B-winds(ブレイスの風)

風になりましょう。人を活かし、未来を生かす風に…
人々を元気付ける(brace)ネットワークを広げていきましょう

馬車は星につなげ/JOYさんとの出会い

2008-04-05 07:24:22 | Weblog
"馬車は星につなげ。(Hitch your wagon to a star.)"

"志を高く持て"という意味の米国の格言です。
この格言を座右の銘にされているJOYさんが、ブレイスネットワークに加わってくださることになりました。TOIC満点の実力者。多くの人材の英語力をTOIC800点以上にまで高めてきた辣腕の英語講師です。

 日本人の英語を世界に通用するレベルにまで高めたいというのが彼女の夢です。日本のように同じ国籍、同じ言語の人々で職場を固めている国は既に少数派になっており、ニューヨークやロンドンに限らず、シンガポールでも、ニューデリーでも、上海においてさえ、様々な国々の人が英語で商談し、英語で会議をする時代になっている。このままでは、英語の下手な日本人は国際社会で取り残されてしまう・・・・。そんな危機感が彼女にはあるようです。

 "人を活かす"という目的で間もなくスタートするブレイスネットワーク。彼女が参画することによって、グローバル化への道が開ける事になります。実際には関西を固めるだけでも時間がかかるでしょう。しかし、"馬車は星につなげ"です。いつの日か、シアトルやバンコク、パリといった都市にも拠点を持つぐらいの気概を持って、挑戦してゆきたいと思います。


志を得ざれば 再び此地を踏まず

2008-04-04 06:48:30 | Weblog

商談先のF執行役員のご子息は、高校卒業以来、あえて夜学の国立大学に通い、昼間は働いて、親の援助を一切受けず、今度は貯めた貯金で海外に留学されるとの事です。この話を聞いて、私は、「志を得ざれば 再び此地を踏まず」という野口英世博士の言葉を思い出しました。

 極貧の中で、母シカや恩師、友人に支えられ、病院に住み込みながら勉学にはげんでいた野口博士。その博士が一度だけ、苦しさに耐えかねて生家に逃げ帰ったことがあるそうです。しかし、博士の母は、心を鬼にして、食事も与えず、博士を追い返しました。

 その後、博士はこの言葉を生家の床柱に刻み込んで、東京に向かい、さらにはアメリカに渡って世界的な細菌学者としての地位を築いてゆくことになります。

 「不退転の決意」という事は、言うのは簡単ですが、実行は非常に難しいものがあります。不退転の決意で臨みたいと思います。


母が望むもの

2008-04-03 07:54:45 | Weblog
「母さん、新歌舞伎座のチケット手に入ったから。二枚あるから、お友達と行ってきたら?」
「わかった。」

 ひさしぶりの親子の会話です。友人のAさんが下さった新歌舞伎座の入場券。それに少しお金を足して、1階最前列の席を母の為に用意しました。Aさんのおかげで実現したささやかな親孝行です。

 しかし、私は母が何を望んでいるかを、私は知っています。

「親が子供に望むのは
①健康であること。
②笑顔で暮らすこと。
③自分のやりたい事をやること。
この3つだけなんですよ。」とN氏。

仰るとおりだと思います。私の母が望んでいるのもこの3つ。新歌舞伎座のチケットもうれしいけれど、それよりも、ただ、私が健康で、笑顔で、自分のやりたい事を元気でやっていってくれればそれでいい・・・・と母は思っているのです。そして、それは、私が子供達に望んでいる事でもあります。

 健康で、笑顔で、自分が志した道をとことん進んでいってほしい。そして、とことん進んでゆきたい。そう思う、きょうこの頃です。

社会人として最も大切なもの

2008-04-02 06:10:03 | Weblog
 きのう、それぞれの会社で新たなスタートを切った3人のうち、最も心配だった22歳のI君に対して私はこう言いました。

 "社会人として大切なものを1つだけあげるとしたら、それは「感謝の気持ち」だと思う。きょう、君の先輩は、君の為に貴重な時間を割いてくれた。おそらく先輩は、君が帰ったあとも深夜まで仕事を続けることだろう。そのことを忘れてはいけない。
 君が会社の戦力として君の給料に見合う利益を生み出すのに、どんなに早くても最低1年はかかるだろう。しかし、会社は君は正社員として君を雇用し、寮まで手配してくれた。そのことを忘れてはいけない。
 まず、「ありがとうございます」という気持ちを持つこと。すべてはそこから始まる。"

 神妙に聞いてくれたI君。最後は私を駅まで見送ってくれました。彼が多くの人々の力を借りながら、これから起こるであろう数々の試練を克服し、一人前の社会人に成長してゆくことを願ってやみません

K君お茶を運ぶ

2008-04-01 06:50:59 | Weblog
 1ヶ月前、A社N社長のご尽力でN社に就職したK君。昨日、商談でN社にお伺いすると、同社の部長さんのご配慮で、慣れぬ手つきでお茶を運んでくれました。こちらの会社では、男女の区別なく、手がすいている者がお茶係になります。いいことだと思います。

 1ヶ月ぶりに見たK君は、見違えるほど男前になって、いい顔をしていました。"彼には頑張ってもらわねばと、今日もハッパをかけたところなんですよ。"という部長さんの顔がほころんでいました。いろいろ頭を打ちながらも順調に育っているようです。

 今日は4月1日。3人の若者が別々の会社で新たな船出をします。K君と固い握手を交わしてN社を去ったあと、「今度の3人も順調に育ってくれれば・・・・。」と、心から念じた次第です。