goo

ラクウショウ・3~雌花序

ヒノキ科(←スギ科)ラクウショウ属の「ラクウショウ(落羽松)」。アメリカのミシシッピ川の下流域などの湿地帯が原産地で、度々起こる氾濫で根が水没するため気根(呼吸根)が発達している。雌雄同株で雄花序は枝先に長く垂れ下がるので見つけ易いが雌花序は雄花序より基部に近いほうに数個付くのでなかなか見つからない。写真は雌花序で直径5~6ミリ。これは片倉城跡公園のもの。
コメント ( 8 ) | Trackback ( )

タチヒダゴケ・2~葉

 タチヒダゴケ科タチヒダゴケ属の「タチヒダゴケ(立襞蘚)」。本州~九州に分布する蘚類で樹皮や切り株に着生する。先日は蒴の様子を確認したが乾燥していたため葉は閉じていた。この日は雨上がりで水分を含むと透明感のある淡緑色の葉は放射線状に拡がる。この葉の1片は長さ2ミリほど。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )

ハナネコノメ・5~淡紅色

 ユキノシタ科ネコノメソウ属の「ハナネコノメ(花猫の目)」。ネコノメソウの仲間の中では最も華やかで毎年見ておきたい花のひとつになる。花弁のように見えるのは4枚の萼片で花弁は無い。通常の萼片は白色だが、写真の花は萼片に紅色の斑点があり花が淡紅色に見える。愛好家の間では“ピンクハナネコノメ”と呼ばれて話題になっているようだ。
コメント ( 7 ) | Trackback ( )