ぶんぶんトークの会 ~横浜市栄区で脱原発に向けてあらゆる方法を勉強し話し合い行動する会~

本郷台の「SAKAESTA」で毎月第3日曜日に定例会を開いてきましたが、都合により当分の間、会合を見合わせています。

「ぶんぶん」の紹介記事をめぐる問題

2016-07-28 00:03:49 | 日記
  「原発のない社会」は禁句か?  東京新聞が無断書き換えは「検閲」と批判!

2011年秋に自主上映した鎌仲ひとみ監督『ミツバチの羽音と地球の回転』への大きな反響をエネルギーに、栄区、港南区、戸塚区はじめ鎌倉などの市民により結成され、原発のない未来をつくるための多様多彩な活動を積み重ねてきた「ぶんぶんトークの会」が誕生してまもなく5年。

JR本郷台駅前の「ぷらっと栄」(区民活動センター)を活動の拠点に、小さな市民グループならではの軽いフットワークと自由な発想を生かし、脱原発を願う多くの横浜市民・神奈川県民の間でゆるやかな人の輪をつくりつなげたいと歩み続け、いまやすっかり地域のひとつの顔に?……(少しオーバーな自己宣伝でスミマセン)

そんな中で、昨年の『ぷらっと通信』に続き、今春には地域情報紙『タウンニュース 栄区版』に会のプロフィールの紹介記事が載ったのですが、そこでは会の広報担当者が区に提出した「原発のない社会をめざす」という表現が「再生可能エネルギー社会の実現をめざす」という言葉に置き換えられていたのですね。むろん事前の相談も通告もなく一方的な但し書きを根拠に。

という次第で、事態が進行中のためこれまでブログでは取り上げてこなかったのですが、このほど東京新聞横浜支局の志村記者が紹介記事をめぐる多くの関係者への取材を通して言論・表現の自由の問題として大きく取り上げてくれました。

6月23日、あーすぷらざで「横浜初上映!」として話題となった松本武顕監督「ハトは泣いている――時代の肖像」の緊急上映(ぶんぶん有志による上映実行委が主催、ぶんぶんや横浜南部九条の会、時を見つめる会などが協賛)には、そんな複雑な事情が隠されていたのです。


 
  東京新聞 2016.7.24朝刊

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   忖度と自主規制、古くて新しい争点です

7月の定例会は24日です

2016-07-17 09:36:40 | 日記
今月の会場は本郷地区センター!  
原則毎月第3日曜日に定例会を開いている「ぶんぶんトークの会」ですが
7月は会場の都合により24日に変更になります。
7月24日(日)15時から、場所は本郷地区センター、2階1号会議室。
時間は16時45分までとなります。(日曜日で17時閉館のため)
お間違えのないようお出かけください。


参院選と原発問題~さあ、投票に行こうよ~

2016-07-10 00:38:31 | 日記
Vote Our Planet. 参議院選挙2016 投票しよう。 

アメリカ生まれのアウトドア用品の老舗ブランドの一つであるパタゴニア。
そのパタゴニア日本支社は福島原発事故以来、環境問題への取り組みの流れの中で脱原発運動の有力なスポンサー企業として発信を続けていますが、今回の参院選でも全国紙への全面広告はじめユニークな取り組みで注目されています。

「皆が一体となって動けば、僕らが必要な政府を選べる。」――特定党派への支持を超えて、地球環境を守る大きな流れを実現したいですね。
以下、同社のHPから。なお詳しくは次のURLをご覧ください。
http://www.patagonia.jp/patagonia.go?assetid=100525


 

写真:ひとけのない双葉町で、スローガンが掲げられた看板の前に立つ、防護服とマスクを身に着けた人。
2011年3月、福島第一原子力発電所の事故により全町民が避難した。
このスローガンは今、皮肉にも原子力への依存の危険性を思い出させている。 Arkadiusz Podniesinski


投票日の僕らの選択は、地域、都道府県市町村、そして全国レベルで、多くの環境問題に直接的な影響を及ぼす。投票こそ自分が直接参加できるアクションだ。来る7月10日、明るい未来のために水、空気、土を守るべく行動を起こそう。

皆が一体となって動けば、僕らが必要な政府を選べる。

参議院選挙2016
Vote Our Planet.
投票しよう。

資料:参院選と原発問題~イタリアの選択~

2016-07-09 21:36:15 | 日記
「脱原発は正しかった」 ~地震国イタリアの選択に学ぼう~ 

いよいよ参院選の投票日。
18歳投票権の導入の年とあって、メディアはあの手この手で若年層の投票率アップを図る各地の選管の動きを報じるけれど、肝腎の天気の具合はどうか。幸い関東地方は晴れるようですが、全国的にはこのところの低気圧の影響で雨に見舞われるところも多いようで、投票率の低さが懸念されます。

が、投票率の高低もさることながら、チェルノブイリ事故から30年の節目の年だからこそ、原発再稼動問題についての対応を見極め投票行動に結びつけてほしいのですね。

というわけで、スクラップしたまま紹介しわすれていた記事から地震国イタリアの賢い選択について。
 

 
  東京新聞2016年4月25日から

イタリアは1986年4月のチェルノブイリ事故を受け、翌87年11月には国民投票によって原発の廃止を選択しているのですね。

エネルギー資源に乏しいこと、地震国であること……大きな共通点を有しながら、なぜ彼我の選択は大きく異なるのか?
30年を経て、閉鎖された4基の原発の解体作業がまだ続き、しかも住民の反発で放射性廃棄物処分場の建設地がまだ決まっていないというイタリア。福島原発事故から5年、頻発する地震を直視し、脱原発に向けエネルギー政策を転換する政治状況が一日も早く生まれてほしいですね。