goo

ツルギキョウ・5~高尾山4号路

 高尾山“4号路”で見られる「ツルギキョウ(蔓桔梗)」。キキョウ科ツルニンジン(ツルギキョウ)属のつる性多年草で初秋に直径1.5センチほどの釣鐘状の花を咲かせ果実は晩秋に稔る。果実は直径1センチほどの液果。中には細かい種子がある。
コメント ( 10 ) | Trackback ( )

ウラジロ・2~年齢

 ウラジロ科ウラジロ属の「ウラジロ(裏白)」。山地のやや乾燥した山肌などに生育しており葉裏が白いのが名前の由来。ウラジロは毎年一段ずつ成長するのでその段を数えれば年齢がわかる。1年目は渦巻き状の芽が1対立ち上がり、2年目は前年の2枚の葉の間から葉柄を伸ばしてその先端から新たに2枚の葉が出る。3年目も同じように葉が出て積み上がっていく。写真では左側が2段目の葉で中央には葉柄が伸び右側に3段目の葉が拡がっている。1段目の葉は既に枯れており日本では3段くらいで終わるようだ。
 正月の注連飾りや餅の飾りに使われるので良く知られているが、これはそれは2枚の葉を夫婦に譬え次の代に夫婦ができまたその次の代に夫婦ができるというように子孫繁栄の縁起物とされている。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )