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タマツノホコリ・3~もみじ台北巻き道

 奥高尾“もみじ台北巻き道”で見つけた「タマツノホコリ(玉角埃)」。ツノホコリ科ツノホコリ属の変形菌で白い半球形の担子体の直径は3ミリほど。ハチの巣状になり周りの担子体と密着して癒合している。その表面はサンゴのように美しい。
 変形菌は落ち葉や朽ち木に発生する微生物で一生のうちに様々な形に変化する。粘菌とも呼ばれるが、粘菌は変形菌以外に細胞性粘菌、原生粘菌と呼ばれるグループを含めた総称になる。粘菌は18世紀にリンネによって菌類と共に植物に分類されたが、19世紀にはヘッケルが唱えた三界説で、植物界でも動物界でもない原生生物界に位置付けられた。近年になってDNA解析によってアメーバ動物(Amoebozoa)という新たなグループに分類されている。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (ぴー)
2024-07-01 20:40:11
こんばんは
タマツノホコリ 美しいですね(=^・^=)
なかなか目に入らず暫く粘菌は見ていないです。
老眼+5倍の拡大鏡買ってみましたが持ち歩くには重かった(笑)
 
 
 
ぴー様 (多摩NTの住人)
2024-07-02 07:40:22
コメント有り難うございます。拡大すると美しさがわかりますが、肉眼ではそこまで見えませんね。
 
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