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ユリワサビ・3~裏高尾

 裏高尾“小下沢林道”で見掛けた「ユリワサビ(百合山葵)」。アブラナ科ワサビ属の多年草で日本固有種。本州以南の渓流沿いなどに分布し早春に直径1センチほどの十字花を咲かせる。葉を噛むと仄かな辛みがある。
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アケボノスギ・4~雄花序

 ヒノキ科(←スギ科)アケボノスギ属の「アケボノスギ(曙杉)」。古来の化石により日本を含む北半球に広く分布しその後絶滅したと考えられていたが、1946年に中国四川省で発見され現存しているのがわかった。一般的には「メタセコイア(Metasequoia)」と呼ばれている。雌雄同株で早春に葉が展開する前に開花する。写真は雄花序でひとつの長さは7~8ミリ。雌花序を探したがやはり高い枝に付くことが多くこの日は見つけられなかった。自家受粉を避けるためか雌花は高い枝に付いていて果実も高い枝にたくさん残っている。
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コウヨウザン・4~花粉

 ヒノキ科(←スギ科)コウヨウザン属の「コウヨウザン(広葉杉)」。中国や台湾に自生する常緑高木で雌雄同株。その雄花序を揺すると花粉が大量に噴き出た。私はもう40年来の花粉症でこの行為はもの好きそのものだが、やはり植物観察のためには好奇心のほうが勝る。
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