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虫・6~ハグロトンボ

 長沼公園“中谷戸”の水辺をヒラヒラ飛んでいた黒い翅のトンボ。少し追い掛けやっと止まったところをパチリ。画像を拡大してみると畳まれた翅色は真っ黒ではなく金属のような光沢がある。おそらく「ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)」だと思うが羽化したての若い個体かも知れない。そもそもハグロトンボの翅や胴体は“構造色”で本来の色ではなく光線の当たり方や見る方向で色が変わる。ハグロトンボはカワトンボ科アオハダトンボ属で6~7月に羽化して7~8月に多く見られる
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オオバノトンボソウ・1~長池公園

 長池公園“つくいけの道”で見られる「オオバノトンボソウ(大葉蜻蛉草)」。ラン科ツレサギソウ属の多年草で本州~九州の低山や野に生育している。草丈は30~40センチで6~7月に“トンボ”に見立てた花を10~20個咲かせる。写真の花は終盤で花被片に覆われた雄蕊の葯が役目を終えて褐色になっている。
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ヤマウルシ・3~果実

 ウルシ科ツタウルシ属の「ヤマウルシ(山漆)」。日本全国の山地に生育する落葉小高木で雌雄異株。春に葉の展開と同時に円錐花序を出し直径4~5ミリの小花を多数咲かせる。果実は直径5~6ミリで外果皮に細かいトゲがある。晩秋に外果皮が裂開して種子を零す。これは大戸緑地のもの。
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