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ミゾホオズキ・3~果実

 日影林道の沢沿いで見つけた「ミゾホオズキ(溝酸漿)」の果実。ハエドクソウ科(←ゴマノハグサ科)ミゾホオズキ属の多年草で山地の湿地や湧水地などに生育している。5~7月で長さ1.5~2センチの黄色い筒状花を咲かせ、花後に萼片の中に果実が出来る。萼片の長さは7~8ミリでこの様子をホオズキに見立てて名付けられている。
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イタチハギ・2~果実

 マメ科クロバナエンジュ属の「イタチハギ(鼬萩)」。北アメリカ原産の落葉低木で法面緑化や観賞用に移入された。今は各地で野生化し在来種を脅かす存在になり外来生物法の“要注意外来生物”に指定されている。写真は若い果実で長さは5~6ミリ。この後褐色に熟していく
 ちなみに日本生態学会では外来のほ乳類、鳥類、昆虫、植物などから日本の生態系への影響が大きいものを選定しておりその“日本の侵略的外来種ワースト100”にイタチハギが選ばれている。イタチハギにしてみれば自身の意図なく渡来したのに邪魔者扱いされるのは心外だろう。
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オカタイトゴメ

 中山中学校正門付近の道端に生えている「オカタイトゴメ(丘大唐米)」。ベンケイソウ科マンネングサ属の常緑多年草で花期は6~7月。花径は7~8ミリで花弁は5枚。同属のタイトゴメは海岸性で本種は海岸から内陸部まで広く分布している。当地には良く似たヨコハママンネングサも見られるがこれはとりあえずオカタイトゴメとしておこう。
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