ぶんぶんトークの会 ~横浜市栄区で脱原発に向けてあらゆる方法を勉強し話し合い行動する会~

本郷台の「SAKAESTA」で毎月第3日曜日に定例会を開いてきましたが、都合により当分の間、会合を見合わせています。

原発のない社会をめざして:速報

2015-03-28 11:25:59 | 日記
南相馬市が「脱原発都市」宣言

もうすでに旧聞?に属するのですが、南相馬市の桜井市長が25日の議会で「脱原発都市宣言」について報告、同日付けで告示したそうです。
一部会派の反対で議会での承認は得られなかったのですが、画期的です。で、以下は3月26日付けの「河北新報」の記事です。

 
 南相馬市は25日、脱原発都市を宣言した。市議会3月定例会で桜井勝延市長が表明した。
 宣言文は、東京電力福島第1原発事故による避難で多くの市民が命を落としたことに言及。「原子力災害を二度と起こしてはならず、世界に向けて脱原発のまちづくりを宣言する」とうたった。
 宣言は2015年度から始まる市の復興総合計画の基本とする。市は30年までに市内の使用電力を全て再生可能エネルギーに切り替える目標を掲げている。
 市議会では一部会派が「脱原発」の文言について「政府に弓を引いているようだ」などと反発。このため議会の同意は得なかった。
 記者会見で桜井市長は「今も放射線の不安が消えず、原発事故は二度とごめんだというのが市民の感情。政府との立場の違いで、われわれが不利益を被るとしたら問題だ」と話した。
 脱原発をめぐっては宮城県美里町が2012年9月、町議会と共催の集いを開き、核兵器廃絶と脱原発の実現を目指す宣言アピールを採択している。


脱原発都市宣言 (平成27年3月25日 告示第29号)

 2011年3月11日、東日本大震災により南相馬市は未曾有の被害を受けた。
 さらに東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い6万人を超える市民が避難を余儀なくされ、多くの市民が避難の中で命を落とした。
 家族をバラバラにされ、地域がバラバラになり、まちがバラバラにされ、多くの人が放射線への不安を抱いている。
 南相馬市はこの世界史的災害に立ち向かい復興しなければならない。
 未来を担う子どもたちが夢と希望を持って生活できるようにするためにも、このような原子力災害を二度と起こしてはならない。
 そのために南相馬市は原子力エネルギーに依存しないまちづくりを進めることを決めた。
 南相馬市はここに世界に向けて脱原発のまちづくりを宣言する。

■ニュース:さくらパレード2015速報版
横浜・本郷台「さくらパレード」が1週間後に迫りました
 

    

さくらパレード2015(予告編)

2015-03-21 16:15:37 | 日記
原発のない未来をつくろう!
今年もやります! さくらパレード


昨年4月6日、満開のさくらの下で行われ、「いたち川畔」を散策する市民の間でちょっぴり話題となった「さくらパレード」が今年も行われることになりました。


  
 晴天に恵まれた昨年のパレードは一部で花吹雪。こんな仮装も登場しました

 ●と  き:4月5日(日) 雨天順延→強雨の場合は6日(月)に 
 ●集合場所:JR根岸線本郷台駅前
 ●集合時間 13:00
 ●コース  本郷台駅前広場~あーすぷらざ前~柏陽高校前~城山橋~ 
        いたち川プロムナード~天神橋~栄区役所裏(いたち川畔)
         ~あーすぷらざ前 *予定

 なお詳しくは近日中にアップする「チラシ」をご覧下さい!


  

このところの陽気で開花は早まりそうですが、チラシ作成が遅れています。
で、かわりにネットで見つけた満開の桜をお届けします。(3/22)

                     

原発のない社会をめざして:「3・10追悼の夕べ」から

2015-03-11 13:23:13 | 日記
しめやかに 決意新たに 追悼の夕べ 横浜公園

横浜公園の石舞台広場など2つの会場で開かれた「3・10東日本大震災かながわ追悼の夕べ」。
あいにくの天候で参加者は200名弱と少なかったのですが、神奈川新聞はじめ朝日、毎日、TVK
など取材陣も多く、さまざまなかたちで報道されました。
すでに目にした方も多いと思いますが、この際、追悼の意味で引用させていただくとともに、ちょっ
と記事の補足を。



朝日新聞 03.11横浜版から

故郷思い祈りささげ 横浜で被災者ら追悼の夕べ
神奈川新聞カナロコから



 東日本大震災の犠牲者に祈りをささげる「追悼の夕べ」が10日夜、横浜市中区の横浜公園で開かれた。震災や東京電力福島第1原発事故の影響で県内に避難している被災者らをはじめ約150人が参加。約500本のキャンドルがほのかに照らす中、参加者が手にしたキャンドルに火をともして、犠牲者の冥福を祈った。
 会場近くの横浜情報文化センターでは、被災者が自らの思いを語る集会も開かれた。福島県大玉村から相模原市内の実家に避難している鹿目久美さん(47)が「大切な娘の健康や命が危険にさらされたことが悔しい。それでも前向きに生きたい」と震災から丸4年を迎える心境を語った。同県浪江町出身の民謡歌手らのコンサートも行われた。
 実行委員長で、同県富岡町から横浜市内に避難している坂本健さん(47)は「支援してくれた人に感謝し、故郷を思い、心を込めて祈りをささげた」と話した。
 催しは昨年に続いて2度目で、県内への避難者や支援者らが主催した。


■追伸=補足します。(ブログ編集室)
坂本健さんは「避難・支援ネットかながわ」の代表、鹿目久美さんは避難者・支援者をつなぐ「母ちゃんず」の一員で、ぶんぶんでは2013年6月の「土曜サロン」にゲストとしてお招きし、避難の実際などについてお話をお聞きしました。
http://blog.goo.ne.jp/bun_bun_talk/m/201306/1

   カテリーナさん

また出演の歌手は二人。
石舞台会場ではウクライナ出身のアーティスト、カテリーナさんが歌とバンドゥーラ(ウクライナの民族楽器)演奏、また浪江町出身の民謡歌手、原田直之さんの唄などが被災者に捧げられたあと、キャンドル献灯とはるか太平洋方向(横浜港)に向け黙祷が行われました。


■続報(03.12)

 

3月11日付け毎日新聞横浜版の記事のコピーが届いたので参考資料として掲載します。
朝日・神奈川とほぼ同じ扱いですが、カテリーナさんの出身や賛美歌「アメイジンググレイス」独唱にふれるなど記事内容は他紙に比べて具体的で、写真も雰囲気が出ていて◎。たまたま鈴木敬子記者の丁寧な取材を横で見ていたのですが、鹿目久美さんについてもふれてくれればパーフェクト?(ブログ編集室:M&M)

原発のない社会をめざして:3・10追悼の夕べ

2015-03-09 23:26:51 | 日記
「かながわ追悼の夕べ」に参加しませんか

直前情報になってしまったのですが、今日10日(火)午後、「東日本大震災かながわ追悼の夕べ」が横浜公園など
で開かれます。

東日本大震災で大きな被害が出た自治体のうち仙台市と周辺部以外では人口流失が止まらず(朝日、9日付け朝刊)、
とりわけ避難者が今でも12万人にものぼる福島原発事故周辺では、ふるさとに戻りたいと考える世帯は1~2割に
すぎないという調査結果も出ています。(同、2月25日付け朝刊)

大震災の被害の実態を直視し、原発回帰の流れを阻むために「追悼のつどい」に参加しませんか? 
あいにく平日の午後ですが「追悼の夕べ」はじめぶんぶんの仲間も多数?参加する予定です。



なお実行委筋から「できれば同じ祈りの場に集っていただきたいと思いますが、ご無理な方は横浜市民放送局の
ご協力によりネット中継も行いますのでご視聴お願いいたします。」というお知らせが届きました。

 ■追悼の夕べ生中継URL
http://www.ustream.tv/channel/yokohama-tv


 ■資料:人口減続く被災地

   
 
  
注:朝日新聞3月9日付け朝刊トップ記事から抜粋