ぶんぶんトークの会 ~横浜市栄区で脱原発に向けてあらゆる方法を勉強し話し合い行動する会~

本郷台の「SAKAESTA」で毎月第3日曜日に定例会を開いてきましたが、都合により当分の間、会合を見合わせています。

新春特別講座「わかりやすい脱原発」

2013-12-28 18:42:40 | 日記
脱原発の講義を聴講しませんか 1月27日、関東学院大学(金沢八景)で

2013年も余すところ1時間足らず。
アベノミクスの効用?で株価が大幅に上昇したことから、政府与党はもとより経済界は原発の再稼動に向けて前のめりで、脱原発をめぐる状況は厳しさを増す一方のまま新しい年を迎えるのですが、どっこい2014年もまた脱原発を願う市民のパワーは様々なかたちで炸裂しそうです。

私たち「ぶんぶん」主催の映画上映や講演会などの参加者の中には地元栄区や港南区だけではなく鎌倉や金沢区・戸塚区などで活動をしている様々なジャンルの専門家の方がいらっしゃるのですが、その中の一人でいわば会友ともいうべき新井克己さんから新春の便りが(ちょっと早目に)届きました。

新井さんは元原子力発電所の配管設計技術者でありながら、脱原発運動の市民活動家。
その新井さんが来春、関東学院大学の金沢八景キャンパスで「脱原発」に向けた特別講座でレクチャーを行うそうです。そして担当講座の教授から「一般市民の受講も大歓迎」とフリー・パスを得ているそうですので、若者に混じって大学の講義を受講してみませんか?(むろん受講料不要です)

      
●開催日時と教室  2014年1月27日(月) *教室:関東学院大学金沢八景キャンパス7号館201号室
     ・1回目 午前10時40分より約50分           
     ・2回目 午後 2時40分より約50分
      (注)1回目と2回目の講義内容は同じです。

●講義の内容  
  脱原発についてのDVDを観ながら、現在停止中の原発の危険性と
       問題点について、最新の情報も交えながら分かり易く説明します。

●講 師  新井克己:元原子力発電所の配管設計技術者
      現在、東海第2原子力発電所差止め訴訟原告、大間原発建設
      差し止め訴訟原告、及びさまざまな脱原発運動に参加中。

           

無関心な人(トクトク通信12/26号)

2013-12-25 15:58:07 | 日記
大変遅ればせながら、有吉佐和子「複合汚染」を読んでおります。
選挙の応援を頼まれて候補者と一緒に車で回るんですが、
食品添加物や工場排水がいかに危険か、
四日市ぜんそくでいかに赤ちゃんが苦しんでいるか、
涙ながらに訴えても、聴衆の反応がないことに有吉さんが考え込んでしまう
という描写が出てきます。
私の手元にあるのは文庫本ですが、昭和54年の発行になってます。
無関心な人は、いつの時代も無関心なんだなあ、と思ったのでした。
(さかえトクコ)

飛田晋秀写真展「福島のすがた」開催中

2013-12-23 18:26:01 | 日記
飛田晋秀さんの写真展「福島のすがた」開催中です  急ぎ「県サポ」へ! ~27日まで

「さよなら原発:かながわ」のMLを通じて緊急拡散希望の情報が届いていたのに、何かと慌しい3連休
を過ごしていたため、つい紹介が遅くなりました。

本日が初日で、今週末まで「福島のすがた」を描く写真展が開かれています。
各種の集会や会合に限らず、歳末の買い物などでお出かけのついでに、ぜひお出かけください。
会場は横浜駅から徒歩5分と至便です。℡ 045-312-1121
以下、迫力あるスナップ1点と開催案内状を。(ブログ制作本舗編集室:M&M)


 

(ご案内)12/23~27 飛田晋秀 写真展「福島のすがた」が横浜で開催

福島県三春町生まれ・在住の写真家、飛田晋秀(ひだ しんしゅう)さんの写真展「福島のすがた」が、かながわ県民センターにて開催されます。

飛田さんは2011年3月11日の東日本大震災および福島第一原発事故後の様子を伝えています。「事故を風化させたくない」、「福島県民の思いを知ってもらいたい」として、地震で倒壊した家屋、荒れ果てた常磐線の駅、津波で破壊された漁業施設、野生化した牛、雑草が伸び放題の田畑などの写真を公開しています。

「福島のすがた」写真展実行委員会では、後世への警鐘として、将来の「日本のすがた」を考える糧として、何よりも東北の復興・福島の再生を願って今回の写真展を企画されました。初日12/23には飛田さんの講演会があります。また、写真展会場では記録写真集や郷土玩具なども限定販売されます。ぜひ、お立ち寄りください。

内容:写真の展示(140点)《入場無料》
日時:12月23日(月・祝)~12月27日(金)9時~19時
会場:かながわ県民センター1F 展示場
   横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2(JR横浜駅西口5分)
主催:「福島のすがた」写真展実行委員会 ホームページ
http://www.hida-fukushima.com/index.html

☆飛田さんによる講演会  
日時:12月23日(月・祝)11時
会場:かながわ県民センター 3F 301会議室

年内トドメの反原発行動

2013-12-20 22:16:22 | 日記
22日(日)に再稼動反対集会&国会包囲デモ



20日(金)午後、東京はじめ西日本各地で初雪を記録――。
このところの寒さで全国的に身が縮み、すっかり年末そして冬休みモードに入ってしまった感がありますが、この日は再登板1年を目前にした安倍首相がテレビ各局の報道番組に次々と生出演し原発再稼動の必要性を訴える一方、女川原発の再稼動に向けた審査申請が報じられるなど、脱原発を求める運動は厳しい局面に立たされています。
でもこうした中で、今夜もまた首相官邸前では反原発の抗議行動が行われたほか、明後日には大規模な反対集会&国会包囲デモが予定されています。
首都圏反原発連合から届いたアクション・プランを掲載します。


年内トドメの大抗議!!!1222 再稼働反対★国会大包囲

日時:2013年12月22日(日)
主催:首都圏反原発連合
協力:さようなら原発1000万人アクション / 原発をなくす全国連絡会 /
脱原発世界会議 / 経産省前テントひろば / 再稼働反対阻止全国ネットワーク

○12:30 開場 /入場無料(先着順 3000人)
○13:00~14:00 集会(日比谷公園野外音楽堂)
○15:00〜15:15 国会包囲スタートミニセレモニー(衆議院第二議員会館前)
○15:00〜15:30 国会大包囲
○15:30~17:00 大抗議(首相官邸前/国会正門前/ファミリーエリア)

★日比谷野音集会/13:00〜14:00 @日比谷野外音楽堂★
登壇者(順不同/敬称略)
*スピーチ
鎌田慧/ルポライター・「さようなら原発1000万人アクション」呼びかけ人
水野誠一/Think The Earth(シンクジアース) 理事長・元参議院議員
木内みどり/女優
*アジテーション
Sing J Roy(ミュージシャン/from 福井)
ECD(ラッパー/from 東京)
ATS(ラッパー/from 横浜)

★国会包囲スタート地点ミニセレモニー/15:00〜15:15 @衆議院第二議員会館前★
*オープニングアクト/Samba Planeta
*国会議員や著名人スピーチ
吉良よし子/参議院議員
鎌田慧/ルポライター・「さようなら原発1000万人アクション」呼びかけ人
水野誠一/Think The Earth(シンクジアース) 理事長・元参議院議員
ほか

★国会前大集会/15:30〜17:00 @国会正門前★
登壇者(順不同/敬称略)
*協力団体あいさつ
さようなら原発1000万人アクション/鎌田慧
原発をなくす全国連絡会/長瀬文雄
経産省前テントひろば/淵上太郎
脱原発世界会議/吉岡達也
再稼働阻止全国ネットワーク/柳田真
*ゲストスピーチ
Sing J Roy(レゲエシンガー/from 福井)
わたなべりんたろう(映画監督)
*ライブ
NORA BRIGADE
EGG BRAIN
ECD + ATS
*国会議員
菅直人/衆議院議員・元内閣総理大臣
笠井亮/衆議院議員
ほか
*抗議参加者のスピーチも受付ます!
国会前抗議エリア内のスタッフにお申し出ください。

「内部被曝を生き抜く」上映会(トクトク通信12/15号)

2013-12-15 21:15:12 | 日記
ワタクシ、パルシステムの会員ですが、カタログと一緒にこのようなお知らせが入っていました。

http://palsystem-kanagawayume.typepad.jp/weekly/2013/11/post-8374.html

この映画は見たことがあるのですが、鎌仲監督と佐々木るりさんが来られるということで、
申し込んでみようと思います。
(さかえトクコ)

鎌倉のパレード(トクトク通信12/13号)

2013-12-13 22:58:32 | 日記
8日の日曜日、鎌倉のパレードに行ってきました。
デモじゃなくてパレードってことなので、明るい色の服にしようと思い、
うぐいす色って言うんでしょうか、そんな緑色の上着を着て行ったら、
結構面白い格好の人がたくさんいて、地味なくらいでした。

観光地なので、いかにも観光に来ました、という人もいれば、
地元でお店をやっているような人もいます。
観光に来た人は、珍しいものを見るようにパレードを見ていたように思います。
パスの中から動画だか写真を撮っている人もいました。
それをどうするのかな、とも思いますが。
時期遅れのハロウィンと思ったのかもしれません。

地元の人のほうが、暖かい目で見てくれていたように思います。
お店がなければ一緒に参加するのに~、って感じで。

これだけの人が同じ思いを持っているんだな、と目で見て確認できたのは
いいことでした。
珍しいものを見るように見ていた人たちも、
何か感じて、考えて、知ろうとするきっかけになったらいいな、と思います。
それが、パレードをやるひとつの意義なのでしょう。
長く続く戦いですから、楽しくないと続きませんよね。
(さかえトクコ)
 

「原発のない未来」への取り組み

2013-12-12 01:13:46 | 日記
山下公園に「フジノ電力」の灯がともりました 自立分散型エネルギーって知ってますか?

 安倍政権は、福島の悲劇をなかったことにするつもりなのか。

 政府が中長期的なエネルギー政策の指針になるエネルギー基本計画の素案をまとめた。
民主党政権の「原発ゼロ」路線を覆し、原発重視の姿勢をはっきり打ち出した。

 しかし原発の安全神話は崩れた。経済性にも疑問符がつく。核のゴミの処分問題も解決
の糸口さえ見えない。原発依存からは脱却すべきである。この政策転換は容認できない。

 素案は、基本計画を議論している経済産業省の審議会で示された。年内に成案としてま
とめ、年明けの閣議決定を目指すという。

――これは10日付け毎日新聞の社説の冒頭です。
多くの国民の反発・批判を無視し、原発回帰をめざす動きは次第に露骨になってきているようです。

でも「原発のない未来」をめざす取り組みは着実に、根を拡げつつあるようです。
実は11月9日(土)に山下公園で開かれた「東日本大震災復興支援まつり」の電源が「藤野電力」というユニークな電力会社(というか自力発電グループ)提供の電気によることがわかりました。(今頃気がついてゴメンナサイ)

古くは甲州街道の宿場町として栄えた藤野町。2007年に「平成の大合併」で相模原市と合併し、今は同市の緑区に属するのですが、もともと自主独立の気運が強かった町(自治体)だけに自立分散型エネルギーをめざす取り組みが生まれたようです。

以下、「藤野電力」さんのHPから復興支援まつりの電力事情を。

生活クラブ生活協同組合と関連運動グループによる主催、東日本大震災復興支援まつりにてステージ電源を担当させていただきました。今回は事前にしっかりした打ち合わせができたので、パネル出力880W、バッテリーバンク48V*115Ahというコンパクト設計での挑戦です。設営直後の朝方はいくぶんか太陽がのぞきましたが、この日の日照はほとんどこれで終了。あとは1日中、分厚い雲が太陽光を遮り、ステージの最後までもつかなぁと心配な状況。最後のバンド演奏では45V前半まで落ち込むような時もあったけど、ギリギリセーフで無事終了!コンパクトシステムなかなか使えるんだなぁ。実にいいデータがとれました。出店者の中には、WSで作ったミニ発電機を活用しているチームが多数あり、同窓会のような楽しさでした。

  

なお「藤野電力」の取り組みについてもっと知りたい方は以下をご覧ください。
http://fujinodenryoku.jimdo.com

12・8原発のない未来へ

2013-12-09 16:44:20 | 日記
イマジン12・8ピースウオーク 古都鎌倉で「脱原発」の訴え



12月8日(日)、鎌倉で開かれた「イマジン原発のない未来 ピースウオーク」にぶんぶんの有志5名が参加
し、鎌倉市役所~御成通り~若宮通り~八幡宮前~小町通りと、紅葉狩りなどの観光客で賑わう市内の目
抜き通りをパレードし、脱原発を訴えました。

あいにくこの日は朝から曇天で肌寒く、参加者数はやや予想を下回ったようですが、それでも小さな子連れ
のカップルからステッキ片手のお年寄りまでおよそ800名もの元気はつらつ集団が古都鎌倉の晩秋の賑わ
いに華を添えました。

「トクトク通信」に先駆けてパレードの概要をお伝えします。





「ぶんぶんトークの会」も賛同団体に名を連ね、パレードに先立ち市役所広場で開かれた
集会で常石代表が挨拶しました。



カラフルなコスチュームで思い思いの鳴り物(楽器)を打ち鳴らし

ビュール村の核施設受入れ事情 

2013-12-03 01:09:38 | 日記
いずこも同じ秋の夕暮れ? *「ぶんぶん編集ステーション」だより

夜なべ仕事で検索していたら「フランスねこのニュース・ウオッチング」というサイトに出会いました。
原発大国フランスにおける市民運動の事情などが詳しくレポートされていて、眠れなくなりそう(笑)。
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/52426-3867.html
とりあえずビュール村という寒村?がいかに金によって蹂躙されていったのか見てみましょう。

2013年5月27日 (月)

「誰が放射能のゴミ捨て場の上で麦を育てたり家を買ったりしたいと思うでしょうか?」ビュール村住民ら、放射性廃棄物の貯蔵施設建設にかかる公開討論会をボイコット―政府は会議中止を受け入れ/ルモンド紙(5月24・26日)

44の市民団体による会議中止の要求は聞き入れられた。

フランス北東部のロレーヌ地方に位置する人口94人の寒村、ビュール村。その地下500メートルに建設が予定されている巨大な放射性廃棄物貯蔵施設の建設に反対する地元住民及び環境市民団体らは、この事業についての初めての公開討論会の開催を阻止した。施設に反対する関係者らは政府に対し、現在進行中のエネルギー政策転換にかかる政策論議に結論が出た後で施設についての討論会を開くよう求めている。

過去20年にわたり放射性廃棄物貯蔵施設の建設に反対してきた地元住民組織「ビュール・ストップ」には、500人余りの地域住民が登録している。しかし反対の声はこれまでことごとく無視されて来た。コリーヌ・フランソワは述べる。

「数年前、この地域に住む4万5千人の有権者が住民投票を求めましたが拒否されました。他方で、政府は施設受け入れへの見返りに3千万ユーロ(約40億円)の補助金を地元自治体に与えました。学校、体育館、老人ホーム―様々なものが建てられました。議員達の良心をお金で買ったのです。」

「経済発展と言いますが、施設の建設を強行すれば地域は『砂漠』になってしまうでしょう。誰が、放射性廃棄物のゴミ捨て場の上で麦を育てたり新しい家を買いたいと思うでしょうか。」

近隣の古い家屋を修理するためにビュールを訪れている28歳のセドリックと地理学を専攻する21歳の学生ブノワもまた、施設の建設がこの地域に悪い影響を与えると強く確信している。

「施設ができたらこの地域はだめになってしまいます。」

「政府は既に土地や森林を買いあさっています。土地の値段が高騰してしまい、若い農業関係者たちはここに住むことすら難しくなっています。」

公開討論会は開かれる見込みすら立っていない。しかし2018年には施設建設の承認にかかる事前調査の実施が、そして2025年には施設自体の稼働が予定されている。そしてその後は、何千年もの間、放射性廃棄物を貯蔵し続けることが予定されているのである。

(抜粋、一部編集)

二つの記事を元に掲載しています。

<元の記事>
●「放射性廃棄物:公開討論会、突然中断」/ルモンド紙(5月24)
« Déchets radioactifs : le débat public tourne court », Le Monde, 2013.05.24
http://www.lemonde.fr/planete/article/2013/05/24/dechets-radioactifs-le-debat-public-tourne-court_3416860_3244.html

●「ロレーヌ地方で放射性廃棄物の『墓場』への抵抗者ら、公開討論会のボイコットを呼びかけ」 « En Lorraine, les résistants au « cimetière » radioactif appellent au boycottage du débat public », Le Monde, 2013.05.26
http://www.lemonde.fr/planete/article/2013/05/23/en-lorraine-les-resistants-au-cimetiere-radioactif-appellent-au-boycottage-du-debat-public_3415813_3244.html

おフランス製の放射性廃棄物ざます(トクトク通信12/2号)

2013-12-02 22:44:19 | 日記
大体、寝る前に歯磨きしながら報道ステーションを見るのですが、
古舘がフランスに行っているのでびっくりしました。
フランスでは最終処分場が決まったのですか。
住民の少ない、産業のない村に、お金をたくさん出して決めたという
いずこも同じ、な感じで・・・
(さかえトクコ)



追記:ぶんぶん編集ステーションから
報道ステーションを見ないで早寝してしまった方のため、夜なべ仕事で
フランスの事情をスクラップしておきました。
ところで「ビュール村」ってどんなところ?