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タチヒダゴケ・1~着生

 ヒョウタンボクの枝に着生している「タチヒダゴケ(立襞蘚)」。タチヒダゴケ科タチヒダゴケ属の蘚類で本州~九州に分布し樹皮や切り株などに発生する。葉の間から直径1.5~2ミリの球状の蒴を付ける。この様子から「コダマゴケ(小玉蘚)」とも呼ばれている。葉は長さ2~2.5ミリで写真はやや乾いた状態だが、湿ると鮮やかな緑色になり大きく開く。機会があればその様子を見てみたい。
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ハシバミ

 カバノキ科ハシバミ属の「ハシバミ(榛)」。北海道~九州の山地や丘陵に生育する落葉小高木で雌雄同株。早春に葉が展開する前に枝の上部から雄花の尾状花序が垂れ下がり、雌花は雄花序の付け根に数個付く。写真は高い枝にあり何とか望遠で雄花序を撮った。ハシバミの果実は直径1~2センチの球形の堅果で9~10月に熟し中の種子は生食できる。同属のセイヨウハシバミの種子はヘーゼルナッツ(Hazelnut)として流通している。
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