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