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カガリビバナ・2~果実

 サクラソウ科シクラメン属の「カガリビバナ(篝火花)」。地中海地方原産の多年草で日本には明治時代に渡来した。一般的には「シクラメン(cyclamen)」と呼ばれ品種改良によって多くの花色や八重咲きなどがある。写真は原種シクラメンの「ヘデリフォリウム(hederifolium)」で受粉後は花柄がクルクルとゼンマイのように伸びて果実を守るように巻き付く。
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フユザンショウ・2~葉

 ミカン科サンショウ属の「フユザンショウ(冬山椒)」。関東地方以西の低山や丘陵地に分布する常緑低木で雌雄異株。同属のサンショウは冬には全て葉を落とすが本種は常緑で冬でも葉が残る。葉や果実には芳香が無く食用にならない。試しに葉を少し齧ってみたがサンショウのような香気は無くえぐみだけが口に残った。
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シロバナカンアオイ

 “城山かたくりの里”で見られる「シロバナカンアオイ(白花寒葵)」。これは正式名ではないと思うが名札に従っておこう。カンアオイはウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑多年草で丘陵や低山の林内に生育している。カンアオイ属は地域性による変異が多く日本では50種類以上がある。花弁のように見えるものは萼片で花弁は無い。
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