ぶんぶんトークの会 ~横浜市栄区で脱原発に向けてあらゆる方法を勉強し話し合い行動する会~

本郷台の「SAKAESTA」で毎月第3日曜日に定例会を開いてきましたが、都合により当分の間、会合を見合わせています。

3・1鎌倉では映画と講演による被害者の証言

2014-02-23 17:40:27 | 日記
『原発の町を追われて ~避難民・双葉町の記録~』  
『家路』が横浜・黄金町のジャック&ベティで公開される同じ日に、双葉町からの避難民を描いた話題のドキュメンタリー作品の上映会が鎌倉で開かれます。



井戸川克隆前町長の講演、そして堀切さとみ監督とのトークセッション付き。
会場がコンパクトな上開催日が迫っているため前売券がまだ残っているかどうか不明ですが、ぜひ参加してみたい催しですね。

開催要領
日時 3月1日(土)
会場 鎌倉生涯学習センター(JR鎌倉駅東口より徒歩3分)

『原発の町を追われて』本編・続編の上映と井戸川克隆氏(前双葉町町長)の講演会。
 13時15分 開場
 13時45分 開始 (映画上映)
 15時20分 井戸川克隆さん講演
 15時50分 制作者とのトークセッション・質疑応答
 16時30分 終了
主催 ぐるうぷ未来 問合せ group-mirai@yahoogroups.jp

作品解説

福島第一原発のお膝元にあり、2012・3・11直後、全世帯が避難勧告を受けた双葉町。事故から2週間後、町は役場機能を埼玉県加須市に移し、廃校になった高校(旧騎西高校)を拠点に避難生活を始めた。日本初の原発避難民。放射能から逃げるしかなかった人々。「俺たちはどうせ忘れられていくのさ」という避難民のつぶやき……。
・シーン 41
 4月。騎西高校には双葉町民のおよそ2割にあたる1400人が避難生活を始めていた。
東京では脱原発のデモが起こっていたが、原発と共に暮らした町民の心境は複雑だ。原発を信じてきたこと。何もかも失ったこと……。いつ帰れるかアテもない中で、避難民たちはそれぞれの思いを語りはじめた。
・シーン 11
 毎日のように、ボランティアや有名人によるイベントが行われたが、避難してきた人たちは何もすることがない。そんな中、双葉町民は遠い埼玉の地でふるさとの盆踊りを再現させるが、不自由で先の見えない避難生活は変わらない。

 親子代々、東京電力で働いてきた田中さん一家は、爆発当時原発の中にいた息子のことを誇りに思っている。「今までずっと放射能を浴びてきたんだ」と言って、福島に戻っていった。その一方、望郷の念を捨て、騎西高校で書道教室を開く書道家もいた。去る人、残る人……町民はそれぞれの一歩を踏み出したかにみえる。

注目! 3・1被害者の証言集会

2014-02-15 13:44:14 | 日記
いま明かす原発被害の真実! 3月1日、10人が証言/東京

あの日からまもなく3年。被害者の怒りと悲しみを置き去りにしたまま、原発事故の風化を狙い、再稼動に向けた歩みを公然化しつつある政権そして原子力村の懲りない面々……。

ビキニ・デーのこの日、福島原発告訴団による集会では「これでも罪を問えないのですか」と強制避難や自主避難の被害者などによる生々しい証言が行われます。


必見? 3月1日封切りの「家路」

2014-02-14 22:19:40 | 日記
福島舞台の「家路」 ベルリン映画祭で高い関心

都知事選以後、原発の再稼動に向けた動きが表面化し、14日(金)には原子力規制委に対し浜岡原発の安全審査申請が。でも、そんな前のめりの動きに「待った」をかける映画が間もなく封切られるようです。以下、共同通信の配信記事から

世界三大映画祭の一つ、ドイツのベルリン国際映画祭で11日(日本時間12日)、東京電力福島第1原発事故後の福島県を舞台にした映画「家路」が上映され、約700人の観客から長い拍手が送られた。出席した俳優内野聖陽と久保田直監督は「皆さんが関心を持ってすごい集中力で見てくださり、うれしい」と語った。

 
 
映画は昨年、同県川内村などで撮影。長く福島から離れていた青年が原発事故後、立ち入り禁止区域にある実家で生きることを決意し、田を耕しだす姿と、仮設住宅で暮らす彼の家族を描いた。 観客からは「この映画でいろいろな現実を見ることができたが、故郷に帰りたくても帰れない人にはつらい作品では?」など、質問が相次いだ。 
青年の兄を演じた内野さんは終了後、報道陣に「福島の方々にどう受け止められるのかが次なるハードルです」と話し、久保田監督は「閉ざされた土地ができたことを風化させてはいけないと思って作りました。5年後、10年後も残る映画だと思います」と語った。 
「家路」は3月1日以降、全国順次公開。(共同)

というわけで早速、上映館を調べてみると、横浜では3月1日から黄金町のJ&B(ジャック・アンド・ベティ)で。
上映時間 12:00〜14:05 16:20〜18:20 20:25〜22:20(レイト)
なお予告編(90秒)など詳しくは下記の公式HPで。
http://www.bitters.co.jp/ieji/


解説=映画COMから
松山ケンイチ主演で、東日本大震災後の福島に暮らす家族の喪失と再生を映し出したドラマ。先祖代々の土地を守って暮らしていた総一は、震災の影響で故郷を離れることを余儀なくされ、やり場のない怒りを抱えながら先の見えない毎日を送っていた。そんなある日、20年近く前に故郷を出た弟・次郎が帰郷し、警戒区域となった生家に住み着いているという連絡が入る。無人となった村に戻った弟は、ある思いに突き動かされてたったひとりで苗を育てていた。福島オールロケを敢行し、絶望的な状況下でも希望に向かって踏み出す家族の姿を描き出す。「いつか読書する日」「スープ・オペラ」の青木研次によるオリジナル脚本を、これまでドキュメンタリー作品で手腕をふるってきた久保田直監督のメガホンで映画化した。(上映時間118分)

オリンピックが始まって(トクトク通信2/9号)

2014-02-09 15:42:30 | 日記
よその国のスポーツ界の内情はどんなものだか私は知らないのだが、日本のオリンピックでは、
どうもそれに付随して出てくる「精神講話」めいた話が多くて疲れたのである。
どんな仕事にも、初めには不安や恐怖があり、挫折があり、もう投げ出したいと思う経過があるはずだ。
親が死んだり自分が病気になったり、家族が大きな経済的困難に直面して
それを乗り越えなければならなかった歴史もあるだろう。
それはむしろ当たり前の経過なのだ。しかしオリンピックでは、この選手がこうなるまでには
こんな辛さに耐え、周囲の人の温かい励ましがあり、立派な親たちがいたおかげでこうなりました
という話が多くて、私は疲れたのである。

曽野綾子「人間にとって成熟とは何か」より


シドニーで何が起こったのかということについては、本の中で詳しく書いたから、
それ以上語るべきことはない。ただひとつだけここで語っておきたいことがある。
それは東京に戻ってきて、ビデオで録画されたオリンピック中継を見てみたら、
まったく別のものに見えてしまったということだ。
同じひとつのゲームを違った側面から見たというような生やさしいものではなく、
そもそもぜんぜん違うゲームみたいに見えたのだ。だからちょっとだけビデオを見て、
あとはまったく見るのをやめてしまった。そんなものを見ていたら、僕の頭は混乱して、
何がなんだかわけがわからなくなってしまいそうだった。

村上春樹「シドニー」あとがきより


「みなに、もっと、もっと、スポーツをやらせる必要がある。
あれこそ、団体精神のあらわれであり、人生の興味の中心である。
あれをやっていれば、ものを考えることがなくなる。そうじゃないか。
スポーツによって、組織をつくり、その組織体の組織をつくり、そのまた組織をつくりあげる。
超、超スポーツ。これ以上のものはない。
書物には、漫画をふやす。写真を増す。
それによって、頭脳の回転を防ぐことができる。こみいったことは考えられなくなるが、
それもまたけっこうなことさ。」

レイ・ブラッドベリ「華氏451度」より

(さかえトクコ)

都知事選:岐路に立つ「脱原発」

2014-02-08 12:40:05 | 日記
東京から歴史を変えよう! 明日、投開票 

あいにくの大雪で選挙戦最終日の今日の各候補最後の訴えが大きく制約され投票率の低下が懸念される一方、昨夜来のソチ五輪開会式の華やかなライブ映像で、豪華絢爛たる東京オリンピックの開催を選挙公約の目玉とする候補者のエビス顔が目に浮かぶようです。

そんな折も折、前知事の金銭疑惑がらみの辞任から始まった今回の都知事選の最有力候補?とされる舛添候補の金銭疑惑を報ずる記事が届きました。

残念ながら私たち横浜市民に選挙権はありませんが、「日本はいま、原発と暮らしの政策で岐路に立ち、結果は安倍政権の政策を左右する」と書く東京新聞の2月8日付け1面記事と併せ、脱原発の運動、そして都知事選の参考資料として転載します。









2014年1月のワタクシの行動(トクトク通信2/1号)

2014-02-01 14:24:30 | 日記
1月7日に

「内部被曝を生き抜く」上映会 鎌仲ひとみ監督・佐々木るりさんのトークイベント付き

に行ってきました。
もう2月に入りましたが。
ほんと、1月って過ぎるのが早いですね~。

そのときに

子ども全国ネット
http://kodomozenkoku.com/

で、全国の避難者を支援する団体を調べられると知り、早速

守りたい・子ども未来プロジェクト
http://www.mamoritai2940.com/

の登録フォームから申込みました。
で、そこがやっている

ふくしまカフェ
http://blog.canpan.info/fukushimacafe/

ヘ、この間行ってきました。
関内ホールに用事があったので、そのあと寄ったのです。
店長さんとお話することができました。
避難者と支援者が交流できる場所、ということですが、
普通にカレーがおいしいです。
500円です。安いです。

驛の食卓
http://www.umaya.com/

からカレーを運んでくるのだそうです。

長く続けるつもりはない、と店長さんがおっしゃるので、ちょっとびっくりしたのですが、
それは、いつまでも

避難してきて支援される人←→支援する人

という関係性を続けるつもりはない、という意味かな、とワタクシは解釈しました。
(さかえトクコ)