小山内裏公園“鮎のみち”で咲き始めた「シュンラン(春蘭)」。ラン科シュンラン属の多年草で早春に10~15センチの花茎を伸ばし細い葉に隠れるように開花する。地面スレスレに咲くので気付きにくいが花には爽やかな香りがある。この花が咲くと春到来を実感する。
『春になったら』
作詞・作曲:奥田民生・トータス松本 歌:伊藤蘭 令和5年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
ナス科ハシリドコロ属の「ハシリドコロ(走野老)」。日本固有種で山地のやや日陰に生育している。全草にアルカロイド系の毒素があり誤食すると錯乱して走り回ることから名付けられている。花期は4~5月で写真は若葉の様子。この中から花芽を伸ばすが右奥の株には蕾が見える。
奥高尾“日影林道”と“逆沢作業道”の分岐地点で見掛けた「イロハカエデ(伊呂波楓)」の若木。ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉高木でこれから植林されるようでざっと120~130本ある。この辺りは既存の高木が伐採され開けた斜面になっており、おそらくここに植林してモミジの林にするのだろう。数年先には紅葉の名所になりそうだ。