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クマヤナギ・2~果実

 長池公園“築池”畔で見られる「クマヤナギ(熊柳)」。クロウメモドキ科クマヤナギ属のつる性落葉木本で北海道~九州の山野や川沿いの土手などに生育している。花期は7~8月で果実は翌年夏に赤く熟すので花と果実を同時に見ることができる。果実は直径6~7ミリの楕円形の核果。生食できるとのことで一粒味見したが最初に感じたのは苦味でそのあと微かな甘みを感じる程度。果実酒などが良さそうだ。
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トチバニンジン・2~開花

 ウコギ科トチバニンジン属の「トチバニンジン(栃葉人参)」。日本原産で山地の林内に自生している。草丈は50~60センチで6~8月にウコギ科らしい散形花序を出しひとつの花の直径は4~5ミリ。雄性先熟で初めに雄蕊が伸びその後に雌蕊の花柱が伸びていくる。その名前は根が朝鮮人参に似ていて葉がトチノキの葉に似ているところに由来している。
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ウシハコベ

 ナデシコ科ハコベ属の「ウシハコベ(牛繁縷)」。北海道~九州の山野で普通に見られる越年草もしくは多年草で花期は4~6月。ハコベの雌蕊の柱頭は3裂するのに対して本種は5裂する。花弁は深く切れ込んで10枚あるように見えるものが多いが写真のものは切れ込みが浅い。これは東中野公園の野原のもの。
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