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ネムノキ・5~葉痕

 神子沢東歩道橋の横に枝を伸ばしている「ネムノキ(合歓木)」。マメ科ネムノキ属の落葉高木で初夏に10~20個の小花が集まった頭状花序が枝先に複円錐花序を作る。樹皮には白い点々があり葉痕には眠そうな“猿顔”があった。
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マルバヤハズソウ

 向山緑地付近の空き地で見掛けた枯れ草。日差しを浴び輝いて美しい。ところが見たことが無い姿で名前がわからない。草丈は30センチほどで茎の基部は木質化しており花も果実も見当たらない。多年草もしくは落葉小低木との目星を付けて図鑑やネット検索で色々調べたが、枯れ姿だけでは難しく該当するものが見つからなかった。
 ついに白旗を挙げて地元の専門家に伺ったところこれは「マルバヤハズソウ(丸葉矢筈草)」と教えてもらった。木質化した茎の様子から一年草とは思いも寄らなかったがマメ科ヤハズソウ属の一年草で北海道~九州の陽当たりの良い野原や道端に生える。ヤハズソウの茎の毛は下向きになるが本種は上向きになる。また葉はヤハズソウが長楕円形で先が尖るが本種は卵形で先が少し凹んでいる。
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キッコウハグマ・16~若葉

 キク科モミジハグマ属の「キッコウハグマ(亀甲白熊)」。北海道~九州の山地のやや日陰に生育する常緑多年草で長い柄のある五角形の葉がロゼット状に拡がっている。写真は若葉の様子で幅は5ミリほど。成葉に比べて細かい毛が多い。
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