B-winds(ブレイスの風)

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「かっこよさ」と「大切なもの」

2008-04-22 08:25:56 | Weblog
「今の若い人たちは、"かっこいい"仕事をやりたいという傾向があるように思います。」とN氏。大会社のシステム構築の指揮を取るSEに憧れて入ったIT開発会社。しかし、実際は、来る日も来る日も単純なプログラミング、保守の日々・・・・。"課長島耕作"のような華麗な営業マンを目指して選んだ営業職。しかし、実際は、上司のおしりについてのあいさつ回り、小間使いのみ・・・・。そんな時、「これは自分がイメージした仕事とは違う。」と、入ったばかりの会社をやめてしまう新入社員も少なくないそうです。

 「本当の"かっこよさ"とはそんなものじゃない。自分にとって一番大切な事を実現させる為、一番大切なものを守る為、笑顔を絶やさず仕事をすることではないでしょうか?」

 私はこのN氏のご意見に賛成です。毎日毎日飛び込み営業、客先で門前払い、名刺を破られる日々・・・。油と汗にまみれながら工場長に叱られながら機械と格闘する日々・・・・。俳優になるという夢を実現させる為に、毎晩深夜まで清掃のアルバイトに明け暮れる日々・・・・。しかし、彼らの顔には笑顔がある。大切なものを守り、大切なものを実現させるために働いているのだという誇りがある。もし、そうだとしたら、これほど"かっこいい"事はないのではないでしょうか?