ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

長崎五島列島巡り~長崎喫茶店&おいしいもの

2024-05-12 22:33:35 | たび<国内>
先に、長崎の喫茶店とおいしいものを、まとめてご紹介します。



今回、ぜひ行ってみたいと思っていた昭和な喫茶店「珈琲冨士男」。
昭和21(1946)年創業の歴史ある喫茶店です。





遠藤周作の著書にも登場していて、実際、遠藤周作が長崎に来た時には
必ず寄る喫茶店だったそうです。
キリシタンに興味を持ち始めたきっかけは、遠藤周作の『沈黙』で、
当時、遠藤周作の著書を何冊も読んでいました。
キリスト教関係だけでなく、お気楽なエッセイも随分読みました。







昭和なメニューですね~。
スピリット珈琲とかエッグ珈琲とかブランデーティとか、いろいろ。







実は、サンドイッチメニューが大人気です。



私は、こちらのモーニング目当てで行ったのですが、
ほかのお客さんはサンドイッチを注文していた人が圧倒的に多かったです。



切り込みが入って食べやすいトーストが高々と~。サラダが見えませんね。



こっちにいますよ~。あれっ、そういえば、メニューにはサラダと書いてありませんね。



カップも、いかにも~昭和の喫茶店らしいカップです。



開店時間午前9時30分の少し前に着いたら、既に数人待ち。
すぐに満席となって、行列もできていました。

お昼は、吉宗(よっそう)。
こちらも雨の中、行列ができていました。
古くて素敵な建物の写真を撮りたかったものの、店の前にはずらり行列が。
30分待ちで入ることができました。



もちろん、吉宗といえば、茶碗蒸しです。蒸し寿司とのセット(1540円)で。
吉宗の大きな茶碗蒸し、ほんっとにおいしいんですよ。
銀座店で数回食べたことがあって、おいしさは知っています。
滑らかな茶碗蒸しをレンゲですくうと、じわ~っと出てくる出し汁が風味豊か。
かまぼこ、お麩、シイタケ、タケノコ、鶏肉、ぎんなん、エビと、
中味もぎっしり。こんなに満足度の高い茶碗蒸しはほかにはありません。

1日中、雨の日は、アーケードのある商店街が本当にありがたい!



長崎名産のびわの宣伝販売(品評会の結果発表も)をやっていました。びわ1個まるごと試食も。
ありがたくいただいたら、おいしかったです。今が旬だそう。

次にご紹介するのは、長崎のカステラ御三家の一つ、松翁軒の喫茶セヴィリヤ。
ちなみに御三家とは、福砂屋、文明堂総本家、松翁軒です。



セヴィリヤという店名には、そんな由来があったんですね。



カステラを食べに来たんですけど、注文すると、まず出てきたのが、お茶ときなこぼうろ。ほぉ!



カステラセット850円は、カステラとチョコ味のカステラにドリンク付き。
地元のマダムたちが楽しそうにおしゃべりしていたり、観光客もいたり、
いい雰囲気のお店でした。



夕食は、ちゃんぽんを求めて、また新地中華街へ。会楽園という、人気店です。



ちゃんぽんの太麺もいいですね。
ラーメンを食べる時はいつも半分ぐらい食べると飽きてしまって、
後半戦は惰性?で食べることが多いのですが、
ちゃんぽんは具が多いこともあるのでしょう、最後まで飽きることなく
おいしくいただくことができました。
ちゃんぽんも皿うどんも好きですね~。本場のものは本当においしい!



帰りに、元ダイエーだったらしいイオンで、ピーナッツどうふを買ってみました。



寒天で固めすぎていなくて、ぷるぷる感がとても好み、
これは気に入りましたよ。
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長崎五島列島巡り~長崎乗り物&おいしいもの

2024-05-12 21:46:57 | たび<国内>
聞いて聞いて!!!
昨日、福江からジェットフォイルで長崎入りして、
今日は午前の軍艦島ツアーに参加する予定でした。
ところが、この日に限って大雨!!!
残念ながら、中止となってしまいました。がっかり!!!
もちろん、今回の旅のメインテーマは「キリシタン」。
五島列島巡りで、相当な達成感を既に味わっていて、
まあ、いいといえばいいんですけどね。
せっかく長崎に来たのだから、前から興味があった軍艦島も行きたかった~。

さすがにジェットフォイルはお客さんがたくさん乗っていました。
長崎に着いたら、ああ!都会!!
道路は車だらけで、うるさいし、空気も汚い、ガソリン臭い。
五島では、どこでもウグイスが鳴いていたし、
ほかの鳥もいろいろいました。

路面電車でホテル近くまで。



ガタゴト走る音がいいですね~。





鉄道発祥の地だそうです。公共のものではなかったため、知られていません。



これは、アジサイかな。



ホテルニュータンダという、昔からあるホテル。一度泊まったことがあるような。
「タンダ」って何だろう。昔から気になっていました。
フロントで聞いてみたら、創業者の苗字「反田」から来ているそうで、へぇ~!

広めの部屋です。ここも、ソファーがいいね!



今日の雨の風景。すぐ近くに山や山の斜面に建つ家々が迫っていて、
そこに雨のため、もやがかかっている。神戸に似ていますね。



海も見えるよ~。

昨日、長崎に到着したのは夜。早速、ホテルから歩いて10分もかからない新地中華街へ。
中華街あるあるかもしれませんが、夜は人も少なく、早く店が閉まってしまうようです。
なんとか、ギリギリ入り込んだお店で、皿うどん(太麺)950円を。



お~、具沢山。かまぼこ、キクラゲ、キャベツ、玉ねぎ、肉、エビなど
すごいんですが、分厚いイカの量がまたすごい。



皿うどんの太麺もいいですね。私は皿うどんは細麺が好きだと思っていましたが。
これからは太麺にしよう!



こんな名前のお店です。



長崎に行く機会があれば、絶対食べようと思っていたハトシ。
ハトシの存在は以前から知っていましたが、
ある時、ハトシが広東語の蝦多士(ハートーシー)から来ていて、
ハ=エビ、トシ=トーストであることに気が付いた時には、我ながら感動。
香港でもあるメニューだし、タイ料理でも似たようなものがありますよね。

百貨店の物産展で見かけることはあっても、揚げ立てではないし、
気になりつつも、食べたことはありませんでした。
山盛り皿うどんに、揚げ物のハトシが食べられるか(オーダーは2個からなんです)、
でも、ここで食べておきたい!



エビのすり身が挟んであります。揚げ立てのハトシはサクサクで
確かにおいしいんですが、1個は持ち帰りにしました。



路面電車の車両は、実にさまざまな外観です。ラッピング車両が多いようですね。



新しい車両は、シートが座り心地良く、進行方向に向いた一人席もあります。



長崎駅前。いいな~、路面電車のいる風景。

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長崎五島列島巡り~福江島の教会&お寺

2024-05-11 19:46:43 | たび<国内>
五島滞在最終日。レンタカーを借りて、福江島を巡ります。





よかった~、軽自動車です。



エンジンスタートが、コレ!!ウレシイ!!
キーを回してエンジンをかける嬉しさ。



表示もデジタルではありませんよ~。ただ、ちょっと左すぎるけど。



今日は曇り空。海の色もイマイチです。
まず、何はなくとも、堂崎教会へ。





五島の布教において、重要な役割を果たしてきた教会です。



明治41(1908)年に完成しています。レンガ造りの美しい教会。
中は完全に資料館となっていて、施設名としても「堂崎天主堂キリシタン資料館」。
これまで見て来た教会と違って、拝観料300円が必要です。
内部には、各所から寄贈されたキリシタン関係の貴重な資料が展示されていて、
大村市の方から寄贈された、とても明るい表情のザビエルさんの絵が印象的でした。
内部は撮影禁止なので、ここでご紹介できないのが残念です。
中村長八という、この地区出身の神父さんがいて、
日本人としては初めての海外宣教師としてブラジルに渡り、
17年間、宣教しました。1940年、ブラジルで亡くなっています。
その中村長八神父に関する展示も充実していました。



堂崎教会のミサに参加するため、船で来る人も多く、この浜に着きました。



五島観光歴史資料館も見ておきましょう。
あまり期待しないで行ったら、いえいえ、なかなか良かったんですよ。
ザビエルが日本へ来て宣教を始めて、20年も経たないころ、
五島にも宣教師がキリスト教を伝えたこと、
長崎の大村で人口増加が問題となったことも
五島にキリシタンが来たきっかけであること、
明治時代初期のキリシタンへの拷問(五島くずれ)などなど、
キリシタンの歴史が分かりやすく、バランス良く紹介されていました。



武家屋敷通りにあるふるさと館。



武家屋敷通りの様子を見に行ってみただけです。



教会ばかり巡っているので、お寺にも行きましょう!
遣唐使の使節として唐に渡った帰り、空海がこのお寺に寄ったらしいです。











本堂の天井画が圧巻ですが、写真撮影禁止。
やはり、お寺は落ち着きますね~。







最後、楠原教会も見ておきたかったので、行ってみました。
やはり、ここも圧巻です。歴史の重さを感じます。
これにて、五島列島の部は終了!
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長崎五島列島巡り~世界遺産江上天主堂の奈留島へ

2024-05-10 23:12:03 | たび<国内>
海上タクシーに乗るのは初めて。



操縦室は客席のすぐ前にあり、興味津々で見せてもらいました。
操縦自体は、シンプルで、意外と簡単そう(動かすことだけなら)。



ずーっと見ていても飽きることがない、青い海。

奈留島は人口1800人で、久賀島と比べると町です。
とはいえ、どちらの島も昔はもっと栄えていて、賑わっていたそうです。
この話はどの島でも耳にしました。
一番多い時で、久賀島は4000人ぐらい、奈留島は1万人以上住んでいました。



江上天主堂に向かいます。木々の向こうに見えてきました。







こちらも1家族しか残っていません。
維持するために、奈留教会からお手伝いに来ているそう。
湿気が多いところなので、高床式になっています。
久賀島でも奈留島でもイノシシが増えてしまって、
ここでも周りにイノシシ除けのフェンスが張ってありました。

奈留島では、人口の6割ほどが元々キリシタン系の人たちで、
1割がカトリック、
キリシタンの人たちは明治になって、神道になった人が多いそうです。



ツアーは昼食付き。



新鮮なカンパチの刺身に、煮付け、海藻もおいしくいただきました。



また、別の海上タクシーに乗って、移動します。



これもかなり古そう。後部席は、ソファー席になっています。おもしろ~。



次の目的地は、そこへ行く道路はなく、船でしか行けない、若松島にあるキリシタン洞窟。



弾圧から逃れて、この洞窟に隠れた家族がいましたが、見つかってしまい、
拷問にあうことに。その後、聖地となり、巡礼に訪れる場所となりました。





岩場をぐるりと回り込むと……



こんな穴が見えてきます。



反対側に回ると、こんなふうに見えます。ここが、ハリノメンド。
メンドは、穴のことで、針の穴。ここがキリストを抱くマリア像のように見える、そうです。
そういわれてみれば。

これですべての訪問は終了。解散地の若松港へ向かいます。



鹿が見えます!



何頭も集まっていますよ。



美しすぎる~。



昨日渡った若松大橋を、今回は海上タクシーでくぐります。





海上タクシーを操縦していた方は、その会社の社長さん、
キリシタン洞窟やハリノメンドではかなりスピードを緩めて、止まってくれたり、
いろいろサービスをしてくれました。
最後は、若松港近くでブリ?の養殖しているところに近づいて、見せてくれました。
ちょうど餌やりをしていて、魚がバシャバシャ餌に食いついています。
餌は船から機械で飛び出してくる仕組み。初めて見ました。



お世話になりました~!!

今回のクルーズは、本当に素晴らしいものでした。
個人では訪れることが難しい場所やルートで効率良く回ることができ、
知識・経験が豊富なガイドさんから興味深い話をたくさん伺うこともでき、大満足!
正直、18000円は高いんだけどな~と思いながら申し込みましたが、
参加して本当に良かったです!

若松港で解散。10人のうち私を含め4人とガイドさんは
フェリーで福江に戻ります。ほかの方々は、中通島へ。



来ました~!
中はとてもきれい。かなり新しいですね。



下の階は、ごろ寝コーナー。



上の階は、ゆったりシート。やはり、テレビが付いています。



こんなシートも。船内は、かなり空いていたので、ここに座っての~んびり。



こちらに大きなトラックなど、何台も乗り込んできました。



キッズコーナーまであります。



え~っ!エレベータまでありますよ!
それほど大きなフェリーでもないのに、びっくり。
どの島にも高齢者が多いからでしょう。



福江に戻って、夕食タイム!
「いけす割烹 心誠」という、ガイドブックでもよく紹介されているお店へ行ってみました。
刺身定食1900円。五島でお魚三昧していますね~。



8種類もありますよ。あまり感動しないキビナゴですが、
一応、食べておきたかったので、ちょうどよかったです。
どこで刺身を食べても、醤油がちょっと甘くて濃い、九州らしい醤油が出てきます。



昭和な喫茶店「こふひいや」で、
モカショコラケーキ(お腹いっぱいだったので、一番小さいものを選びました)と紅茶を。

ここも有名な喫茶店ですが、数週間前、福江出身の女優川口春奈が
「人生最高レストラン」で、このお店のドリアを紹介していたんですよ。
まあ、それはどうでもいいんですけどね、昭和な喫茶店に行ってみたくて。
モカショコラは、昭和なバタークリームが使ってあって(多分)、
懐かしい味がしました。紅茶は、きちんと淹れてある紅茶。
食事メニューも確かに気になりますが、
地魚優先ですからね。
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長崎五島列島巡り~世界遺産久賀島の旧五輪教会

2024-05-10 22:14:31 | たび<国内>
「五島列島キリシタン物語 縦断クルーズ編」で、
久賀島(ひさかじま)の牢屋の窄(さこ)殉教記念教会、旧五輪教会堂、
奈留島(なるしま)の江上天主堂、若松島のキリシタン洞窟、ハリノメンドを巡ります。

世界遺産となっているのは、「久賀島の集落」と
「奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)」です。



まずは、福江港から久賀島の田ノ浦港へ。
参加者は10人。ガイドさんは、若松島出身で、久賀島にもう42年住んでいる経験豊かなお方です。



久賀島に長年住んでいるため、経験に基づいた興味深いお話ばかりです。





この地では、明治初期に一番迫害を受けました。
狭い牢屋に200人が入れられ、子どもも含め、42人の死者が出ました。
毎年10月に殉教祭が行われるそうです。



久賀島は、現在、人口は250人ほど。そのうちカトリック信者は約50人。
お世話になった貸切タクシーの運転手さん(後期高齢者)はカトリックとのこと。
旧五輪教会堂へ向かう道は、対向車が来たらすれ違うことができないような細い道が続き、
私は思わずガイドさんに、「ポツンと一軒家」に出てくるような道ですね!と。
運転手さんのハンドルさばきは、見事!としかいいようがないです。

ガイドさんが住んでいる地区も通り、さまざまなお話を伺いました。
高齢化が進み、自分は後期高齢者なのに、若いほう。
90代の人も畑仕事などして、働いているから元気。
やはり若い人は出ていって、帰ってこないので、この地区の3分の2くらいが空き家。



旧五輪教会堂へは、車で行くことはできず、手前のほうから
こんな道を500mほど、歩いて向かいます。
島の人にとっては、海は道路と同じで、船で行くほうが便利のようです。



現役の五輪教会(右側)と、旧五輪教会堂が見えてきます。
今日も絶好のクルーズ日和で、美しすぎる海!



五輪(ごりん)という地区で、苗字としては、「ごりんさん」と「いつわさん」両方がいたそうです。
現在は、もう1家族2人しか住んでいません。
実は、五輪真弓のお父さんが19歳まで久賀島に住んでいたそうで、
おじいさんのお墓もこちらにあるとのこと。



カトリック信者だったようです。





こちらは現役の五輪教会。ほかの地区からも信者さんが来ています。





透明度がすごいです。









明治14(1881)年に建てられ、昭和6(1931)年にこちらに移築されました。
ここはもう使われていないため、中の写真を撮ることが可能です。





教会がどういった建て方をしているかよく分からない時代、
長崎の大浦天主堂を見に行って、実際に建てたのは仏教徒の船大工4人。



この窓が、海の青さと相まって、美しい!









台風や大雨にもよく耐えてきたと思います。





素晴らしい教会です。
車がやっと1台通れるほどの道、駐車場からの美しい風景を見ながらの道のり、
透明度が抜群の海の目の前に佇む木造の教会、
全てが一体となって、感動的な訪問となりました。



ここからは、海上タクシーで、隣の奈留島へ移動します。
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長崎五島列島巡り~福江のホテル・五島牛丼・伊能忠敬の足跡

2024-05-10 21:25:40 | たび<国内>
今日は、今回の旅で一番のメインイベントの日。
「五島列島キリシタン物語 縦断クルーズ編」に参加します。
長くなりそうなので、いくつかに分けることにします。
まずは、福江島のホテル編。

トヨタレンタカーを奈良尾店で乗り捨て、
奈良尾港まで送ってもらいます。



ジェットフォイルで福江港まで30分。早いです。
ホテルは、2019年にオープンした、ちょっといいホテル。
福江港から歩いて5分、便利です。



こちら側は港に面していて、テラスが付いているオーシャンビューの広い部屋はお高く、
私が予約したのは反対側の安いほうの部屋。



それでも、あご(飛魚)が飛んでいる、なかなかいいお部屋です。
広いテーブルに、座りやすいソファー、素晴らしい!
朝食付きで1泊12650円。2泊します。
夕食は、どこで食べようかな~。



ホテルのすぐ近くの公園に、こんなものが。



尊敬する伊能忠敬が測量のため、はるばる福江までやってきたのですね。
五島列島を旅していると、遣唐使が風待ちのため留まったとか(中通島の青方など)、
歴史の中でしっかり存在していることがよく分かります。
国境の街でもあるわけですからね。

福江市街の地図を見ると、中心にアーケード商店街が出ています。
アーケード好きとしては、ほんの少しだけ期待して行ったら、
あ~あ、やっぱりね、シャッターばかりが目に飛び込んできました。
いくつか店を調べておいたつもりですが、一見、入りづらそうな……。

店主は福江出身ではないものの、五島牛を見出し、
人気のステーキ屋となっている「望月」へ行ってみることにしました。
さすがの有名店、ほぼ満席です。
かなりのお客さんがステーキを注文しているようです。
五島牛のステーキは、一番安いロース150gが4900円。おお!
もちろん、ステーキを食べるわけではないので、いいですが。



というわけで、五島牛丼1050円。牛丼だって、食べないんですけどね。
せっかく五島へ来たことだし、少しだけでも食べてみようかと思って。



濃い味付けで、つゆだく状態です。ご飯全部、つゆに浸っています。
玉ねぎはトロトロ。五島牛、ありがたくいただきました。
1050円で貴重な五島牛を体験できたのは良かったです。1050円とお安くいただいたのに……



食事を注文した人には、コーヒーかコーヒーゼリーが付いてきます。
なんだかうれしいですね、こういうサービス。

前日の、オンボロビジネスホテルとは打って変わって、
快適な部屋の気持ちいいベッドで快眠。



朝食は、1階のレストランで。大きな窓からは、福江港が見えています。



五島産のアジ巻きかまぼこ、イワシハンバーグに地魚の照り焼き、
目玉焼きも福江の養鶏場の卵を使っています。
五島うどんも、つい取ってしまって、あ~、朝からお腹いっぱい!
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長崎五島列島巡り~上五島(中通島)の教会

2024-05-09 22:49:07 | たび<国内>
いよいよ上五島(中通島)の教会巡りです。
朝から青空!いいぞ!

有川で宿泊し、夕方には奈良尾港からジェットフォイルで福江に移動するため、
唯一、乗り捨てができるトヨタレンタカーで借りることにしました。
中通島では、行き先によって、港が違うんですよ。
博多行きのフェリーは青方から(昨日、小値賀から利用した便です)、
佐世保、小値賀への高速船は有川から、
長崎、福江は奈良尾。
最初、計画を立て始めた時にはこの仕組みがよく分からず、苦労しました。





またYarisです。北海道で借りました。



このアナログなところが好き。デジタル表示ではないんですよ。
サイドブレーキも、左手で引く、昔ながらの。



レンタカーを借りた時、こんなファイルを持たせてくれました。



島の情報がぎっしり詰まっていて、分かりやすくまとめてあります。





マップコードまで!こんなに!



モデルコースもいくつか紹介されています。



ガソリンスタンドの具体的な位置情報や返却時の注意事項まで!
細やかな気遣いが感じられます。
レンタカーは何度も借りたことがありますが、こんなファイルを貸してくれたのは初めて。
やるな~、トヨタレンタカー。

世界遺産の頭ヶ島天主堂を目指します。午前9時30分~で申し込んであります。



10年かけて、大正8(1919)年に完成した石造りの頭ヶ島天主堂。
堂内の撮影は禁止されていて、ご紹介できないのが残念ですが、
きれいなステンドグラスが印象的でした。













殉教者の名前や出身地が書かれています。



悲しい歴史の1ページ。



キリシタン墓地は、花も植えてあり、きれいに手入れされています。
信者は、もう十数人とのことです。



泣けるほど美しい景色が広がります。
美しい海、青い空、木々の緑。





感動的な美しい景色が次々と目の前に展開します。すごい。



お昼は、昨日行こうと思ったのに休みだった「うどん茶屋 遊麺三昧」へ。



念願の地獄炊き!五島うどんの本場でいただきます。
卵に五島うどん用のつゆを加えて、熱々のうどんを付けていただきます。
あご出汁のつけ汁も出てくるので、お好みで。五島うどんはちゅるちゅるして、大好き!

次の教会へ行く前に、途中、七目という地区にあるアイスクリームメーカー「マルマス」へ。



五島名物のかんころ餅にちなんで、かんころ(サツマイモ)を練り込んだ
ソフトクリームです。滑らかすぎず、素朴な味が人気の秘密なのでしょう。





ぜひ訪れたいと思っていた青砂ヶ浦天主堂。明治43(1910)年に完成したレンガ造りの教会堂です。



ところが!内部は見ることができませんでした。残念。





美しや~。





冷水教会。どの教会も現役で使われていることもあって、内部の写真撮影は禁止されています。







大曾教会も、外観、内部ともに美しさが心に染みわたります。ステンドグラスが素敵。
しばし、静かに座っていると、心が浄化されていくのが分かります。

足を延ばして、若松島まで行ってみましょう!(中通島から若松大橋を渡って行くことができます)











ルルドもあります。





こちらの桐教会は、ここまでご紹介した教会と比べると新しくてシンプルですが……



景色が素晴らしいのです。NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」のロケ地にもなったそうです。



本場の五島うどん、買いましたよ。あご出汁のスープも忘れずに。



かんころ餅も、重いんだけど、一応。あおさは軽くていいね!
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長崎五島列島巡り~中通島路線バスの旅

2024-05-08 19:30:13 | たび<国内>
本日2本目です(1本目はこちら)。
今日のネタは、今日のうちに。
すぐにあとが詰まってくるので。

有川港ターミナルで時間調整して、
同じ場所にある有川観光情報センターで1人乗りの電気乗用車を貸しているようなので、
ぜひ借りたいです!と言ったら、今は修理中か何かで借りることができないと言われ、がっかり。
前から気になっているんですよ、1人乗りのカワイイ乗用車。チャンスだったのに~。
でも、いろいろ話をして、情報もいただきました。



まずは、宿に荷物を預けましょう。1階が居酒屋になっていて、
上が「和風ぺんしょん し喜」です。が、部屋は別館だと言われて、
行ってみたら、ただの古いビジネスホテルでしたよ。うーーー。
和風ぺんしょんという名前が良さそうだと思って選んだのに~。



ありかわバージョン。

早速、お昼は五島うどん、それも有名な地獄炊きを食べようと、
港近くのお店に行ったら、なんと!お休み!
GW明けで休みを取っているようです。休みは不定休と書いてあったんですよね~。
そーゆーことか。
隣の新上五島町観光物産センターで、五島うどんを物色しながら、
お店の人に、五島うどんの店を3軒教えてもらって、
最初の店に行ってみたら、団体が入っていて、満席です、
次の店は、夜しかやっていない模様。え~い、3度目の正直だ!



地獄炊きはなかったので、なんとなく、ちゃんぽん800円を。長崎ですからね。
太麺で、野菜たっぷり、イカもエビもかまぼこも。とりあえず、満足です。

予定より早く中通島へ来てしまって、どうしましょ。
路線バスに乗ってみましょう。
外をずーっと見ていても、ボーっとしていてもいいですからね。
一気に、明日行く予定の奈良尾まで南下。下見も兼ねて。





スカーっとした青空ではないので、写真は少しだけ。
入り江になっている部分が多く、くねくねとバスは走ります。
山も次々と登場します。平地の多い小値賀と違って、中通島は山ばかり。
だからこそ、隠れキリシタン(潜伏キリシタン)が隠れやすかったわけです。
人が住まないような険しい崖のところに住んだりしていました。



中ノ浦教会が見えました。
1時間15分の長い路線バスの旅。1550円。高いけど、楽しいな~。
奈良尾支所前でバスを降りて、目指すは奈良尾神社。



樹齢650年以上といわれる、あこう樹が有名です。



ここをくぐって行きます。





こんな木、初めて見ました。









たくさんのエネルギーをいただきました。



ここも細い路地が広がります。古くて素敵な建物も。



こちらはカフェ併設のゲストハウス。地元産のつばき茶があり、珍しいので。



つばきの葉を炒ったものが入っています。思ったより薄い感じ。香りを楽しむというか。
帰りのバスで、ぐびぐび飲みながら。
島の南半分の様子が少し分かりました。

2食付きのプランですが、夕食は1階の居酒屋でいただく形式です。



五島うどん付きですよ~。



新鮮な刺身の数々。名前を聞いて、すぐに忘れそうですが……
ブリに似ているのがヒラス(ヒラマサらしいです)、タイに、メジナ、イカ、マグロ。
ボリューム満点です。



カツオ(or マグロ)煮。味がしっかりしみ込んでいて、ご飯がススムくん。



鶏の唐揚げ。これでもうお腹いっぱいです!



五島うどんは、何といっても、アゴ出汁が決め手。
上品な出汁で、うどんはちゅるちゅる。しかし~、これもちょっと多いよー。



なぜか、ところ天。お口直しに、いいのかな。

ふぅ~、お腹いっぱいになりました!
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長崎五島列島巡り~2日目から予定変更の波乱!

2024-05-08 07:52:36 | たび<国内>
長崎五島列島を巡る旅、初日からインターネットに届かず、
ブログ更新ができませんでした。書きたいことはたくさんあったのに。
おまけに、小値賀~有川(中通島)の高速船が
欠航となる可能性が大だったため、早速予定変更。

1日目:長崎空港~佐世保~小値賀(おぢか)島
2日目:夜中のフェリーで小値賀島から中通島へ
というスケジュールで2日目の朝を迎えました。



長崎空港から佐世保はバスで移動。途中、ハウステンボスにも停車、
田舎風景の中に突然、ヨーロッパ風の建物が目に飛び込んでくる、
ちょっと異様な光景を目にしました。
佐世保駅に近づくと、どんどん都会になってきて、
ジャパネットの本社と思われる建物も見えました。そう!佐世保ですね!
佐世保駅から高速船乗り場までは、歩いてすぐ。便利です。



せっかく佐世保に来たのだから、佐世保バーガー食べましょう!



おお!さすがのボリューム。でも、小さめだったからよかった。



いよいよ小値賀へ向かいます。乗船時間は2時間15分。
中通島の有川を経由するため、ちょっと時間がかかります。



高速船シーエンジェル。ぶんぶん走ります。早いです。だから、高い。



GW直後とあってか、お客さんは十数人ほど、ガラガラです。
中は、フツーにテレビが付いていました。いいんだけど、日常すぎて。



ついにやってきました!小値賀島。
最初は来る予定がなかったのですが、人口2000人余りの小さな島で
1棟貸しの古民家ステイを始めたり、民泊もやっていて、
その民泊に興味があったため、小値賀を目指すことに。
午後4時まで、散策します。



つい、マンホールの蓋に目が行ってしまって、つい、写真を撮ってしまいます。



隣の野崎島には野生のシカがいるそうです。





なかなか味のある街並みです。楽しい路地裏散歩。



歴史民俗資料館では、いろいろ説明してくださいました。
縄文時代や弥生時代の石器が出土していること、
小田氏が江戸時代に捕鯨を始めて、財を成したこと(資料館はそのお屋敷です)、
世界遺産になっている野崎島の野首教会に関すること、
など、興味深いお話を伺うことができました。

民泊でお世話になるお宅へ行く前に、宿泊先を紹介してもらった
おぢかアイランドツーリズムのスタッフさんに、魚釣りに連れて行ってもらいます。



途中で、餌を購入。



人生初!の魚釣りです。





餌などセットしてもらって、いよいよ!



こんな感じで、待ちます。



スタッフさんがこんなの(名前忘れた)釣りましたが、小さくて、リリース。



ついに!人生初!釣りました!豆アジ!
かなりかなり小さいです。でも、感動。



スタッフさんが真鯛を2匹釣って(夕食用にいただきました)、そろそろ撤収しましょうか。



前方という地区にある、お世話になるお宅は、手を入れながらも
軽く築100年以上経っているという大きなお家です。
元々、奥さまの実家だそうです。



庭先に広がる、この景色!
野崎島が目の前に見えます。晴れていれば、もっときれいなんですけどね~、と。
すごい。
世界遺産となっている野崎島の野首教会へは行く予定で、調べていましたが、
何年か前の台風の影響で一部崩壊して、中には入れず、
最近、大規模な修繕も始まり、外観も見られなくなっているとのことで、
今回行くことは諦めました。



釣った魚を唐揚げにしてもらうべく、外にあるまな板で下準備。この前は畑です。
さすがに慣れていらっしゃいます。
そうそう、島には魚屋がないそうです。誰も買う人がいないから。
自分たちで釣るか、誰かにもらうか。



自分が釣った魚を唐揚げにしていただきます!



こんなに豪華な夕食を準備してくださいましたよ。



いただいたというマグロ。新鮮そのもの!



今日採ったアスパラガスの天ぷらに、アオサと知り合いからもらったイカのかき揚げ。



カツオの和え物。小値賀での食べ方だそうです。
これまでに食べたことがない香ばしさで、箸が進みました。



アオサとつみれ、素麺入りのおつゆも風味豊か。



広いお部屋です。ここでぐっすり~眠りたかったのですが……。
次の日、つまり今日、昼すぎまでレンタカーを借りて島を1周して、
午後の高速船で有川(中通島)へ行く予定だったものの、
その便が時化のため欠航になる可能性が大きいと教えてもらって、
移動できなくなると困るため、急遽、予定変更。
確実に行けるフェリーで行くことにしました。
そのフェリーは、博多を夜遅くに出発する夜行便で、
小値賀発は午前4時50分、青方(中通島)着が午前5時40分という
すごいスケジュールなんです。宿の方に申し訳ないと思いつつ、
事情が事情なので、午前4時に起きて、港まで送ってもらいました。
朝食用のお弁当まで持たせてもらって。







フェーリーは、さすがに大きいです。



無事、中通島に渡ることができそうです。
ちなみに、フェリーは960円、高速船は小値賀⇒有川で2670円の予定でした。



フェリー内の雑魚寝コーナー。上の階には個室もあります。



船内はとてもきれい。2014年に新しく就航したもの。



自動販売機コーナーも充実しています。



女性専用席で、ちょっとだけゴロリ。
みなさん、熟睡されています。
青方ではかなりの人が降りました。中通島は五島列島では2番目に大きい島。
青方から、宿を取ってある有川までは路線バスで移動。
早朝の有川港ターミナルで時間調整しています。



有川港を出発する高速船は、やはり欠航となっていました。長崎行きの高速船も全て欠航。
まずは、中通島へ来ることができて一安心です。
そうでないと、その後のスケジュールに大きな影響が出ますからね。
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GWの文化的活動。CINNAMON~恋する惑星~久高島のイザイホー

2024-05-06 13:04:13 | 日記
多分、ほとんどの人には訳の分からないタイトルでしょう。
GWの文化的??な活動一式です。

GW前半、Led ZeppelinのコピーバンドCINNAMONを観に行きました。
もう結成50周年です。すごい。
名古屋を活動拠点としていて、年1回ほど東京に来ているようです。

紫関係のイベント、チビさんのソロライブの時だったかと思いますが、
顔見知りがCINNAMONの50周年のTシャツを着ていて、
Led Zeppelinのコピーバンド(最近ではトリビュートバンドというようですが)で
CINNAMONは日本一ですよ~、と言っていたんです。
へぇ~、そうだったんだ~。
渋谷のO-WESTに来ることがわかって、行ってきました。
ファンは、当然ながら年齢層高め、メンバーももう70代ぐらいです。
ドラムはメンバー変更になっているようで、若めでした。

CINNAMONは再現性が高く、そこが評価されているところなのでしょう。
ギターも、ダブルネックギターが登場したり、1959年ものが登場したりして、
レアなギターを拝むことができました。
選曲は、意外とバラエティに富んでいて、
最後のアルバム「CODA(最終楽章)」からも。
全盛期のころのアルバムのほうがよく聴いていて、
「CODA」はほとんど聴いていなかったんですよね~。
いずれにしても、Led Zeppelinを生で観たことがない私としては、
十分に楽しめるものでした。
しかし~、午後7時すぎに始まって、途中、トイレ休憩(これ、重要ですからね~)を挟んで、
アンコールが終わったのは、午後10時少し前!
おじさんたち、頑張り過ぎですよー。すごい。

GW後半、下高井戸シネマで香港映画の「恋する惑星」を見てきました。
ウォン・カーウァイ監督やトニー・レオン、金城武を有名にした作品。
日本でも彼らの名前が知られるようになるきっかけとなりました。
そうそう、金城武でしたね。見ていて、急に思い出しました。
中環(セントラル)のエスカレータが出てくるのも、いかにも香港。
重慶大厦(チョンキンマンション)も観光客が一度は訪れる場所。
飲食店の店先にある電話が、あ~!これこれ!と思いました。
スーパーやお店に電話が置いてあって、タダで使えたんですよね。
私も何度か利用したことがあります。

1978年に沖縄・久高島で行われたイザイホーという儀礼の
記録映画も見に行きました。
「沖縄久高島のイザイホー」上映会、紀伊國屋ホールにて。
イザイホーは12年に一度行われていたものですが、後継者不足といった問題があり、
1978年以降は行われていません。
大変貴重な記録映画となっています。
当時、16mmカラーフィルムで撮影されたものをデジタル化するため、
クラウドファンディングで資金を集め、今回完成したものです。
上映後には岡田一男監督の舞台挨拶があり、
トークセッションも行われたのですが、司会者の仕切り方が悪く、
登壇者がそれぞれ時間オーバーして話し続け、
セッション形式で話し合う時間もなく、質問する時間もなくなりました。
それぞれの話は興味深い内容だったものの、あくまで外部の視点で語っていて、
私が知りたい、当事者のその後のことなど、分からないままでした。
ちょっと残念。
「沖縄久高島のイラブー」も見に行きます。



GWの中間、サブナードでPIZZA SALVATORE CUOMOへ。
食べ放題で、いろいろなパスタの種類が楽しめるので、また行ってしまいました。
サラダも充実。ピザも焼き立てでいただきました。







パスタは6種類ぐらい食べたかな。並んでいるパスタは、全部種類が違うもの。



とろとろに煮込んだ玉ねぎ入りのスープ。



デザートも、つい、欲張ってしまいます。

さあ!GWが終わる!これからが本番です!
7日から五島列島行き!ついに!
島巡りしますが、ネット状況がよく分からず、
もしかすると、ブログ更新できないことがあるかもしれません。
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